味の素の株価分析!業績好調で大きく上昇推移・株主優待を確認【2802】

調味料で有名な味の素(2802)。今後の株価と配当はどうなるのか、株価指標・業績推移・株価チャートを分析してみました。また、配当推移と株主優待も確認していきます。

味の素の株価POINT
  • 割高感あり、配当・優待利回りは高くは無い
  • 業績好調で大きく株価が上昇
  • 伸びしろがあるが当然リスクもある
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味の素の株価情報と業績推移

味の素の株価情報と業績推移を見ていきます。

株価指標

株価:4,134円
予想PER:26.72倍
PBR:2.84倍
予想EPS:154.72円
時価総額:2兆2,199億円

2022年11月11日終値時点のデータ。
最新の株価参考:味の素(株)【2802】:Yahoo!ファイナンス

PER、PBRともに割高感があります。

売上高と利益の推移

下記は味の素の売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

2019年3月期、2020年3月期と連続減益で厳しい推移でしたが2021年3月期に大きく回復。

2022年3月期も増収・増益で過去最高益を更新。2023年3月期も好調な見通しとしています。

参考:財務(ハイライト)|味の素グループ

株価の推移

下記は味の素5年分の週足株価チャートです。

株価は長期で緩やかに下落していましたが、2020年8月から大きく業績復活したこともあり上昇。

2021年9月以降で見ると3,600円あたりを上限に推移し、やや下落しましたが、2022年7月から再び上昇して好調な推移です。

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味の素の配当情報と株主優待

味の素の配当情報と株主優待制度を見ていきます。

配当情報

2023年3月期の予定年間配当:62円
予想年間配当利回り:1.5%

配当金の推移

下記は味の素の配当金推移です。配当権利日は、9月(中間配当)と3月(期末配当)です。

味の素の年間配当金推移

2018年3月期:32円
2019年3月期:32円
2020年3月期:32円
2021年3月期:42円
2022年3月期:52円
2023年3月期:62円(予)

2023年3月期は増配予定としています。

配当性向は2022年3月期が37.3%、2023年3月期の予想が約40%です。

株主還元方針の確認

株主還元は経営計画(2020年-2023年)にて「配当性向40%を目途に安定的な配当」としています。

参考:経営方針(中期経営計画)|味の素グループ

株主優待制度について

味の素の株主優待は「自社製品の詰め合わせ」です。優待権利月は3月、半年以上継続保有が条件です。

保有株式数優待品内容
100株以上 500株未満
継続半年以上
味の素グループの詰め合わせ
(1,500円相当)
500株以上 1,000株未満
継続半年以上
味の素グループの詰め合わせ
(3,000円相当)
1,000株以上
継続半年以上
味の素グループの詰め合わせ
(4,000円相当)
1,000株以上
継続3年以上
味の素グループ製品または寄付
(7,000円相当)

優待利回り

100株保有で年間1,500円相当とした場合、優待利回りは約0.4%です。

参考:株主優待|味の素グループ

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味の素の事業・決算内容と今後について

味の素の事業・決算内容の確認と今後について考えてみます。

味の素(2802)とは

味の素株式会社(あじのもと、英語: Ajinomoto Co., Inc.)は、日本の食品企業。

「味の素」は、同社が製造販売するL-グルタミン酸ナトリウムを主成分とするうま味調味料で、同社の登録商標。

食品会社として広く認知されており、日本国内だけでなく世界各地にグループ企業や工場を持つ。化粧品ブランド「Jino」などアミノ酸生産技術を活用したケミカル事業、医薬事業も行っている。

味の素 – Wikipediaより一部抜粋

味の素は「調味料・食品」、「冷凍食品」、「ヘルスケア等」のセグメントがあります。調味料・食品事業がメイン事業。今後はさらに海外の割合が増えていく可能性が高いです。

決算内容を時系列に確認

2022年5月11日に決算発表。

2022年3月期の連結最終利益は757億円と発表。2023年3月期の同利益は770億円見込み、年間配当を58円予定としています。

2023年3月期1Q決算

2022年7月29日に決算発表。

2023年3月期1Q(4-6月)の連結最終利益は277億円と発表、前年同期比25.7%増となりました。

2023年3月期2Q決算

2022年11月7日に決算発表。

2023年3月期2Q累計(4-9月)の連結最終利益は470億円と発表。また、通期の同利益を770億円予想から830億円予想に上方修正、年間配当を58円予定から62円予定に増額修正しています。

今後について

マレーシアに新工場設立、米国の液体調味料会社の株式取得など、海外を中心に積極的に動いています。また、食品事業以外にも積極的に展開しています。

業績好調で株価上昇・期待感

2021年3月期は巣ごもり需要もあり、期初の見通しより大きく上振れ。2022年3月期もヘルスケアが好調で株価が大きく上昇しました。

2023年3月期も為替の円安進行、ヘルスケアが引き続き好調な見通しで業績を上方修正し、株価が上昇しています。

リスクについて

この先、海外売上・利益比率が上がればそれだけ為替変動リスクを受けます。また、積極的に展開したもの全てがうまくいく保障は当然ありません。

国内でのシェアやブランド力が強いですが、海外比率が高く内需銘柄とは言えません。積極的な海外展開は国内だけよりも将来性・伸びしろがありますが、当然リスクも伴います

また、原材料価格などのコスト面での不安材料もあります。

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