セブン&アイの株主優待は共通商品券・株価は大きく上昇から下落【3382】

「セブンイレブン」を傘下に持つセブン&アイ・ホールディングス(3382)、株主優待制度はグループ共通の商品券を実施しています。株主優待に加え、株価指標と業績推移、株価チャートや配当推移を確認していきます。

セブン&アイ・ホールディングスのPOINT
  • 株主優待制度を新設、グループ共通の商品券を実施
  • 配当は増配傾向で安定推移、優待との合計利回りは約2.6%
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株価情報と株主優待

セブン&アイ・ホールディングスの株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。

株価の指標(2024年10月11日終値時点)

株価:2,292円
予想PER:36.57倍
PBR:1.47倍
予想EPS:62.67円
時価総額:5兆9,696億円

最新の株価参考:(株)セブン&アイ・ホールディングス【3382】:Yahoo!ファイナンス

株主優待について

株主優待制度は「自社グループ共通商品券」を実施しています。優待権利月は2024年は8月、2025年以降は2月です。

保有株式数優待内容
100株以上共通商品券 4枚(2,000円分)
400株以上共通商品券 5枚(2,500円分)
700株以上共通商品券 6枚(3,000円分)

3年以上の継続保有で+500円です。

参考:株主優待|セブン&アイ・ホールディングス

優待利回り

100株保有で2,000円相当とした場合、優待利回りは約0.9%です。

配当金の情報

2025年2月期の予定年間配当:40円
予想年間配当利回り:1.75%

配当金の推移について

下記は配当金の推移です。配当権利日は8月(中間配当)と2月(期末配当)です。

配当は増配傾向で推移。2025年2月期は増配予定としています。

配当性向は2024年2月期が44.4%、2025年2月期の予想が約64%です。

株主還元方針の確認

株主還元方針は「1株当たりの配当金を安定的・継続的に向上させることを基軸」としています。

以前は「目標連結配当性向40%を維持しつつ更なる向上を目指す」としており、40%を超えることもありました。

参考:1株当たりの配当金|セブン&アイ・ホールディングス

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業績推移と株価推移

セブン&アイ・ホールディングスの業績推移と株価推移を確認していきます。

業績の推移

下記は売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

自粛要請などの影響もあり2021年2月期は減収・減益に

2022年2月期からは米国MPC社から、主にSpeedwayブランドにて運営するコンビニエンスストア事業等に関する株式その他の持分を取得したことで大きく増収。

2025年2月期は大きく減益見通しとしています。

参考:業績ハイライト|セブン&アイ・ホールディングス

株価チャート

下記は5年分の週足株価チャートです。

株価は2021年から大きく上昇、2022年、2023年はレンジ気味に推移していましたが大きく下落する場面も出ています。

2024年は4月以降は下落していましたが、8月末から上昇しています。

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事業内容と財務状況

セブン&アイ・ホールディングスの事業内容と財務状況を確認していきます。

セブン&アイ・ホールディングス(3382)の概要

株式会社セブン&アイ・ホールディングス(英: Seven & i Holdings Co., Ltd.、通称表記:セブン&アイHLDGS.)は日本の大手流通持株会社である。

セブン-イレブン・ジャパン、イトーヨーカ堂、そごう・西武、セブン銀行、ロフトなどを中心とする総合流通グループである。

セブン&アイ・ホールディングス – Wikipediaより一部抜粋

元々は「イトーヨーカ堂」を中心とした企業グループでしたが業績が伸び悩み、好調な子会社の「セブンイレブンジャパン」がグループの中心となっています。

「国内コンビニエンスストア事業」と「海外コンビニエンスストア事業」が収益・利益の多くを占め、海外コンビニエンスストア事業が伸びています。

3か月決算の実績

下記は3か月決算の連結経常利益の推移と前期との比較です。

2025年2月期の連結経常利益は3,560億円見通しとしています。

キャッシュフロー

下記はキャッシュ・フローの推移です。

2022年2月期の投資CFは大型のM&Aで大きいです。

優待・配当について

新NISAの影響もあり、2024年から株主優待制度を新設しています。

配当は安定推移しており、優待との合計利回りは約2.6%です。

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