クックパッドの株価下落は終わり?無配当だが今後どうなる?【2193】

クックパッド(2193)の株価は4年近く下落していましたが、ここにきて若干底値を打った感じが出ています。

配当はしばらく無配、優待もどうなるかわからないなど不安箇所は多いクックパッドですが、株式指標・業績推移・株価チャートを分析してみました。

株価指標と事業内容について

はじめに、クックパッドの株価指標と事業内容を見ていきます。

株価指標について

現在の株価:382円

予定年間配当:0円

PER:–、PBR:1.7倍

2018年12月期、2019年12月期は無配、詳しくは後述しますが今後も配当は無配となる見込みです。株価は過去と比較すると安く見えますが、割安ではないです。

※株価は2019年11月12日終値

クックパッド(2193)とは

料理レシピ専門サイトクックパッドの企画・運営を行う会社です。

クックパッドは自作の料理レシピを載せたり、他者の考案によるレシピを実用した料理を写真付きで公開することなどができる。

有料のプレミアム会員と無料会員があり、検索機能に大幅な差がつけられている。有料のプレミアム会員は様々な便利機能を利用でき、無料では人気順表示やデイリーアクセス数ランキングなどは利用できない。

そのため、無料会員・非会員が膨大な数の中から人気レシピを探すのは難しく、時間を節約するために有料会員になる人もいる。

wikipediaより抜粋

クックパッドは「有料会員」と「広告収入」が収益源ですが、国内の利用者数・有料会員数は減少傾向にあります。

参考:クックパッドの歩み|クックパッド株式会社

業績推移と株価チャート

次にクックパッドの業績推移と株価チャートをみていきます。

売上高と経常利益の推移

売上は減少傾向、2018年12月度の経常利益はかなり厳しいものとなりました。

株価チャートについて

下記はクックパッドの直近約3年分の週足株価チャートです。

2015年には2,500円を超えた株価ですが、その後は下落し続け5分の1以下になりました。

長期で見ると大きく下落トレンドを描いていますが、ここ数カ月は株価300円以下では反発し、耐えている状況が続き、底打ちポイントとして見ることができます。

配当推移と株主優待について

次にクックパッドの配当推移と株主優待を見ていきます。

配当推移について

下記はクックパッドの配当推移です。

2014年12月期2015年12月期2016年12月期2017年12月期2018年12月期2019年12月期(予)
4円10円10円8円0円0円

クックパッドは2017年からの10年をさらなる大きな成長のための事業基盤創りに再度注力する「投資フェー ズ」とし、配当は行わない方針としています。

そのため、10年は無配となるのが濃厚です。

参考:配当について|クックパッド株式会社

株主優待制度について

クックパッドの株主優待ですが、12月末が権利日で100株以上保有している場合が対象です。

株主優待の内容は毎期見直しを行うとしています。下記は2018年12月期の優待内容です。

保有株式数優待内容
100株以上 1年未満「クックパッド」プレミアムサービス6ヵ月無料クーポン1枚
「株主様専用ご紹介クーポン」プレミアムサービス6ヵ月無料クーポン3枚
100株以上 1年以上「クックパッド」プレミアムサービス1年間無料クーポン1枚
「株主様専用ご紹介クーポン」プレミアムサービス6ヵ月無料クーポン3枚

以前は長期保有の条件はなく、1年間プレミアムサービスを利用できる無料クーポンがいただけました。

株主優待の内容を毎期見直しとはっきり提示するのは中々珍しいですね。2018年12月期の優待は前期と同じでしたので、もちろん、今後も同じとなる可能性もあります。

参考:株主優待制度|クックパッド株式会社

最近の業績と今後の見通しを確認

最後に最近の業績と今後について見ていきます。

最近の業績について

2019年11月8日の決算にて2019年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結税引き前利益は7.4億円と発表、前年同期比で64%減となりました。

2018年12月期は厳しかったですが、2019年12月期も現状では立て直すことができず変わらず厳しい状況です。

今後の見通しについて

2012年には上場中堅企業ランキング1位に選ばれ、株価が好調に推移していましたが、その後は様々なゴタゴタや業績の悪化もあり株価が大きく下落していました。

現時点での業績の見通しは厳しく、しばらく無配が続く、株価にも割安感はないため、中々手を出しずらい条件がそろっています。他にもストックオプションをバンバン発行しているのも気になるポイントです。

しかし、裏を返すと悪材料が出尽くした感はあります。この先さらに株価が大きく下落するとしたら優待廃止でしょうか。

成長企業の中には利益を配当ではなく、成長に充てる企業は多く存在します。しかし東証1部上場企業では中々珍しいです。もちろん、業績悪化も無配の要因の一つだと考えられますが。

今後、ネット広告は益々増えていく可能性が高く、そこの取り込みに成功した場合は業績が大きく回復する可能性は秘めていますが、競合も当然多く不透明感はあります。

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