吉野家HDの株価分析!業績回復見通しで配当復活も株主優待変更【9861】

株主優待人気ランキングで上位にくることが多い吉野家ホールディングス(9861)。店舗で利用できる株主優待は昔から人気で、優待狙いの多くの人が保有しています。今回は、2022年2月から変更になる株主優待に加えて、業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

吉野家ホールディングスの株価POINT
  • 人気株主優待の効果もあり割高感が強め
  • 業績悪化で配当は無配転落も復配
  • 最悪期は抜けたが短期的な不安はまだある
スポンサーリンク

吉野家の株価指標と事業内容

はじめに、吉野家ホールディングスの株価指標と事業内容を見ていきます。

株価指標と配当利回り

株価:2,274円
予定年間配当:未定
年間配当利回り:—
予想PER:31.3倍
PBR:3.41倍
時価総額:1,481億円

2021年10月15日終値時点のデータです。
最新の株価はコチラ⇒(株)吉野家ホールディングス【9861】:Yahoo!ファイナンス

指標は外食優待銘柄と考えても割高です。

吉野家ホールディングス(9861)とは

株式会社吉野家ホールディングスは、吉野家グループの持株会社。外食産業の競争激化に伴い、従来の牛丼中心から多角的に外食事業を行なうために、持株会社化したものである。

多角化経営戦略を強く打ち出しM&Aと海外展開を積極的に進めている。しかし、牛丼以外の中核事業と位置付けている子会社が低迷している。2021年4月には傘下の京樽の全株式をFOOD&LIFE COMPANIES(スシローグローバルホールディングス)に売却。

吉野家 – Wikipediaより抜粋

吉野家ホールディングスは牛丼事業が中心事業ですが、あくまでもグループの一事業という位置です。国内外44社のグループ企業です。

吉野家の業績推移と株価チャート

次に、吉野家ホールディングスの業績推移と株価チャートを見ていきます。

売上高・経常利益の推移

下記は吉野家ホールディングスの売上高と経常利益の推移です。

利益はばらつきが大きいです。2021年2月期は外食産業全体が厳しく、売上・利益ともに大きく悪化。2022年2月期は協力金の計上もあり、大きく回復する見通しです。

株価チャートの推移

下記は吉野家ホールディングス5年分の週足株価チャートです。

2020年1月に株価3,000円まで大きく上昇。しかし、その後は自粛要請などによる業績不安・中間配当見送りなどもあり、株価は下落。2021年以降はやや上昇する気配も出ています。

株価のメドについて

上昇した場合のメドは2,500円、下落した場合のメドは1,800円辺りと見ることが出来そうです。

スポンサーリンク

吉野家の株主優待と配当推移

次に、吉野家ホールディングスの株主優待制度と配当推移を見ていきます。

吉野家の株主優待内容

吉野家の株主優待は「自社店舗で使える優待券」です。権利日は2月末と8月末の年2回。保有株式数により金額が異なります。2022年2月末から下記の内容に変更します。

保有株式数優待内容
100株~199株サービス券 4枚(2,000円分)
200株~999株サービス券 10枚(5,000円分)
1,000株~1,999株 サービス券 12枚(6,000円分)
2,000株以上 サービス券 24枚(12,000円分)

利用できる店舗は日本国内の株式会社吉野家、株式会社はなまるです。(ただし吉野家の競馬場内・競艇場内・臨時店舗等と、はなまるの一部店舗では利用できない店舗もあります)

参考:株主優待情報|株式会社吉野家ホールディングス

優待利回り

変更後の吉野家の株主優待は200株保有が一番利回りが高くなります。200株保有で年間10,000円分なので優待利回りは約2.2%です。

配当金の推移

下記は吉野家ホールディングスの配当金推移です。

吉野家ホールディングスの年間配当金推移

2017年2月期:20円
2018年2月期:20円
2019年2月期:20円
2020年2月期:20円
2021年2月期:0円
2022年2月期:未定

吉野家の配当は10年以上年間20円で推移していましたが、2021年2月期の年間配当は無配になりました。2022年2月期の年間配当は未定ですが、中間配当は5円に復配しています。

参考:配当実績推移|株式会社吉野家ホールディングス

吉野家ホールディングスの決算内容と今後について

最後に、吉野家ホールディングスの決算内容の確認と今後について考えてみました。

決算内容を確認

2021年10月13日の決算にて、2022年2月期2Q累計(3-8月)の連結経常利益は49.1億円と発表。あわせて通期の同利益を52億円予想から105億円予想に上方修正、中間配当を5円実施、年間配当は引き続き未定としています。

今後について

2021年2月期は休業・時短営業の影響もあり厳しい業績でしたが、回復しつつあります。まだ不透明感はありますが、最悪期は抜けたと考えることもできます。今後は、実施される政策次第で外食産業全体の急回復も望めます

人気の株主優待

吉野家の株主優待はWEBや雑誌などで紹介されることも多く、何年も最低単元(100株)を保有し、株主優待をいただいている優待投資家が沢山います。2022年2月からの変更される優待では100株保有が改悪、200株~1,000株保有は拡充となっています。

優待改変による変化

10年以上維持していた配当が無配転落した際、優待は変更予定無しでした。しかし2022年2月期からの優待を変更しています。100株保有者は200株に増やすか迷うポイントですが、株を選ぶときの基本は「優待はあくまでもオマケでその会社の本質(この先はどこで利益を上げるのか)を知ることが大事」です。

タイトルとURLをコピーしました