TOYO TIRES(トーヨータイヤ)の株価分析!配当は安定しているが連続減益で厳しい業績推移【5105】

タイヤ大手メーカーのTOYO TIRES(トーヨータイヤ)の業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。配当は安定していますが、業績見通しを未定に変更するなど短期的な不安材料は強いです。

TOYO TIRESの株価POINT
  • 株価が下落したことで年間の配当利回りが上昇
  • 配当金は安定して推移
  • 減益続きで業績は厳しい推移
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TOYO TIREの事業内容と株価指標

はじめにTOYO TIREの事業内容と株価指標を確認していきます。

TOYO TIRE(5105)とは

TOYO TIRE株式会社(トーヨータイヤ、英: Toyo Tire Corporation)は、タイヤ・自動車部品等のメーカーである。2019年(平成31年)1月1日、東洋ゴム工業株式会社から商号変更。

TOYO TIRES(トーヨータイヤ)のブランド名で、「専用タイヤ発想」をコンセプトに、それぞれの車種に合う自動車タイヤを製造しており、特に海外での評判は高い。

TOYO TIRE – Wikipediaより一部抜粋

2019年にグローバル業容拡大とブランドステータス強化による企業価値の向上をさらに加速させることを目的に、東洋ゴム工業株式会社からブランド名のTOYO TIREに商号を変更しました。メインの事業としてタイヤ事業を行っており、売上の約50%が北米市場です。

参考:中期経営計画|TOYO TIRES(トーヨータイヤ)企業サイト

株価指標と配当利回り

下記はTOYO TIREの2020年5月15日終値時点の株価指標と配当利回りです。

現在の株価:1,410円
予定年間配当:45円
年間配当利回り:3.19%
予想PER:—、PBR:1.03倍

PBRはやや割安。年間の配当利回りは平均より高めです。

TOYO TIREの業績推移と株価チャート

次にTOYO TIREの業績推移と株価チャートを確認していきます。

TOYO TIREの売上高と経常利益の推移

下記はTOYO TIREの売上高と経常利益の推移です。

2015年12月期以降は減益が続きかなり厳しい推移となっています。

株価チャートの推移

下記はTOYO TIRE5年分の週足株価チャートの推移です。

株価は「建築用免震ゴム製品の性能データ改ざん」それに伴う「補償対策費などの計上」などの要因から2016年に大きく下落しました。その後は一時は持ち直したものの、業績悪化の影響もあり下落して推移しています。

TOYO TIREの配当推移・株主優待と決算内容

次にTOYO TIREの配当金の推移と決算内容を確認していきます。

配当金の推移

下記はTOYO TIREの配当金の推移です。年2回、中間配当(6月)と期末配当(12月)を実施しています。

TOYO TIREの年間配当金推移

2015年12月期:45円
2016年12月期:45円
2017年12月期:45円
2018年12月期:45円
2019年12月期:45円
2020年12月期:45円(予)

配当は年間45円で据え置きです。

配当性向ですが2018年12月期は54.1%、2019年12月期は27.8%です。過去には最終利益が赤字でも配当を45円としたこと、2020年12月期の業績見通しを未定に変更したが配当の修正は行わなかったことを考えるとしばらくは年間配当45円が濃厚です。

参考:株式の状況|TOYO TIRES(トーヨータイヤ)企業サイト

株主優待制度について

TOYO TIREの株主優待は「クオ・カード」です。クオカード自体は人気の優待で実施している企業も多いですが、TOYO TIREの場合は条件があり、100株以上保有でトーヨータイヤ又はニットータイヤを購入した場合限定です。

優待条件優待品
サイズに関わらず1本から3本クオカード
(1,000円)
15インチ以下かつ4本以上クオカード
(2,000円)
16インチ以上かつ4本以上クオカード
(3,000円)

株主優待感は薄いです。あくまでもオマケという感じです。

参考:株主優待制度のご案内|TOYO TIRES(トーヨータイヤ)企業サイト

決算内容について

2020年5月12日の決算にて2020年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は37.3億円と発表、前年同期比60.3%減と大きく減少しました。また経常利益を411億円見通しとしていましたが未定に変更しました。

TOYO TIREの今後の株価について

最後にTOYO TIREの今後の株価上昇ポイントと下落ポイントについて考えてみました。

TOYO TIREの株価上昇ポイント

原油価格が大きく下落しているため、原材料価格などのコスト削減になります。2018年には三菱商事と資本業務提携をし、2019年には商号をTOYO TIREに変更。タイヤ(自動車関連)に集中し生産能力上昇、ブランド力向上を目指しています。国内シェア第4位というのは見方を変えると伸びしろがあるとも言えます。

TOYO TIREの株価下落ポイント

短期的には新型コロナウイルス感染症の影響により、需要減少や販売活動の低下、自動車メーカーの生産調整などにより業績が悪化しています。しばらくは世界的な経済活動の減速は避けられず厳しいのが考えられます。また、売上の多くが北米のため為替が円高になればそれだけマイナスとなります。

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