TOYOTIRE(トーヨータイヤ)【5105】増配推移で高配当利回り・株価大きく上昇

タイヤ大手メーカーのTOYOTIRE(トーヨータイヤ)(5105)、配当は増配推移で高い利回りです。株価指標と業績推移、株価チャートと配当推移を確認していきます。

TOYOTIREのPOINT
  • PERは割安、株価は大きく上昇推移
  • 配当は増配推移で高めの利回り
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TOYOTIREの株価情報と配当・優待

トーヨータイヤの株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。

株価の指標(2024年4月19日終値時点)

株価:2,859.5円
予想PER:9.78倍
PBR:1.11倍
予想EPS:292.27円
時価総額:4,407億円

最新の株価参考:TOYOTIRE(株)【5105】:Yahoo!ファイナンス

配当金の情報

2024年12月期の予定年間配当:105円
予想年間配当利回り:3.67%

配当金の推移について

下記はTOYOTIREの配当金推移です。配当権利日は6月(中間配当)と12月(期末配当)です。

配当は2021年12月期に大きく増配、その後も増配推移、2024年12月期も増配予定としています。

配当性向は2023年12月期が21.3%、2024年12月期の予想が約36%です。

利益配分の方針確認

配当方針は「長期的な視野に立ち安定収益構造に立脚した適正配当を行うことを基本」

中期経営計画の期間中(2021年~2025年)は「連結配当性向を30%以上の水準」としています。

参考:中期経営計画|TOYO TIRES(トーヨータイヤ)企業サイト

株主優待について(廃止)

株主優待制度は「クオ・カード」を実施していましたが、2021年12月末を最後に廃止しています。

参考:株主優待制度の廃止に関するお知らせ

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TOYOTIREの業績推移と株価推移

トーヨータイヤの業績推移と株価推移を確認していきます。

業績の推移

下記はTOYOTIREの売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

減収・減益が続き厳しい推移でしたが、2021年12月期は大きく回復、2022年12月期は営業・経常減益となりましたが、2023年12月期は増益に。

2024年12月期は営業増益・経常減益見通しとしています。

参考:業績推移|TOYOTIRES(トーヨータイヤ)企業サイト

株価のチャート

下記はTOYOTIRE5年分の週足株価チャートです。

株価は2020年4月から上昇も、2021年6月以降から下落。

厳しめの推移でしたが、2023年4月以降は大きく上昇しています。

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TOYOTIREの事業内容と財務状況

トーヨータイヤの事業内容と財務状況を確認していきます。

TOYO TIRE(5105)の概要

TOYO TIRE株式会社(トーヨータイヤ、英: Toyo Tire Corporation)は、タイヤ・自動車部品等のメーカーである。2019年1月1日、東洋ゴム工業株式会社から商号変更。

法人名は「TOYO TIRE」と単数形であるが、ブランド名としては「TOYO TIRES」と複数形。「専用タイヤ発想」をコンセプトに、それぞれの車種に合う自動車タイヤを製造しており、特に海外での評判は高い。

TOYO TIRE – Wikipediaより一部抜粋

2019年にグローバル業容拡大とブランドステータス強化による企業価値の向上をさらに加速させることを目的に、東洋ゴム工業株式会社からブランド名の「TOYO TIRE」に商号を変更。

メイン事業はタイヤ事業で、売上の約6割が北米市場です。

キャッシュフロー

下記はTOYOTIREのキャッシュ・フロー推移です。

2023年12月期の営業CFは大きく増えています。

TOYO TIREの配当について

株価は大きく上昇していますが、高い利回りです。

PERに割安感があり、業績次第では更に増配となる可能性も想定されますが、最終減益見通しで見えにくさもあります。

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