トーヨータイヤ(TOYO TIRE)の株価分析!安定配当だが連続減益で厳しい業績【5105】

タイヤ大手メーカーのトーヨータイヤ(TOYO TIRE)の株価と配当は今後どうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。配当は安定していますが、業績は減益続きで不安材料は強いです。

TOYO TIRESの株価POINT
  • 株価が下落したことで年間の配当利回りが上昇
  • 配当金は安定して推移
  • 減益続きで業績は厳しい推移
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トーヨータイヤの事業内容と株価指標

はじめにTOYO TIREの事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:1,705円
予定年間配当:45円
年間配当利回り:2.64%
予想PER:18.7倍
PBR:1.25倍

2020年8月14日終値時点のデータ

株価指標は平均的な水準です。年間の配当利回りは平均より高めです。

TOYO TIRE(5105)とは

TOYO TIRE株式会社(トーヨータイヤ、英: Toyo Tire Corporation)は、タイヤ・自動車部品等のメーカーである。2019年(平成31年)1月1日、東洋ゴム工業株式会社から商号変更。

TOYO TIRES(トーヨータイヤ)のブランド名で、「専用タイヤ発想」をコンセプトに、それぞれの車種に合う自動車タイヤを製造しており、特に海外での評判は高い。

TOYO TIRE – Wikipediaより一部抜粋

2019年にグローバル業容拡大とブランドステータス強化による企業価値の向上をさらに加速させることを目的に、東洋ゴム工業株式会社からブランド名のTOYO TIREに商号を変更しました。メインの事業としてタイヤ事業を行っており、売上の約50%が北米市場です。

参考:中期経営計画|TOYO TIRES(トーヨータイヤ)企業サイト

トーヨータイヤの業績推移と株価チャート

次にTOYO TIREの業績推移と株価チャートを確認していきます。

TOYO TIREの売上高と経常利益の推移

2015年12月期以降は減益が続き厳しい業績推移です。2020年12月の予想も厳しい見通しです。

株価チャートの推移

下記はTOYO TIRE5年分の週足株価チャートの推移です。

株価は「建築用免震ゴム製品の性能データ改ざん」それに伴う「補償対策費などの計上」などの要因から2016年に大きく下落しました。その後は一時は持ち直したものの、業績悪化の影響もあり下落して推移しています。

ここ最近では業績悪化も黒字確保が評価されやや株価が上昇する気配を見せています。

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トーヨータイヤの配当推移・株主優待と決算内容

次にTOYO TIREの配当金の推移と決算内容を確認していきます。

配当金の推移

下記はTOYO TIREの配当金の推移です。年2回、中間配当(6月)と期末配当(12月)を実施しています。

TOYO TIREの年間配当金推移

2015年12月期:45円
2016年12月期:45円
2017年12月期:45円
2018年12月期:45円
2019年12月期:45円
2020年12月期:45円(予)

配当は年間45円で据え置きです。

配当性向ですが2019年12月期は27.8%です、2020年12月期の予想配当性向は約49%です。過去には最終利益が赤字でも配当を45円としたことを考えるとしばらくは年間配当45円が濃厚です。

当然ですが、ここから更に利益が減り続ければいつかは減配する可能性は有ります。

参考:株式の状況|TOYO TIRES(トーヨータイヤ)企業サイト

株主優待制度について

TOYO TIREの株主優待は「クオ・カード」です。クオカード自体は人気の優待で実施している企業も多いですが、TOYO TIREの場合は条件があり、100株以上保有でトーヨータイヤ又はニットータイヤを購入した場合限定です。

優待条件優待品
サイズに関わらず1本から3本クオカード
(1,000円)
15インチ以下かつ4本以上クオカード
(2,000円)
16インチ以上かつ4本以上クオカード
(3,000円)

あくまでもオマケという感じです。

参考:株主優待制度のご案内|TOYO TIRES(トーヨータイヤ)企業サイト

決算内容について

2020年8月7日の決算にて2020年12月期2Q累計(1-6月)の連結経常利益は43.7億円と発表、前年同期比68.4%減となりました。あわせて通期の業績予想は連結経常利益が254億円見通しとしています。

トーヨータイヤの今後の株価について

最後にTOYO TIREの今後の株価上昇ポイントと下落ポイントについて考えてみました。

TOYO TIREの株価上昇ポイント

原油価格が大きく下落しているため、原材料価格などのコスト削減になります。2018年には三菱商事と資本業務提携をし、2019年には商号を東洋ゴム工業株式会社からTOYO TIREに変更。タイヤ(自動車関連)に集中し生産能力上昇、ブランド力向上を目指しています。国内シェア第4位というポジションは見方を変えると伸びしろがあるとも言えます。

TOYO TIREの株価下落ポイント

短期的には需要減少や販売活動の低下、自動車メーカーの生産調整などにより業績悪化は避けられません。しばらくは世界的な経済活動の減速も想定され厳しくなるのが考えられます。また、売上の多くが北米のため為替が円高になればそれだけマイナスとなります。

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