旭化成の株価分析!株価下落から上昇への兆し!今後の株価と配当はどうなるか【3407】

総合化学企業の旭化成(3407)。株価が業績悪化の影響で下落していましたが、持ち直す気配もしています。果たして今後の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

旭化成の株価POINT
  • 株価指標はやや割安だが業種を考えると平均水準
  • 配当は据え置きで利回りが高めだが配当性向も高い
  • 短期的な業績不安はあるが技術力には確かなものがある
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旭化成の事業内容と株価指標

はじめに旭化成の事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:947.2円
予定年間配当:34円
年間配当利回り:3.59%
予想PER:15.1倍
PBR:0.95倍

2020年11月13日終値時点のデータ

PBRはやや割安ですが業種を考えると割と普通です。配当利回りは高めです。

旭化成(3407)とは

旭化成株式会社(あさひかせい)は、化学、繊維、住宅、建材、エレクトロニクス、医薬品、医療等の事業を行う日本の大手総合化学メーカーである。

戦前は日窒コンツェルンの一部だったが、日本の敗戦に伴う財閥解体により資本関係が絶たれ、1946年4月に日窒化学工業が旭化成工業と改名して、独立企業体として誕生した。

旭化成 – Wikipediaより抜粋

繊維・ケミカル・エレクトロニクス事業の「マテリアル」、住宅・建材事業の「住宅」、医薬・医療・クリティカルケア事業からなる「ヘルスケア」の3つの事業を展開しています。

参考:早わかり旭化成|旭化成株式会社

旭化成の業績推移と株価チャート

次に旭化成の業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と経常利益の推移

2019年3月期は過去最高売上・利益でしたが、2020年3月期は減益、2021年3月期はさらに減益予想とやや厳しい利益推移です。

株価チャートの推移

下記は旭化成5年分の週足株価チャートの推移です。

株価は2018年10月までは順調に上昇していましたがその後は急落。現在はやや持ち直し上昇する兆しが出ていますが、まだはっきりと方向は定まっていません。

ここから上昇した場合の第1メドは1,200円、下落した場合は600円と見ることが出来ます。

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旭化成の配当推移と決算内容

次に旭化成の配当推移と決算内容を確認していきます。

配当金の推移

下記は旭化成の配当金推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

旭化成の年間配当金推移

2016年3月期:20円
2017年3月期:24円
2018年3月期:34円
2019年3月期:34円
2020年3月期:34円
2021年3月期:34円(予)

配当は年間34円で据え置き推移ですが、2020年3月期は36円の増配予定から34円に減額修正しています。

配当方針として「配当性向3割を目安にし、継続的な増配を目指す」としています。2020年3月期の配当性向は45.4%、2021年3月期の予想配当性向は約54%と方針より高くなっています。

参考:株主還元について|旭化成株式会社

決算内容を確認

2020年11月6日の決算にて2021年3月期2Q累計(4-9月)の連結営業利益は767億円と発表、あわせて通期の同利益を1,200億円~1,300億円予想から1,400億円に上方修正し、年間配当は34円予定としています。

旭化成の今後の株価について

最後に旭化成の今後について考えてみます。

今後について

事業領域として化学、繊維、住宅、建材、エレクトロニクス、医薬品、医療など多数展開しています。多くの事業を展開するのはリスクの分散と共に多くのリスクを抱えることになります。仮に医療分野で大きく増益となっても他の分野で減益となればトータルで考えるとマイナスという可能性も考えられます

「マテリアル事業」では2019年にノーベル化学賞受賞という絶対的な技術があり、「住宅事業」では要介護期向け高齢者住宅事業を開始し新しい事にもチャレンジしています。当然、全てが上手く行く保障はないですが、投資やチャレンジは企業の成長には欠かせない事です。

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