旭化成の株価は上昇する?配当はどうなる?【3407】

旭化成(3407)の株価ですが、名誉フェローが2019年10月にノーベル化学賞受賞以降、上昇しています。果たして、まだ株価は上昇するのか、配当はどうなるのか。

株価指標・業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

旭化成の株価POINT
  • 株価は割安で配当利回りは高め
  • 配当は増配しているが、そろそろ厳しいか。減配はなさそう。
  • 業績下方修正は気になるところ

株価指標と事業内容について

はじめに旭化成の株価指標と事業内容を見ていきます。

株価指標について

現在の株価:1,241円

予定年間配当:36円

年間配当利回り:約2.9%

PER:12倍、PBR:約1.2倍

株価は割安で、配当利回りも平均より良いです。

※株価は2019年11月25日終値

旭化成(3407)とは

旭化成株式会社(あさひかせい)は、化学、繊維、住宅、建材、エレクトロニクス、医薬品、医療等の事業を行う日本の大手総合化学メーカーである。

戦前は日窒コンツェルンの一部だったが、日本の敗戦に伴う財閥解体により資本関係が絶たれ、1946年4月に日窒化学工業が旭化成工業と改名して、独立企業体として誕生した。

wikipediaより抜粋

繊維・ケミカル・エレクトロニクス事業の「マテリアル」、住宅・建材事業の「住宅」、医薬・医療・クリティカルケア事業からなる「ヘルスケア」の3つの事業を展開しています。

参考:早わかり旭化成|旭化成株式会社

業績推移と株価チャート・配当推移について

次に旭化成の業績推移と株価チャート・配当推移を見ていきます

売上高と経常利益の推移

売上は好調ですが、2020年3月期の利益は減益予想から更に下方修正をしており、中々厳しいです。

株価チャートについて

下記は旭化成の5年分の週足株価チャートです。

株価は下落から抜け出し、リチウムイオン電池関連銘柄・ノーベル賞受賞の影響もあり、上昇しています。業績を考えると上は1,500円、下は900円辺りが一旦のメドとなりそうです。

配当推移について

下記は旭化成の配当推移です。

2015年3月期2016年3月期2017年3月期2018年3月期2019年3月期2020年3月期(予)
19円20円24円34円34円36円

配当は増配傾向です。方針は「配当性向3割を目安にし、継続的な増配を目指す」としています。

2020年3月期は業績を下方修正した影響もあり、配当性向は35%程度になる見通しです。まだ減配する可能性は低いですが、増配期待値も低そうです。

参考:株主還元について|旭化成株式会社

最近の業績と今後の見通しを確認

最後に最近の業績と今後について考えてみます。

最近の業績を確認

2019年11月6日の決算にて2020年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は1,052億円と発表、あわせて通期の同利益を従来予想の2,140億円から1,995億円に下方修正しました。

下方修正した通期計画の1,995億円に対する進捗率は52.8%となりました。

今後について

1Qの経常利益は前年同期比で15.1%減でしたが、2Qは前年同期比で4.8%増。

2Qは過去の実績と比較してもかなり好調でしたが、1Qの減益が大きく響き、業績の下方修正を行いました。

この先ですが、米中貿易摩擦の不透明感、好調な住宅事業で要介護期向け高齢者住宅事業を開始したことなどがどのように影響するか見えない部分はあります。

とはいえ、ノーベル賞受賞という明るいニュースに加え、まだ株価は割安なのはプラスポイントです。個人的にはノーベル化学賞受賞の記念配当をしても面白いのではないかと思っています。

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