東芝テック(6588)の株価上昇中、業績好調でこの先の需要も見込めるが今後どうなる?

2019年8月よりJPX日経400に新規採用された東芝テック(6588)。業績は好調で、この先の需要も見込めるPOSシステムで国内シェア5割を占めます。

果たして今後の株価はどうなるのか、現在の株価と各指標、業績などから今後の見込みを考えてみました。

  • 過去の業績と株価チャートを確認
  • 現在の株価、各指標と配当利回り、配当推移を確認
  • これからの見通しについて、最近の業績や今後の予測から確認

業績と株価の推移を確認

はじめに東芝テックの業績と株価チャートの確認をしていきます。

売上高・経常利益の推移

過去5期分+今期予定の6期の売上・利益の推移です。

2016年3月期は海外リテール事業の大きな赤字で利益がマイナスでしたが、その後は順調に業績が回復しています。

株価チャートを確認

直近3年の週足チャートを確認します。

割と日経平均株価と似た動きになっています。このまま業績が問題なく、景気不安が少なくなり相場全体が上昇すれば合わせて上昇する可能性は高いです。

現在の株価、各指標と配当推移を確認

次に東芝テックの現在の株価と各指標、配当推移の確認です。

各指標と配当利回り

東芝テックの現在の株価は3,065円。 年間配当は60円の予定なので年間配当利回りは約1.9%です。PERは約14倍、PBRは約1.85倍、明らかに割高や割安という感じではないです。

※株価は2019年9月6日終値

過去の配当推移を確認

過去の配当推移を確認していきます。

2015年2016年2017年2018年2019年2020年(予)
65円0円10円40円50円60円

2016年は赤字を出し無配になりましたが、その後業績が回復して現在は持ち直し毎年増配しています。今期は60円の予定ですが、前期は40円の予定から10円増額しています。

東芝テックは配当性向30%を目標としていて、今期も業績次第では増額する可能性はあります。

参考:中期経営計画|東芝テック公式サイト

これからの見通しについて

この先、東芝テックの株価がどうなるかを様々な視点から見てみます。

東芝テックとは

東芝テック株式会社(とうしばテック、TOSHIBA TEC CORPORATION)は、東芝グループで社会インフラ事業領域(リテール&プリンティングソリューション)の一角を担っている。東芝の連結子会社ではあるが、東証一部上場していること、東芝と独立したコーポレートも有することで、東芝グループではあるが独立性を有している。略称はPOSシステムを中心とする流通系システム機器のブランドに用いられる「TEC(テック)」。

wikipediaより抜粋

最近の業績

2019年8月7日発表した2020年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は42億円に伸び、上期計画の70億円に対する進捗率は60.1%、通期計画の180億に対する進捗率は23.4%。

2Q前には上期計画の上方修正が入る可能性があります。もちろん、為替の影響もあり、何が起こるかはわかりません。

今後の予測

東芝テックは2期連続で上方修正を行い、今期の1Q決算も良く現状では上方修正する可能性があります。

これから先の人件費上昇や人材不足はコンビニ・スーパーだけでなく外食産業も含め多くの業界で抱える悩みの一つです。そのことからもPOSやセルフレジに対する需要は多くあると考えられます。

2019年3月に「東芝テックが商品を自動スキャンするセルフレジを開発」と言うニュースが出たときには、セルフレジの待ち時間解消に対する期待から買いが入り株価が上昇しました。

この先は消費税増税に伴う軽減税率、キャッシュレス決済普及などを背景に確実に需要の増加が進みます。もちろん東芝テックだけでなく、同業他社もそれぞれ売りを出した商品を開発しています。まだ現状ではどこが抜け出すか不明な部分もあります。

個人的には全てを無理に自動化する必要はないと思っていますが、ロボットや機械が得意とする部分はどんどん自動化、機械化するべきと考えています。

また、どの銘柄にも言えることですが、必ずしも「業績が良い=株上昇」とはなりません。業績だけでなく、様々な角度から見ることが重要です。

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