東芝テックの株価分析!今後の株価と配当はどうなるのか業績推移・株価チャートを分析【6588】

2019年8月よりJPX日経400に新規採用された東芝テック(6588)の株価が上昇していましたが、ここ最近、落ち着いてきました。はたして今後の株価・配当がどうなるのか、業績推移・株価チャートを分析してみました。東芝テックはこの先の需要も見込めるPOSシステムで国内シェアが5割あります。

東芝テックの株価POINT
  • 株価指標は割高感が強め、3期連続減益見通しで厳しい
  • 配当は業績に応じて出すため、安定感に欠け減配・無配の可能性も
  • 株価はJPX400採用や今後の期待感からあまり下落していない
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東芝テックの事業内容と株価指標

はじめに東芝テックの事業内容と株価指標を確認していきます。

東芝テック(6588)とは

東芝テック株式会社(とうしばテック、TOSHIBA TEC CORPORATION)は、東芝グループで社会インフラ事業領域(リテール&プリンティングソリューション)の一角を担っている。

東芝の連結子会社ではあるが、東証一部上場していること、東芝と独立したコーポレートも有することで、東芝グループではあるが独立性を有している。略称はPOSシステムを中心とする流通系システム機器のブランドに用いられる「TEC(テック)」。

東芝テック – Wikipediaより抜粋

POSシステム端末で国内シェア5割の最大手です。メインの事業はPOSシステムを中心としたリテール・ソリューション、複合機のプリンティング・ソリューションなどです。

参考:事業紹介|東芝テック株式会社

株価指標と配当利回り

下記は東芝テックの2020年5月29日終値時点の株価指標と配当利回りです。

現在の株価:3,745円
予定年間配当:未定
年間配当利回り:—
予想PER:411倍、PBR:2.36倍

PERはかなり割高です。2021年3月期の配当は未定としています。

東芝テックの業績推移と配当推移

次に東芝テックの業績推移と配当推移を確認していきます。

売上高・経常利益の推移

下記は東芝テックの売上高と経常利益の推移です。

2016年3月期は海外リテール事業が大きな赤字でマイナス利益、その後回復も、2021年3月期は減収・減益の見通し、3期連続減益見通しと厳しい状況です。

配当金の推移

下記は東芝テックの配当推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

東芝テックの年間配当金推移

2015年3月期:65円
2016年3月期:0円
2017年3月期:10円
2018年3月期:40円
2019年3月期:50円
2020年3月期:30円
2021年3月期:未定

2016年3月期は赤字で無配。2020年3月期の期末配当は減額修正を業績に応じた配当という印象が強いです。

株主還元方針として「配当性向30%を目標」としています。2020年3月期の配当性向は44.2%、2021年3月期の業績も厳しい見通しなのでさらに減配、もしくは無配となる可能性も考えられます。

参考:中期経営計画(2019~2021年度)について|東芝テック公式サイト

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東芝テックの株価チャートと決算内容

次に東芝テックの株価チャートと決算内容を確認していきます。

株価チャートの推移

下記は東芝テック5年分の週足株価チャートです。

株価はJPX日経400に採用された影響もありかなり上昇しています。2020年に入ると割高さや業績下方修正、新型コロナウイルス感染症の影響などで下落しました。

現在の株価は配当減額修正・2021年3月期の厳しい業績見通しがあった割に株価は耐えている印象です。

決算内容について

2020年5月26日の決算にて2020年3月期の連結経常利益は115億円と発表、2021年3月期は70億円の見通し、年間配当は未定としています。

東芝テックの今後について

最後に東芝テックの今後の株価の上昇ポイントと下落ポイントについて考えてみます。

今後の株価について

日本国内にて人件費上昇や人材不足などの問題はコンビニ・スーパーだけでなく外食産業も含め多くの業界で抱える悩みの一つです。そのことからもPOSやセルフレジに対する需要は多くあります。

実際、2019年3月に「東芝テックが商品を自動スキャンするセルフレジを開発」と言うニュースが出たときには、セルフレジの待ち時間解消に対する期待から買いが入り株価が上昇しました。

この先はキャッシュレス決済普及などを背景に確実に需要の増加が進みます。もちろん東芝テックだけでなく、同業他社もそれぞれ売りを出した商品を開発しています。まだ現状ではどこが抜け出すか不明な部分もあります。

短期的には新型コロナウイルス感染症の影響により景気減速で販売が減少するとみられ厳しいです。株価指標も割高さが目立ちます。

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