シャープ(SHARP)の株価分析!業績復活も株価は下落推移【6753】

液晶パネル、白物家電の大手電機機器メーカーのシャープ(6753)について、今後の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

シャープの株価POINT
  • 経営再建が進み、業績・配当が復活
  • 株価は大きく下落した位置で推移
  • ディスプレイ事業強化もやや不透明感がある
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シャープの株価情報と事業内容

はじめにシャープの株価情報と事業内容を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:1,299円
予定年間配当:未定
年間配当利回り:—
予想PER:13.8倍
PBR:2.47倍

2020年8月28日終値時点のデータ

PERは割安、PBRは割高です。配当は未定ですが、仮に年間20円とした場合の利回りは約1.5%です。

シャープ(6753)とは

シャープ株式会社(英: SHARP CORPORATION、中: 夏普電器有限公司)は、中華民国(台湾)鴻海精密工業(フォックスコングループ)傘下の電機メーカー。

1970年代から佐々木正がシャープ在籍時に小林宏治とNECとシャープの重要な技術をサムスン電子へ他の日本企業と違い長期的に技術提供させ続けた結果、人件費の低かった韓国サムスン電子に安く製造された半導体がシェア規模を拡大していくことでシェアを奪われたシャープの液晶事業・半導体事業は大幅な赤字で企業経営悪化の大きな要因となった。

2016年8月、東京証券取引所の2部へ降格。2017年12月、東証1部に1年4カ月の短期間復帰。

シャープ – Wikipediaより抜粋

シャープは2012年頃から経営不振になり、2016年には日本の大手電機メーカーとして初の外資傘下の企業となり経営を立て直しました。テレビ、冷蔵庫、液晶パネルなど電気・電子機器の製造・販売が主な事業です。海外売上比率が約65%です。

参考:業績・財務情報|シャープ株式会社

シャープの業績推移と株価チャート

次にシャープの業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高・経常利益の推移

過去には経営状況の悪化で大きく赤字となりましたが、現在は再建が進み、黒字に復活しています。業績は伸びているというよりは確実に復活しているという印象です。

株価チャートの推移

下記はシャープ5年分の週足株価チャートの推移です。

現在の株価はかなり下落した位置です。経営不振時と同じ水準の株価のためかなり安い株価です。ここからの下落は限られてきますが、500円、600円以下にならない保証はありません。

シャープの配当推移と決算内容

次にシャープの配当金の推移と決算内容を確認していきます。

配当金の推移

下記はシャープの配当金の推移です。期末(3月末)の一括配当を実施しています。

業績復活に伴い配当も復活しましたが、2020年3月期は減配しています。

2021年3月期の配当は未定としていますが、現状の利益予想を見ると18円から20円が本線と考えられます。

参考:配当情報|シャープ株式会社

決算内容の確認

2020年8月5日の決算にて2021年3月期1Q(4-6月)の連結経常利益は77.9億円と発表、あわせて通期の業績予想は連結経常利益が700億円見通しとしています。

今後のシャープについて

最後に今後のシャープについて考えていきます。

シャープの株価上昇ポイント

2020年8月、ジャパンディスプレイ白山工場の土地・建物を約412億円で取得を発表、生産能力拡充や基盤力強化を図り次世代ディスプレイの展開を加速させます。スマートフォンなどの液晶パネル需要の高まりにしっかり貢献していく可能性が高いです。

主力の液晶パネルは今後の期待値が高いです。また、売上好調の完全子会社Dynabookを2021度中の上場を目指し成長期待値はまだまだあります。

シャープの株価下落ポイント

海外売上高比率が65%あるため、世界各地域の景気や消費動向、為替の影響を受けます。また、自己資本比率の低さ、有利子負債も大きさは気になる水準です。主力のディスプレイやデバイスを取り巻く環境は良好とは言えず、2019年には証券会社が目標株価を2,000円程度から700円まで下げたケースもあり、不透明感は強いとも言えます。

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