りそなホールディングスの株価分析!利益減少も配当維持・株価下落で高利回り【8308】

メガバンクに次ぐ規模りそなホールディングス(8308)。株価が下落したことで配当利回りが高くなっています。果たして今後の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

りそなホールディングスの株価POINT
  • 株価指標は割安、年間の配当利回りは高め
  • 3期連続で減益見通しとやや厳しい推移
  • 配当は安定推移だが配当性向が上昇している
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りそなホールディングスの事業内容と株価指標

はじめにりそなホールディングスの事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:391.8円
予定年間配当:21円
年間配当利回り:5.36%
予想PER:7.5倍
PBR:0.42倍

2020年9月17日終値時点のデータ

株価指標は金融銘柄にありがちな割安さです。年間の配当利回りは高いです。

りそなホールディングス(8308)とは

株式会社りそなホールディングス(英語: Resona Holdings, Inc.)は、りそな銀行、埼玉りそな銀行、関西みらいフィナンシャルグループ等を傘下に置く、金融持株会社。日本国内における金融グループとしては、メガバンクグループに次ぐ規模を有する、りそなグループを形成する。

りそなホールディングス – Wikipediaより抜粋

りそなの貸出金は約85%が個人・中小企業です。自然と小口に分かれるためリスクが分散できますが、個々を見極める力が必要です。その見極め力が足りない場合、不良債権化する可能性が高くなります。また、リーマンショック時、大手金融機関をはじめ多くの金融機関が大きく業績が悪化し配当金を減らしましたが、りそなは黒字を維持し減配当をしていません

参考:りそなってどんな会社?|りそなホールディングス

りそなホールディングスの業績推移と配当推移

次にりそなホールディングスの業績推移と配当推移を確認していきます。

売上高・最終利益の推移

利益は減少して推移しており厳しい状況です。2021年3月期の最終利益予想の1,200億円は過去10年以上と比較しても低い水準です。

配当金の推移

下記はりそなホールディングスの配当金の推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

りそなホールディングスの年間配当金推移

2016年3月期:17円
2017年3月期:19円
2018年3月期:20円
2019年3月期:21円
2020年3月期:21円
2021年3月期:21円(予)

配当は増配推移しています。

配当方針として「総還元性向の水準として中期的に40%台半ばを目指す」としています。2020年3月期の配当性向は31.6%、2021年3月期の予想配当性向は約40%です。

参考:株主還元|りそなホールディングス

りそなホールディングスの株主優待制度

りそなホールディングスの株主優待は「りそなポイントの付与」です。毎年3月末が権利日です。

保有株式数優待内容
100株以上毎月20ポイント
500株以上毎月25ポイント
100株ごとに5ポイント増
4,000株以上毎月200ポイント

ポイントは楽天ポイント、ナナコポイント、T-POINTなどのパートナー企業のポイントの交換やATM手数料に利用できます。100株保有で年間240円相当と考えると優待利回りは約0.6%です。

参考:株主優待制度|りそなホールディングス

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りそなホールディングスの株価チャートと決算内容

次にりそなホールディングスの株価チャートと決算内容を確認していきます。

株価チャートの推移

下記はりそなホールディングス5年分の週足株価チャートの推移です。

株価は長期で下落推移しています。過去の株価と比較すると現在の株価は安い水準です。業績推移や業績見通し、今後の金融機関の置かれる状況もあり厳しい株価です。

決算内容について

2020年7月31日の決算にて2021年3月期1Q(4-6月)の連結最終利益は218億円と発表、前年同期比で40.6%減と厳しい状況です。

りそなホールディングスの今後について

最後にりそなホールディングスの今後について考えていきます。

今後について

りそなホールディングスは中堅・中小企業向け貸出金や、住宅ローンを中心とした個人向け貸出金が大きな割合を占めています。そのため、今後の景気動向、不動産価格や株価の下落に加え融資先の経営状況等によっては、業績や財務状況などに悪影響となる可能性があります。

リーマンショック時も黒字計上しており、メガバンクとはやや異なる動きをするとは言え銀行業なので、景気の先行きや金融市場の動向には大きく左右されます。

配当は安定推移しており、利回りの高さに注目されますが、連続減益見通しなのは注意する点です。まだ減配する可能性は低いですが、想定以上に利益が悪化すれば当然、配当はいずれ出せなくなります。もちろん、業績が回復し配当を維持、または増配すれば自然と株価も上昇する可能性は高いですが、短期的な金融機関の置かれている状況は良好とは言えないです。

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