りそなホールディングスの株価分析!短期の株価上昇も高配当利回り!利益減少だが配当維持予定【8308】

メガバンクに次ぐ規模、りそなホールディングス(8308)。株価は長期で下落も短期では上昇しています。果たして今後の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

りそなホールディングスの株価POINT
  • 株価指標は割安、年間の配当利回りは高い
  • 3期連続で減益見通しとやや厳しい
  • 配当は安定推移だが配当性向が上昇している
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りそなホールディングスの事業内容と株価指標

はじめにりそなホールディングスの事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:478.9円
予定年間配当:21円
年間配当利回り:4.39%
予想PER:9.2倍
PBR:0.48倍

2021年3月23日終値時点のデータ

株価指標は金融銘柄にありがちな割安さです。年間の配当利回りはかなり高いです。

りそなホールディングス(8308)とは

株式会社りそなホールディングス(英語: Resona Holdings, Inc.)は、りそな銀行、埼玉りそな銀行、関西みらいフィナンシャルグループ等を傘下に置く、金融持株会社。日本国内における金融グループとしては、メガバンクグループに次ぐ規模を有する、りそなグループを形成する。

りそなホールディングス – Wikipediaより抜粋

りそなの貸出金は約85%が個人・中小企業です。自然と小口に分かれるためリスクが分散できますが、個々を見極める力が必要です。その見極め力が足りない場合、不良債権化する可能性が高くなります。また、リーマンショック時、大手金融機関をはじめ多くの金融機関が大きく業績が悪化し配当金を減らしましたが、りそなは黒字を維持し減配していません

参考:りそなってどんな会社?|りそなホールディングス

りそなホールディングスの業績推移と配当推移

次にりそなホールディングスの業績推移と配当推移を確認していきます。

売上高・最終利益の推移

利益は減少推移で厳しい状況です。2021年3月期の最終利益予想の1,200億円は過去10年以上と比較しても低い水準です。

配当金の推移

下記はりそなホールディングスの配当金の推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

りそなホールディングスの年間配当金推移

2016年3月期:17円
2017年3月期:19円
2018年3月期:20円
2019年3月期:21円
2020年3月期:21円
2021年3月期:21円(予)

配当は増配推移です。

配当方針は「総還元性向の水準として中期的に40%台半ばを目指す」です。2020年3月期の配当性向は31.6%、2021年3月期の予想配当性向は約40%です。

参考:株主還元|りそなホールディングス

りそなホールディングスの株主優待制度

りそなホールディングスの株主優待は「りそなポイントの付与」です。毎年3月末が権利日です。

保有株式数優待内容
100株以上毎月20ポイント
500株以上毎月25ポイント
100株ごとに5ポイント増
4,000株以上毎月200ポイント

ポイントは楽天ポイント、ナナコポイント、T-POINTなどのパートナー企業のポイントの交換やATM手数料に利用できます。100株保有で年間240円相当と考えると優待利回りは約0.5%です。

参考:株主優待制度|りそなホールディングス

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りそなホールディングスの株価チャートと決算内容

次にりそなホールディングスの株価チャートと決算内容を確認していきます。

株価チャートの推移

下記はりそなホールディングス5年分の週足株価チャート推移です。

株価は長期で下落、短期で上昇しています。一時はリーマンショック以降の安値水準まで大きく下落しましたが、下落前の水準まで戻しています。ここからの上値メドは550円、下値メドは400円と見ることが出来ます。

決算内容について

2021年1月29日の決算にて2021年3月期3Q累計(4-12月)の連結経常利益1,468億円と発表。前年同期比4.5%減ですが、3Q単体では前年同期比51.2%増と急回復しています。

りそなホールディングスの今後について

最後にりそなホールディングスの今後について考えていきます。

今後について

りそなホールディングスは中堅・中小企業向け貸出金や、住宅ローンを中心とした個人向け貸出金が大きな割合を占めています。そのため、今後の景気動向、不動産価格や株価の下落に加え融資先の経営状況等によっては、業績や財務状況などに悪影響となる可能性があります。

リーマンショック時も黒字計上しており、メガバンクとはやや異なる動きをするとは言え銀行業なので、景気の先行きや金融市場の動向に大きく左右されます。前期比で大きく落ち込んでいないのは株式等関係損益が大きくプラスのためです。

配当は安定推移しており、高い利回りですが、連続減益見通しなのは注意する点です。まだ減配する可能性は低いですが、想定以上に利益が悪化すれば配当はいずれ出せなくなります。もちろん、業績が回復し配当を維持、または増配すれば自然と株価も上昇する可能性が高いですが、短期的な金融機関の置かれている状況はまだまだ良好とは言えないです。

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