業務用食品卸最大手のトーホー(8142)、株主優待制度は割引券やセレクト商品を実施しています。株価指標と業績推移、株価チャートと配当推移を確認していきます。
トーホーの株価情報と配当・優待
トーホーの株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。
株価の指標(2024年1月12日終値時点)
株価:2,695円
予想PER:8.92倍
PBR:1.11倍
予想EPS:302.14円
時価総額:297億円
最新の株価参考:(株)トーホー【8142】:Yahoo!ファイナンス
配当金の情報
2024年1月期の予定年間配当:70円
予想年間配当利回り:2.6%
配当金の推移について
下記はトーホーの配当金推移です。配当権利日は7月(中間配当)と1月(期末配当)です。
2021年1月期は無配転落もその後回復、2024年1月期は大きく増配予定としています。
配当性向は2023年1月期が37.4%。2024年1月期の予想は約23%です。
株主優待について
トーホーの株主優待制度は「買い物割引券」、「自社セレクト商品」などを実施、優待権利月は1月です。
保有株式数 | 優待内容 |
---|---|
100株以上 200株未満 200株以上 1年未満 | 買い物割引券 100円×50枚 |
200株以上 400株未満 かつ1年以上継続保有 | 買い物割引券 100円×200枚 または、買い物割引券100円×100枚+セレクト商品 または、セレクト商品 |
400株以上 かつ1年以上継続保有 | 買い物割引券 100円×400枚 または、買い物割引券100円×200枚+セレクト商品 または、セレクト商品 |
割引券は1,000円ごとに1枚利用できるため、10%割引というイメージです。
優待利回り
200株保有で割引券の年間20,000円相当とした場合、約3.7%ですが、2,000円相当とした場合は約0.4%です。
トーホーの業績推移と株価推移
トーホーの業績推移と株価推移を確認していきます。
業績の推移
下記はトーホーの売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。
2021年1月期は大きく赤字、2022年1月期も営業赤字となりました。
2023年1月期は大きく回復、2024年1月期は大きく増益見通しとしています。
株価のチャート
下記はトーホー5年分の週足株価チャートです。
株価は2021年に下落し厳しめの推移でしたが、2022年は持ち直し。
2023は大きく上昇も、9月以降は下落が強めの動きです。
トーホーの事業内容と財務状況
トーホーの事業内容と財務状況を確認していきます。
トーホー(8142)の概要
株式会社トーホーは、総合食品卸グループの持株会社。業務用食品卸の大手。
2023年10月 – トーホーストア事業の内、13店舗をバローホールディングスの子会社3社(八百鮮、ヤマタ、中部薬品)に譲渡する事を発表
トーホー – Wikipediaより一部抜粋
西日本を地盤に業務用食品卸の最大手です。
スーパー29店中13店をバローに譲渡し残りは閉鎖予定、今後は卸売りに集中としています。
3カ月決算の実績
下記はトーホーの連結経常利益の推移と前期との比較です。
2024年1月期の連結経常利益は79億円見通しとしています。
キャッシュフロー
下記はトーホーのキャッシュ・フローの推移です。
2021年1月期の営業CFは大きく減少しています。
トーホーの配当・優待について
配当金は大きく増配予定ですが、利回りは高くはないです。
株主優待は割引券は高い利回りですが、1,000円で100円引き1枚なので10%割引券という感じです。