美容健康機器メーカーのヤーマン(6630)、株主優待制度は割引券を実施しており高い利回りです。株主優待に加え、業績推移、株価推移・配当推移を確認していきます。
ヤーマンの株価情報と配当・優待
ヤーマンの株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。
株価の指標(2023年11月24日終値時点)
株価:1,052円
予想PER:13.31倍
PBR:2.22倍
予想EPS:79.06円
時価総額:614億円
最新の株価参考:ヤーマン(株)【6630】:Yahoo!ファイナンス
配当金の情報
2024年4月期の予定年間配当:8.5円
予想年間配当利回り:0.81%
配当金の推移について
下記はヤーマンの配当金推移です。配当権利日は10月(中間配当)と4月(期末配当)です。
2022年4月期、2023年4月期は特別配当が4.5円です。
配当性向は2023年4月期が18.3%、2024年4月期の予想が約11%です。
株主優待について
株主優待制度は「自社オンラインストアで利用できる優待割引券」です、優待権利月は4月です。
保有株式数 | 優待内容 |
---|---|
100株以上 | 5,000円相当 7,000円相当(1年以上2年未満) 10,000円相当(2年以上5年未満) 13,000円相当(5年以上) |
500株以上 | 14,000円相当 17,000円相当(1年以上2年未満) 20,000円相当(2年以上5年未満) 23,000円相当(5年以上) |
優待利回り
保有期間が長くなると金額が増えます。
100株保有で5,000円相当とした場合、優待利回りは約4.8%です。5年以上の継続保有の場合、13,000円相当となるので、優待利回りは約12.4%とかなり高い利回りになります。
ヤーマンの業績推移と株価推移
ヤーマンの業績推移と株価推移を確認していきます。
業績の推移
下記はヤーマンの売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。
2020年4月期はインバウンド需要の低迷、店舗休業などの影響で大きく減収・減益。
2021年4月期、2022年4月期は増収・増益も2023年4月期は減益に。
2024年4月期は増収・増益見通しとしています。
株価チャート
下記はヤーマン5年分の週足株価チャートです。
株価は2020年4月から上昇していましたが、2021年は下落。
2022年9月、2023年3月の決算後に下落したように、決算発表後に大きく株価が上昇・下落しているのが目立ちます。
ヤーマンの事業内容と財務状況
ヤーマンの事業内容と財務状況を確認していきます。
ヤーマン(6630)の概要
ヤーマン株式会社は、美容・健康機器メーカー。
設立当初は半導体検査装置の輸入をし、国内の大手半導体製造会社向けに販売。その後、レーザー工学による測定システムの開発に成功し、この技術を利用して健康機器産業に事業を拡大。
現在は美容健康機器や化粧品の研究開発・製造・販売を主に行う。
ヤーマン – Wikipediaより抜粋
美容健康機器の研究開発、製造・輸出入販売がメインです。
海外売上比率が上昇しており、今後も中国を中心にグローバル展開の拡大を目指しています。
3カ月決算の実績
下記はヤーマンの各決算期における連結経常利益の推移と前期との比較グラフです。
2024年4月期の連結経常利益は62億円見通しとしています。
キャッシュフロー
下記はヤーマンのキャッシュ・フローの推移です。
2021年4月期、2022年4月期の営業CFは大きくプラスです。
ヤーマンの配当・優待について
株主優待の利回りは長期保有でかなり高くなります。欲しい商品がある場合には非常に有効な優待となります。
配当金は不安定な推移で利回りは低いです。