スシローの株価分析!株価は急落から持ち直し長期で上昇。業績悪化で配当減配【3563】

業績好調で株価が上昇していたスシローグローバルホールディングス(3563)ですが、新型コロナウイルス感染症の影響で急落。その後すぐに株価を持ち直していますが、果たしてこの先の株価・配当はどうなるのか。業績推移・株価チャートを分析してみました。

スシローの株価POINT
  • スシローの株価は高めで配当・優待の利回りは低い
  • 業績は大きく減益見通しも、第2の柱や海外へも展開
  • まだまだ伸びる可能性はあるが、手を出しづらい株価
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スシローの事業内容と株価指標

はじめにスシローの事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:2,328円
予想年間配当:15円
年間配当利回り:0.64%
予想PER:53倍
PBR:5.54倍

2020年8月7日終値時点のデータ

外食優待実施銘柄にありがちな割高水準です。年間配当利回りは低いです。

スシローグローバルホールディングス(3563)とは

株式会社あきんどスシロー(英文商号:AKINDO SUSHIRO CO.,LTD.)は、主に「吟味・スシロー」のブランドで回転寿司をチェーン展開する、回転寿司業界の大手企業である。

かつては「大阪回転寿司・あきんど」のブランドも有していた。持株会社の株式会社スシローグローバルホールディングスが東証一部に上場している。

あきんどスシロー – Wikipediaより抜粋

2003年から2009年までは「あきんどスシロー」が上場していましたが、TOB(実質MBO)により上場廃止となり、2015年に持株会社制へ移行。2017年3月に持株会社である「スシローグローバルホールディングス」が再上場しました。

スシローは現在、回転寿司チェーンで業界首位。韓国・台湾へも出店しています。また、第2の柱となる大衆寿司居酒屋「杉玉」の出店を加速させています。

参考:中期経営計画|株式会社スシローグローバルホールディングス

株式分割について

スシローグローバルホールディングスは2020年3月31日に1株を4株に株式分割しました。2019年末には投資単位の引き下げは必要ないと開示していたので動きが早い印象です。

スシローの配当推移と株主優待

次にスシローの配当推移と株主優待の内容を確認していきます。

配当金の推移

下記はスシローの配当金推移です。年一回、期末配当(9月)を実施しています。株式分割後の株数に換算した金額です。

スシロー年間配当金推移

2017年9月期:11.25円
2018年9月期:21.25円
2019年9月期:22.50円
2020年9月期:15.00円(予)

2019年9月期は業績好調で増額修正しましたが、2020年9月期は減配予定です。

配当については「業績に連動した年1回の剰余金配当を実施する方針」としています。これまで好調な利益のため配当が増えていましたが、2020年9月期は業績落ち込みにより減配予定です。

参考:配当について|株式会社スシローグローバルホールディングス

株主優待制度について

スシローの株主優待は「店舗で使える割引券」です。年2回、3月と9月が権利日です。

保有株式数優待内容
100株~
199株
優待割引券
1,000円分
200株~
399株
優待割引券
1,500円分
400株~
799株
優待割引券
2,000円分
800株~
1,999株
優待割引券
4,000円分
2,000株以上優待割引券
10,000円分

100株保有で年間2,000円分なので優待利回りは約0.9%です。株式分割後は100株の必要金額が低めの為、保有がしやすくなっていますが利回りは高くないです。

参考:株主優待制度の内容変更に関するお知らせ

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スシローの業績推移と株価チャート

次にスシローの業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と経常利益の推移

他の回転寿司チェーンが若干苦戦している中、スシローは増収・増益が続いており好調です。2020年9月期も増収・増益の見通しでしたが、新型コロナウイルス感染症の影響により大きく減益見通しに変更しています。

株価チャートの推移

下記はスシロー上場以降の週足株価チャートの推移です。

業績が順調な事もあり株価は大きく上昇していました。1単元(100株)を保有するのに約100万円必要でやや買いにくさはありましたが株式分割を発表。好調に見えていましたが、業績不安から株価は大きく下落。

現在は下落前の水準まで戻していますが、まだまだ油断はできない状況です。

スシローの決算内容と今後について

最後にスシローの決算内容確認と今後について考えてみます。

決算内容を確認

2020年8月4日の決算にて2020年9月期3Q累計(2019年10月-2020年6月)の連結経常利益は71.7億円と発表、あわせて通期の業績予想は連結経常利益が87億円見通し、期末一括配当を22.5円から15円に減額修正しています。

今後について

これまでのスシローは業績好調でROEは20%越え、回転すしチェーンで首位とかなり優秀です。

この先さらに大きく伸ばすには海外・新規事業などへの積極展開も必要になってきます。そのため、台湾・シンガポールをはじめ海外への出店を進め海外比率を上げていく予定としています。しかし、同業も台湾へ進出していることや株価に割安感がない点でやや買いにくさはあります。

また、短期的には新型コロナウイルス感染症による影響が大きいです。月次情報ではやや戻りつつあるもののまだまだ不安はあります。外食産業全体に言えることですが、完全に戻るまでは時間がかかる可能性があります。

参考:月次情報|株式会社スシローグローバルホールディングス

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