住友商事【8053】配当が増配推移で高い利回り・割安感あり

総合商社の住友商事(8053)、連続増配当で推移し高い利回りです。株価指標と業績推移、株価チャートと配当推移を確認していきます。

住友商事のPOINT
  • 商社銘柄にありがちな割安さ、高い配当利回り
  • 好調業績で株価上昇も落ち着き気配
スポンサーリンク

住友商事の株価情報と配当・優待

住友商事の株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。

株価の指標(2023年12月29日終値時点)

株価:3,076円
予想PER:7.53倍
PBR:0.86倍
予想EPS:408.74円
時価総額:3兆7,622億円

最新の株価参考:住友商事(株)【8053】:Yahoo!ファイナンス

配当金の情報

2024年3月期の予定年間配当:125円
予想年間配当利回り:4.06%

配当金の推移について

下記は住友商事の配当金推移です。配当権利日は9月(中間配当)と3月(期末配当)です。

住友商事の年間配当金推移

2019年3月期:75円
2020年3月期:80円
2021年3月期:70円
2022年3月期:110円
2023年3月期:115円
2024年3月期:125円(予)

2021年3月期は減配も2022年3月期は大きく増配、2024年3月期も増配予定としています。

配当性向は2023年3月期が29.7%、2024年3月期の予想は約31%です。

配当方針の確認

2022年度以降の株主還元方針については、「DOE(株主資本配当率)3.5%~4.5%の範囲内で、連結配当性向30%を目安」としています。

参考:株主還元情報|住友商事

株主優待について

株主優待制度は実施していないです。

スポンサーリンク

住友商事の業績推移と株価推移

住友商事の業績推移と株価推移を確認していきます。

業績の推移

下記は住友商事の売上高・経常利益・最終利益の推移です。

2021年3月期の最終赤字は1,530億円と厳しくなりましたが、2022年3月期は大きく上振れて最終利益は過去最高の4,636億円に。

2023年3月期は更に増益、2024年3月期は最終減益見通しとしています。

参考:財務ハイライト|住友商事

株価のチャート

下記は住友商事の直近5年の週足株価チャートです。

株価は2018年からやや下落気味のレンジで推移し、2020年3月に下落。

その後は上昇推移し、2022年5月にやや下落。

2023年7月以降はレンジ気味の動きをしています。

スポンサーリンク

住友商事の事業内容と財務状況

住友商事の事業内容と財務状況を確認していきます。

住友商事(8053)の概要

住友商事株式会社(すみともしょうじ、英: Sumitomo Corporation)は、住友グループの大手総合商社。五大商社の一つ。

住友商事は、戦後発足した商事会社であることから「遅れてきた商社」と呼ばれていた時代があった。

住友商事 – Wikipediaより一部抜粋

住友グループの総合商社で油井管・鋼管など金属取引に強みを持っています。

主要事業は「金属事業」、「輸送機・建機事業」、「インフラ事業」、「メディア・デジタル事業」、「生活・不動産事業」、「資源・化学品事業」、国内・海外に広く展開しています。

3カ月決算の実績

下記は住友商事の連結最終利益の推移と前期との比較です。

2024年3月期の連結最終利益は5,000億円見通しとしています。

キャッシュフロー

下記は住友商事のキャッシュ・フロー推移です。

住友商事の配当について

配当は増配当で推移し、高い利回りです。DOEも目安しており安定配当にも期待が持てます。

タイトルとURLをコピーしました