住友商事の株価・配当はどうなる?業績下方修正で配当減額修正!【8053】

総合商社の住友商事(8053)が2020年3月期の配当を減額修正しました。

業績も下方修正するなど、かなり厳しい状況ですが、この先の株価と配当がどうなるか、株価指標・業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

住友商事の株価POINT
  • 株価は割安、配当は減額修正したがそれでも高い利回り
  • 株価が大きくは下落していないが、上昇する材料に欠ける
  • 業績下方修正をしており、先の見通しは不透明
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株価指標と事業内容について

はじめに住友商事(8053)の株価指標と事業内容を見ていきます。

株価指標について

現在の株価:1,640.5円

予定年間配当:80円

年間配当利回り:約4.9%

PER:6.8倍、PBR:0.76倍

商社銘柄っぽい割安さと年間配当利回りの良さです。

配当ですが、1株当たり中間配当(9月末)に45円、期末配当(3月末)に35円の合計80円の予定です。当初、年間配当90円を予定していましたが、業績悪化から減額修正しています。

※株価は2019年11月21日終値

住友商事(8053)とは

住友グループの総合商社で油井管・鋼管など金属取引に強みを持っています。

主な事業セグメントは「金属事業」、「輸送機・建機事業」、「インフラ事業」、「メディア・デジタル事業」、「生活・不動産事業」、「資源・化学品事業」です。

国内、海外に広く展開しています。

参考:事業紹介|住友商事公式サイト

業績推移と株価チャート・配当推移

次に住友商事の業績推移と株価チャート・配当推移を見ていきます。

業績推移について

2015年3月期は厳しかったですが、その後は順調に推移し現在はやや伸び悩んでいます。

参考:財務ハイライト|住友商事

株価チャートについて

下記は住友商事の直近5年の週足株価チャートです。

上昇トレンドでしたが、ここ最近はやや下落気味のレンジで推移しています。

ここからは調整が入る可能性が高く、1,500円-1,600円辺りは年間配当利回り5%以上となるため、下落した際の一旦の目安となりそうです。

もちろん、世界的な経済情勢が大きく影響するので不透明な部分は多いです。過去に1,500円以下で拾えた人は結構おいしいのではないかと思います。

配当推移について

下記は住友商事の配当推移です。

2015年3月期2016年3月期2017年3月期2018年3月期2019年3月期2020年3月期(予)
50円50円50円62円75円80円

中期経営計画2020にて「配当方針を連結配当性向30%程度を目安」にしています。2020年3月期の予想配当性向は33.3%。年間80円の予定ですが記念配当の10円込みのため、通常配当は70円、実質減配当と考えることもできます。

とはいえ、2021年3月期の年間配当が80円以上となれば気にしなくても良いかと考えます。

参考:配当金情報|住友商事公式サイト

最近の業績と今後の見通しを確認

最後に最近の業績と今後について考えてみます。

最近の業績を確認

2019年11月1日の決算にて2020年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終利益は1,524億円と発表、あわせて、通期の同利益を従来予想の3,400億円から3,000億円に下方修正しました。

最高益更新の見通しから一転、減益の見通しとなりました。

今後について

この先ですが、さまざまなリスクを抱える商社銘柄は不透明な部分が多く、全体的に様子見されていると感じます。

もちろん、リスクは有りますが相場全体が大きく下落した時に、この先の見込みに大きな問題がない商社銘柄は中長期保有することでインカムゲインとキャピタルゲインの両方から狙うことができます。

住友商事は業績下方修正・配当の減額修正を行うなど厳しいです。金属取引に強みがあることから資源価格の上昇リスクがあり、さらに下方修正する可能性もあります。

とはいえ、ここから更に株価が下落すると割安感がさらに上がり、配当利回りのおいしさも出てきます。

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