三井住友フィナンシャルグループの株価と配当の今後について分析【8316】

三井住友フィナンシャルグループ(8316)の株価と配当が今後どうなるか、株価指標・業績推移・株価チャートから考えてみました。

株価が下落したことで高配当利回りになり下値が限定的にもなっています。三井住友フィナンシャルグループは累進的配当政策を打ち出していることから配当が減る可能性は小さいです。

三井住友フィナンシャルグループの株価POINT
  • 株価は割安で高い配当利回り
  • 配当は減る可能性は小さいが、増やすのもそろそろ限界か
  • 配当利回りの美味しさから割と下値は限定的だが、上昇する材料にも欠ける

株価指標と事業内容について

はじめに株価指標と事業内容について見ていきます。

各指標と配当利回り

現在の株価:3,986円

予定年間配当:180円

年間配当利回り:約4.5%

PER:7.8倍、PBR:0.5倍

銀行銘柄特有の割安さと高配当利回りです。つい数ヶ月前は年間配当利回りが5%を超えていました。

※株価は2019年12月4日終値

三井住友フィナンシャルグループ(8316)とは

株式会社三井住友フィナンシャルグループ(みついすみともフィナンシャルグループ、英語: Sumitomo Mitsui Financial Group, Inc. )は、三井住友銀行(SMBC、都市銀行)、SMBC信託銀行 、三井住友カード(クレジットカード会社)、三井住友ファイナンス&リース、日本総合研究所、SMBC日興証券を傘下に置く金融持株会社である。

wikipediaより

SMBCグループは各業界トップクラスの企業で構成されています。

MUFG、みずほFGと比較すると若干ROEが高く、累進的配当をする方針で10年減配していません。

業績推移と株価チャート・配当推移について

次に業績の推移と株価チャート・配当の推移を見ていきます。

売上高と経常利益の推移

伸び悩んでいるという印象ですが、大きくは下落していません。何とか持ちこたえているという感じです。

株価チャートについて

下記は三井住友フィナンシャルグループの5年分の週足株価チャートです。

ここ最近は若干株価が下落気味です。

過去のチャートを見ると3,500円が一旦止まりやすいラインです。さらに下落すると2,800円が見えてきますが、配当利回りや業績を考えると3,500円が下値メド、上値メドは4,500円と考えられます。

配当の推移

下記は三井住友フィナンシャルグループの配当推移です。

2015年3月期2016年3月期2017年3月期2018年3月期2019年3月期2020年3月期(予)
140円150円150円170円180円180円

配当は増配傾向です。

2020年3月期の予想配当性向は約35%と、配当性向は若干上がってきていますが会社の方針として「配当性向40%を目標、累進的配当政策(減配せず、配当維持もしくは増配)」としているため、減配する可能性は低いです。とはいえ、増配期待値もあまり大きくないです。

参考:配当情報|三井住友フィナンシャルグループ

参考:SMBCグループの経営戦略|三井住友フィナンシャルグループ

最近の業績と今後の動きを確認

最近の業績と今後の動きについて確認していきます。

最近の業績を確認

2019年11月13日の決算にて2020年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は5,583億円と発表、前年同期比で17.9%減となりました。

1Qの経常利益は前年同期比で21.2%減、2Qでも14.8%減となかなか厳しい状況です。

今後の見通しについて

大手金融機関はこの先どこまでコスト削減を出来るかによって大きく業績が左右されます。三井住友フィナンシャルグループは2019年8月31日にALBERT(3906)と金融サービスの開発や業務高度化を目的とする業務提携を発表しました。

今後はRPAによる業務の効率化をはじめ、経営改善・構造改革を進めていくとみられます。どこまでコスト削減・業務効率化が進むのかが鍵となります。

三井住友フィナンシャルグループの現在の株価は割高感もなく、配当利回りが良いです。また、2020年3月期の最終利益は減益の見通しですが、子会社再編費用の影響を考えると決して悪い数字ではないです。

しかし、特にメガバンクでは米国事業での運用悪化懸念があり、株価があまりさえません。ほかにもリスクを多く抱えています。

タイトルとURLをコピーしました