昭和電工の株価分析。業績悪化(赤字見通し)で中間配当見送り!今後どうなる【4004】

事業再構築を行い「脱総合化学」、「個性派化学」を目指す昭和電工(4004)。今後の株価と配当はどうなるのか。業績推移・配当推移・株価チャートを分析してみました。

昭和電工の株価POINT
  • 株価指標に割安感があるが、業種的に割安銘柄は多い
  • 赤字見通しで中間配当見送り、減配・無配の可能性がある
  • 短期的には厳しい条件が揃っているが技術力はある
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昭和電工の事業内容と株価指標

はじめに昭和電工の事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:2,113円
予定年間配当:未定
年間配当利回り:—
予想PER:—
PBR:0.73倍

2020年9月18日終値時点のデータ

2020年12月期は赤字見通しの為、PERは算出不可。配当は中間配当を見送り、年間配当は未定です。

昭和電工(4004)とは

昭和電工株式会社(しょうわでんこう、英: Showa Denko K.K.)は、日本の化学工業会社。

1939年(昭和14年)6月、森矗昶が設立した日本電気工業と、経営に参加した味の素傘下の昭和肥料の合併により設立され、戦前は森コンツェルンの中核企業であった。社名の由来は、前身両社の名を組み合わせたもの。

昭和電工 – Wikipediaより抜粋

昭和電工の主要事業セグメントは「石油化学」、「化学品」、「無機」、「アルミニウム」、「エレクトロニクス」です。国内で初めてアルミニウムの商業生産開始、リチウムイオン電池用のカーボンナノファイバーで世界初の商品化に成功するなど高い技術力を持っています。

参考:事業紹介|昭和電工株式会社

昭和電工の業績推移と株価チャート

次に昭和電工の売上高・経常利益の推移と株価チャートを確認していきます。

売上高・経常利益の推移

2018年12月期は過去最高利益(経常利益1,788億円)となりました。2020年12月期は経常利益470億円見通しから未定に変更し、現在は550億円の赤字見通しとしています。

株価チャート

下記は昭和電工5年分の週足株価チャートの推移です。

株価は2018年10月ごろまでは業績が絶好調な事もあり上昇推移。

その後は業績が落ち込んだことで下落しています。現在の株価は割安ですが、赤字見通しのため株価は1,500円以下まで下落するのも想定されます。

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昭和電工の配当推移と決算内容

次に昭和電工の配当推移と決算内容を確認していきます。

配当金の推移

下記は昭和電工の配当金の推移です。年2回、中間配当(6月)と期末配当(12月)を実施しています。

昭和電工の年間配当金推移

2015年12月期:30円
2016年12月期:0円
2017年12月期:80円
2018年12月期:120円
2019年12月期:130円
2020年12月期:未定

2016年12月期の配当は決算発表延期により、2017年5月11日に配当基準日がずれています。

配当性向は2018年12月期が15.8%、2019年12月期が25.9%です。2020年12月期は赤字見通しで中間配当を見送り、年間配当未定のため減配する可能性が高く、無配の可能性もあります。

参考:株主還元・配当|昭和電工株式会社

決算内容について

2020年8月12日の決算にて2020年12月期2Q累計(1-6月)の連結最終損益は545億円の赤字と発表、あわせて通期の業績予想は連結最終損益が900億円の赤字見通しとしています。

昭和電工の今後について

最後に昭和電工の今後について考えていきます。

今後について

株価指標には割安感がありますが、長期間割安で推移する銘柄が多い業種でもあります。短期的には世界的な生産調整、主力の一つ黒鉛電極事業が厳しく赤字見通しで業績悪化は避けられません。

しかし、技術力は高く、多くの製品でシェアを持っています。事業再構築を進めているため、長期的な期待値はあります。当然、現時点での不透明感は強いので株価は低調とも言えます。

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