昭和電工の株価分析!業績悪化で減配当に!今後の配当も厳しいか【4004】

事業再構築を行い「脱総合化学」、「個性派化学」を目指す昭和電工(4004)。2020年12月期は最終赤字で減配当となりました。はたして今後の株価と配当はどうなるのか。業績推移・配当推移・株価チャートを分析してみました。

昭和電工の株価POINT
  • 業種的に割安銘柄が多い、減配も利回りは平均以上
  • 短期的な株価上昇も連続最終赤字見通しで厳しい状況
  • 2021年12月期の配当は据え置き予想だが不透明感あり
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昭和電工の事業内容と株価指標

はじめに昭和電工の事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:3,135円
予定年間配当:65円
年間配当利回り:2.07%
予想PER:—
PBR:1.13倍

2021年3月29日終値時点のデータ

2021年12月期は赤字見通しの為、PERは算出不可。配当利回りは平均よりやや高めですが不安点はあります。

昭和電工(4004)とは

昭和電工株式会社(しょうわでんこう、英: Showa Denko K.K.)は、日本の化学工業会社。

1939年(昭和14年)6月、森矗昶が設立した日本電気工業と、経営に参加した味の素傘下の昭和肥料の合併により設立され、戦前は森コンツェルンの中核企業であった。社名の由来は、前身両社の名を組み合わせたもの。

昭和電工 – Wikipediaより抜粋

昭和電工の主要事業セグメントは「石油化学」、「化学品」、「無機」、「アルミニウム」、「エレクトロニクス」です。国内で初めてアルミニウムの商業生産開始、リチウムイオン電池用のカーボンナノファイバーで世界初の商品化に成功するなど高い技術力を持っています。

参考:事業紹介|昭和電工株式会社

昭和電工の業績推移と株価チャート

次に昭和電工の売上高・経常利益の推移と株価チャートを確認していきます。

売上高・経常利益の推移

2018年12月期は過去最高利益(経常利益1,788億円)でしたが、2020年12月期は経常損益が439億円の赤字、最終損益は763億円の赤字となりました。2021年12月期の最終損益予想は140億円の赤字見通しです。

株価チャート

下記は昭和電工5年分の週足株価チャート推移です。

株価は2018年10月ごろまでは業績が好調な事もあり上昇推移。

その後は業績が落ち込んだことで株価も大きく下落、一時は株価2,000円以下に。短期の株価は上昇していますが、2期連続で最終損益が赤字見通しと業績は厳しいです。

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昭和電工の配当推移と決算内容

次に昭和電工の配当推移と決算内容を確認していきます。

配当金の推移

下記は昭和電工の配当金の推移です。年2回、中間配当(6月)と期末配当(12月)を実施しています。

昭和電工の年間配当金推移

2016年12月期:0円
2017年12月期:80円
2018年12月期:120円
2019年12月期:130円
2020年12月期:65円
2021年12月期:65円(予)

2016年12月期の配当は決算発表延期により、2017年5月11日に配当基準日がずれています。

配当性向は2018年12月期が15.8%、2019年12月期が25.9%です。2020年12月期は赤字見通しで中間配当を見送り、年間配当65円に減配。2021年12月期は据え置き予定ですが、連続赤字見通しの為見えにくさはあります。

参考:株主還元・配当|昭和電工株式会社

決算内容について

2021年2月17日の決算にて2020年12月期の連結最終損益は763億円の赤字と発表。2021年12月期は140億円の赤字見通し、年間配当は据え置きの65円予定としています。

昭和電工の今後について

最後に昭和電工の今後について考えていきます。

今後について

短期の株価はやや上昇していますが、世界的な生産調整、黒鉛電極事業が厳しく2期連続で最終赤字見通しで厳しい状況です。

技術力は高く、多くの製品でシェアを持っています。事業再構築を進めているため、長期的な期待値はありますが、まだまだ不透明感は強いのです。

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