日本通信の株価分析!連続赤字だが株価は上昇と下落!業績推移と今後を分析【9424】

MVNO第一人者の日本通信(9424)。2018年から株価が急上昇・急落する不安定な動きをしています。FPoSを開発し、多くのアナリストから推奨銘柄に推されているのを見ますが、果たして今後どうなるのか。業績推移や株価チャートを分析してみました。

日本通信の株価POINT
  • アナリスト推奨銘柄に選ばれているが、あくまでも期待から
  • 業績は連続赤字、株価指標もかなり割高
  • 大きく業績が伸びる可能性もあるが当然リスクはある
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日本通信の事業内容と株価指標について

はじめに日本通信の事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標・財務状況

株価:220円
予想配当:0円
PBR:137倍
時価総額:361億円

2021年5月20日終値時点のデータ

PBRはかなり割高です。配当はこれまで一度も出していません。

日本通信(9424)とは

日本通信株式会社(にほんつうしん、英語: Japan Communications Inc.)は、個人向けデータ通信事業、法人向けワイヤレスデータ通信を行う仮想移動体通信事業者(MVNO)。主にb-mobileブランドを展開している。

日本通信はウィルコムからPHS回線のリセール(回線領域買い取り)で事業を始め、MVNOとして日本では第一号の会社となった。ベンチャー企業の日本通信はこのMVNO制度を利用して、個人・法人向けにデータ通信サービス事業を行っている。2008年からはNTTドコモのFOMAハイスピード網(FOMA網含む)を利用したMVNOサービスを開始している。

日本通信 – Wikipediaより抜粋

創業は1996年と比較的若い会社です。MVNOサービスの先駆者で格安SIMの販売を行っています。近年はスマートフォンで安全なネット取引を実現するプラットフォームとして「FPoS」(FinTech Platform over SIM)を開発し投資を行っています。

参考:早わかり!日本通信|日本通信株式会社

日本通信の業績推移と株価チャート

次に日本通信の業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と経常利益の推移

赤字幅は縮小していますが連続赤字です。また、配当金はこれまで一度も出していません。赤字だからというわけではなく、ベンチャーなので黒字になったとしても投資に回すためしばらく配当は出ない可能性が高いです。

株価チャートの推移

下記は日本通信の「5年分の週足株価チャート推移」と「上場以降の株価チャート推移」です。

2018年、2019年に株価が急上昇、急下落した理由には「赤字幅の縮小による今後の回復期待」もありますが、「多くのアナリストが推奨銘柄に上げたことによる出来高急上昇」もあるのではないかと考えられます。

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日本通信の決算と今後について

最後に日本通信の決算内容確認と今後の株価を考えてみます。

決算内容を確認

2021年5月6日の決算にて2021年3月期の連結経常損益は2.4億円の赤字と発表。2022年3月期の業績見通しは非開示。年間配当は無配予定としています。

日本通信の株価上昇ポイント

これまで赤字続きでしたが、2021年3月期は3Q単体,4Q単体で経常利益が黒字となりました。MVMO事業モデルが整ったため、2022年3月期は7年ぶりの通期黒字化を目指しています。

また、アナリストの多くが推奨しているFPoSも大きなカギを握ります。FPoSとは「FinTech Platform over SIM」の略称で、簡単に言うとオンラインバンキングのセキュリティ方法の一つです。

オンラインバンキングは普及と共に不正アクセスなどの犯罪が多発し、セキュリティ強化を進めています。その結果、利便性が悪くなってきているというのも事実です。この問題点を解決した、「強いセキュリティかつ利便性が良い」というのがFPoSです。

日本通信はこのFPoSに力をいれており期待値の高い、大きな需要が見込める技術であることは間違いないです。

日本通信の株価下落ポイント

まず連続赤字企業であることです。当然ですが、連続赤字企業の株を保有するのはかなりのリスクです。また、新しい技術のFPoSですが、需要が見込めるかもしれませんが大手が参入、または別の手段で画期的なものができる可能性があります。

以前はMVNOの第1人者で大きく利益を伸ばし、株価が10倍に急上昇しました。しかし、その後は多くの企業が参入し競争の激化により落ち込み。今後も携帯電話関係は政府の指導もあり大きく変化する可能性があります。

また、成長企業なので利益を投資に回します。基本的に配当金は無いためキャピタルゲイン狙いになります。そのため、現在の株価がねらい目かどうかが重要な判断基準になります。多くのアナリストに推奨されているというのは既に注目されている可能性が高いということです。2018年中旬から出来高が増えるタイミングがいくつかあります。このような銘柄の多くは株価が上昇した時に、どこかでババ抜きが始まります。そのタイミングを見極めるのは難しいです。

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