島津製作所の株価分析。業績と配当推移は好調だが株価指標は割高【7701】

新型コロナウイルス検査キット発売を発表した島津製作所(7701)。技術力には確かなものがあり計測器・分析器分野で大手です。果たして今後の株価と配当がどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

島津製作所の株価POINT
  • 株価指標に割高感が強め、配当利回りは低め
  • 配当は増配して推移、今後の増配期待値も高い
  • 検査キットの業績への影響はどこまであるか見えにくい部分がある
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島津製作所の事業内容と株価指標

はじめに島津製作所の事業内容と株価指標を確認していきます。

島津製作所(7701)とは

株式会社島津製作所(しまづせいさくしょ、英: Shimadzu Corporation)は、精密機器、計測器、医療機器、航空機器を製造する企業である。

wikipediaより一部抜粋

事業としてクロマトグラフ・質量分析計などの「分析機器」、材料試作機・耐久試験機などの「計測機器」、X線TVシステム・PETシステムなどの「医用機器」、「産業機器」や「航空機器」など広く事業展開をしています。

参考:事業概要|島津製作所

株価指標と配当利回り

下記は2020年4月21日終値時点の島津製作所の株価指標と配当利回りです。

現在の株価:2,763円

予想年間配当:30円

年間配当利回り:約1.09%

予想PER:24.7倍、PBR:2.72倍

株価指標には割高感があります。年間の配当利回りは低めです。

島津製作所の業績推移と株価チャート

次に島津製作所の業績推移と株価チャートの推移を確認していきます。

売上高と経常利益の推移

下記は島津製作所の売上高と経常利益の推移です。

売上・利益ともに右肩上がりで好調に推移しています。2020年3月期はやや上昇率が落ちる見通しですが、新型コロナウイルスの影響がどこまであるのか見えにくく検査キット発売よりもその他の事業での悪化が想定されます。

参考:業績ハイライト|島津製作所

株価チャートの推移

下記は島津製作所5年分の週足株価チャートの推移です。

株価は長期で見ると上昇トレンドですが、割高感が出ている影響もありここ2年ほどは広めのレンジで推移しています。ここからは上昇も下落も考えられる位置です。

島津製作所の配当推移と決算内容

次に島津製作所の配当金の推移と決算内容を確認していきます。

配当金の推移

下記は島津製作所の配当金の推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

島津製作所の年間配当金推移

2015年3月期:13円
2016年3月期:18円
2017年3月期:20円
2018年3月期:24円
2019年3月期:28円
2020年3月期:30円(予)

配当は増配して推移しています。

株主還元方針として「総還元性向30%を目標として、利益還元に努めていきます。」としています。2019年3月期の配当性向は25.3%、2020年3月期の予想配当性向は約27%の見通しです。減配する可能性は低く今後の配当も増える可能性があります。

参考:株主還元・配当|島津製作所

決算内容の確認

2020年2月6日の決算にて2020年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は287億円と発表、あわせて通期の同利益を従来予想の470億円から455億円に下方修正しました。

今後について

最後に島津製作所の今後について考えていきます。

島津製作所のプラスポイント

分析・計測機器大手で医用機器、航空機器にも強みがあります。確かな技術力があり今回の新型コロナウイルス検査キットもその技術力があるからできた事です。

業績・配当共に右肩上がりに推移しているのもプラスポイントです。

島津製作所のマイナスポイント

売上の約50%が欧米・中国などの海外です。そのため、為替の変動が業績に影響を与えます。また、今回の新型コロナウイルス検査キットのように新製品の開発には投資が必要です。商品化遅れ・需要ニーズの変化も業績に悪影響を与える可能性があります。

また、業績が好調な事もあり株価指標に割高感があります。

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