島津製作所の株価分析!業績悪化・減配予定も株価は比較的安定推移【7701】

計測・分析器大手の島津製作所(7701)。技術力には確かなものがありますが、2021年3月期の業績見通しはかなり保守的で大きく減益見通しです。果たして今後の株価と配当がどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

島津製作所の株価POINT
  • 株価指標の割高感は強め、配当利回りは低め
  • 配当は減配予定、業績見通しも厳しい
  • 短期の業績悪化は避けられないが技術力は高いものがある
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島津製作所の事業内容と株価指標

はじめに島津製作所の事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:3,270円
予想年間配当:26円
年間配当利回り:0.8%
予想PER:60.2倍
PBR:3.27倍

2020年9月23日終値時点のデータ

株価指標の割高感は強めです。年間の配当利回りは低いです。

島津製作所(7701)とは

株式会社島津製作所(しまづせいさくしょ、英: Shimadzu Corporation)は、精密機器、計測器、医療機器、航空機器を製造する企業である。

島津製作所 – Wikipediaより一部抜粋

事業としてクロマトグラフ・質量分析計などの「分析機器」、材料試作機・耐久試験機などの「計測機器」、X線TVシステム・PETシステムなどの「医用機器」、「産業機器」や「航空機器」など広く事業展開をしています。

参考:事業概要|島津製作所

島津製作所の業績推移と株価チャート

次に島津製作所の業績推移と株価チャートの推移を確認していきます。

売上高と経常利益の推移

売上・利益ともに右肩上がりで好調に推移していましたが2020年3月期は減益。2021年3月期はかなり弱気で大きく減益予想です。

参考:業績ハイライト|島津製作所

株価チャートの推移

下記は島津製作所5年分の週足株価チャートの推移です。

株価は長期で見ると上昇トレンドです。割高感が出ている影響もありここ2年ほどは広めのレンジで推移しています。業績見通しはかなり厳しめですが、株価は大きく下落していません。

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島津製作所の配当推移と決算内容

次に島津製作所の配当推移と決算内容を確認していきます。

配当金の推移

下記は島津製作所の配当金の推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

島津製作所の年間配当金推移

2016年3月期:18円
2017年3月期:20円
2018年3月期:24円
2019年3月期:28円
2020年3月期:30円(予)
2021年3月期:26円(予)

配当は増配して推移していましたが、2021年3月期は減配予定です。

株主還元方針は「総還元性向30%を目標として、利益還元に努めていきます。」としています。2020年3月期の配当性向は27.8%、2021年3月期の予想配当性向は約48%とかなり上昇する見通しです。

参考:株主還元・配当|島津製作所

決算内容について

2020年8月6日の決算にて2021年3月期1Q(4-6月)の連結経常利益は61.9億円と発表。前年同期比38.2%増、通期計画の220億円に対する進捗率は28.1%となりました。想定より悪くない決算です。

島津製作所の今後の株価について

最後に島津製作所の今後の株価について考えていきます。

島津製作所の株価上昇ポイント

分析・計測機器大手で医用機器、航空機器にも強みがあります。確かな技術力があり検査キットなどの医療分野でも技術力の高さが出ています。2021年3月期の業績予想はかなり保守的な見通しのため予想ほど悪化しない可能性はあります。

島津製作所の株価下落ポイント

売上の約50%が欧米・中国などの海外です。そのため、為替の変動が業績に影響を与えます。また、新製品の開発には投資が必要です。商品化遅れ・需要ニーズの変化も業績に悪影響を与える可能性があります。株価指標の割高感も強めです。

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