サイゼリヤの株価分析。業績推移・配当推移に加えて株主優待制度も分析【7581】

イタリアンレストランを展開するサイゼリヤ(7581)の株価ですが2018年は業績下方修正の影響もあり下落していましたが、2019年に入ると落ち着きを取り戻し株価が上昇していました。ここ最近では新型コロナウイルスの影響を受け株価が大きく上昇・下落していますが果たして今後の株価・配当はどうなるのか。業績推移や株価チャート・配当推移の分析に加えて株主優待制度も確認してみました。

サイゼリヤの株価POINT
  • 株価に割高感はないが配当・優待の利回りは低い
  • 配当金は増える可能性も減る可能性も低い
  • 新型コロナウイルスの影響を受け減収・減益の見通し
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サイゼリヤの事業内容と株価指標

はじめにサイゼリヤの事業内容と株価指標を確認していきます。

サイゼリヤ(7581)とは

サイゼリヤはほとんどの方が知っていると思いますが、イタリアンファミリーレストランを運営している会社です。徹底したコストダウンを行い低価格メニューが充実していることで有名です。

国内で1,000店舗以上、国内外合わせると1,500店舗を展開し、そのすべてが直営店です。2019年6月1日から全店舗・全席で禁煙となりました。国内の店舗数は飽和状態で、現在は海外(主に中国)への出店を加速させています。

参考:企業情報|サイゼリヤ

株価指標と配当利回り

下記は2020年4月10日時点での株価指標と配当利回りです。

現在の株価:1,944円

予定年間配当:18円

年間配当利回り:0.93%

予想PER:27倍、PBR:1.11倍

PERは割高、PBRは割安です。外食・ファミレス銘柄で株主優待を実施している銘柄は市場平均より割高な銘柄が多いですが、サイゼリヤは目立って割高ではないです。

サイゼリヤの業績推移と株価チャート

次にサイゼリヤの業績推移と株価チャートを見ていきます。

売上高と経常利益の推移

下記はサイゼリヤの売上高と経常利益の推移です。

売上は右肩上がりですが、利益は若干落ち込みかけたところを持ち直しているという感じです。2020年8月期は新型コロナウイルスの影響を受けて業績下方修正を行い、減収・減益の見通しです。売上は26期連続で増収でしたが途絶える見込みです。

株価チャートを確認

下記はサイゼリヤ5年分の週足株価チャートです。

2018年は利益の伸び悩みや業績下方修正を行った影響で株価が下落しました。しかし、2019年に入ると業績が持ち直したことで株価が上昇していました。現在は新型コロナウイルスの影響を受け株価は短期間に大きく上下しています。

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サイゼリヤの配当推移と株主優待制度

次にサイゼリヤの配当金の推移と株主優待制度を確認していきます。

配当金の推移

下記はサイゼリヤの配当金の推移です。期末(8月)の一括配当を実施しています。

サイゼリヤの年間配当金推移

2015年8月期:18円
2016年8月期:18円
2017年8月期:18円
2018年8月期:18円
2019年8月期:18円
2020年8月期:18円(予)

ここ10年ほど年間配当金は18円です。

「安定した配当を継続して実施する」方針や2020年8月期の予想配当性向が約25%であることを考えるとしばらく減配する可能性は低いですが、増配する可能性も低そうです。

株主優待制度について

サイゼリヤの株主優待ですが「店舗で利用できる優待券」です。権利日は8月末で継続保有していることが条件なので注意が必要です。

保有株式数優待内容
100株以上
500株未満
2,000円分
(500円券×4枚)
500株以上
1,000株未満
10,000円分
(500円券×20枚)
1,000株以上20,000円分
(500円券×40枚)

<2020年8月末日の株主優待条件>
2020年8月末日に加えて、2019年8月末日~2020年8月末日までの任意の日で株式保有状況を確認

簡単に言うと1年以上継続保有です。100株保有で2,000円相当なので優待利回りに換算すると約1%です。以前はイタリア食材などの優待品も実施していましたが、現在は株主から要望の多かった食事券のみとなっています。また、継続保有条件が追加されました。ここ数年で何度か株主優待制度を変更しているため、今後もコストの関係や様々な状況から見直しが入る可能性もあると考えられます。

参考:株主優待制度の変更に関するお知らせ|サイゼリヤ

サイゼリヤの決算内容と今後について

最後にサイゼリヤの決算内容の確認と今後について考えてみます。

決算内容を確認

2020年4月8日の決算にて2020年8月期第2四半期累計(2019年9月-2020年2月)の連結経常利益は41.3億円と発表、あわせて通期の同利益を従来予想の104億円から72億円に下方修正して減益見通しとしました。

上期は前年同期比でプラス、計画に対する進捗率でも問題ありませんでしたが、中国で大半の店舗を一時休業した影響を考慮し業績下方修正を行いました。

今後について

外食産業に対する不安はまだまだかなり強いです。2020年3月の月次売上、客数はかなり落ち込んでおりこの先も新型コロナウイルスの影響が長期化すると更に業績下方修正を行う可能性もあります。株価は下落したものの割安感はなく、配当・優待利回りも低いです。

中国に積極展開していたリスクが発生しているものの、これまで連続で増収を続けていただけにポテンシャルは高いです。

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