良品計画(7453)が株式分割、今後の株価と配当がどうなるか確認

無印良品を展開する良品計画(7453)が株式分割を行い、買いやすい株価になりました。株価は下落気味で以前と比較すると割高感が若干薄れてきています。

この先、株価がどうなるのかを業績や株価チャート、各指標の割安度、配当推移などから考えてみました。

  • 良品計画とは、業績の推移と株価チャートの確認
  • 各指標や配当利回り、配当推移を確認
  • これからの見通しについて、最近の出来事や今後について確認

良品計画の事業内容と業績推移

まずはじめに良品計画の事業内容、業績の推移と株価チャートを確認します。

良品計画とは

良品計画とは、無印良品(むじるし りょうひん)やMUJIブランドの店舗・商品を展開する専門小売企業である。家具、衣料品、雑貨、食品などの販売店を国内外に出店しているほか、オンラインストアやホテルも手掛けている。

wikipediaより

中国をはじめ、アジア・ヨーロッパなど海外へも出店しています。

2019年1月にはファミリーマートでの無印商品の取り扱いが終了しました。

また、2019年8月末に1株を10株とする株式分割を行いました。分割前は1株2万円以上の値がさ株でしたが1株2,000円程度になるため、投資がしやすくなりました。

売上と利益の推移

良品計画、過去5期分の売上高・経常利益の推移です。

順調に右肩上がりに成長しています。

株価チャート

下記は良品計画の直近約3年の週足株価チャートです。

業績は順調に推移していますが、2018年5月ごろからの株価は下落トレンドです。割高な株価、中国市場の動向や人件費などの問題から先行きについて警戒感が強まっていると考えられます。

株価の各指標と配当について

次に現在の株価の各指標と配当について見ていきます。

各指標と配当利回りはどうなっているか確認

良品計画の現在の株価は2,068円。 年間配当は36.4円の予定なので年間配当利回りは約1.7%です。PERは17.1倍、PBRは2.81倍です。PBRは割高ですが、以前に比べると株価の下落で割高具合が若干和らいでいます。

※株価は2019年10月8日終値

2020年2月期の配当ですが中間配当が株式分割前なので1株182円(権利日は8月末)、期末配当金が株式分割後のため1株18.2円(権利日は2月末)の予定です。

過去の配当推移を確認

良品計画の過去の配当推移一覧です、株式分割後の株数に換算した数値です。

2015年2月期2016年2月期2017年2月期2018年2月期2019年2月期2020年2月期(予)
19円24.6円29.3円34.5円38.7円36.4円

2020年2月期は減配当予定です。配当方針は「連結配当性向30%の安定的な配当を実施」としており、ここ数年の配当性向は見事に約30%です。

毎年、配当性向が30%になるように期末配当で調整を行っており、2019年2月期の配当は382円予定から387円に増額修正しています(株式分割前の配当額です)。2020年2月期も最終利益次第で配当が多少増減する可能性が高いです。

参考:中期経営計画|良品計画公式サイト

最近の業績と今後の見通しを確認

最後に最近の業績と今後について考えてみます。

最近の業績を確認

2019年7月10日の決算にて2020年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は96億円と発表。上期計画の239億円に対する進捗率は40.2%、通期計画の487億円に対する進捗率は19.7%となりました。

若干ですが、厳しい出足となっているため、ここからの巻き返しが必要です。月次売上では1Q以降、昨対比で伸びているため、巻き返しの期待値は高いです。

参考:月次概況|良品計画公式サイト

今後の動きについて

2019年6月に「8月30日から1,100品目の値下げ」を発表しました。消費税増税前の駆け込み需要、増税後の消費冷え込みに対応するため、とみられます。実際にこの値下げの効果からか9月の月次売上は前年比でかなり好調な数字になっています。

参考:価格見直し実施のお知らせ|良品計画公式サイト

他の小売りでは原材料・輸送費や人件費などのコスト上昇から値上げをする企業が多い中、値下げするのはかなり危険な賭けでもあります。昔、多くの企業が値下げ合戦をした結果、多くの企業が痛い目を見たというのがあります。

もちろん、その時とは状況が違いますし利益を確保できるラインでの値下げは多くの顧客を確保する方法の一つです。値下げは直ぐに効果がでますが、実際に作戦が成功かどうかの結果がでるのはしばらくたってからだと個人的には考えています。

良品計画のROEは15%を超える水準で推移しており非常に優秀です、しかし、下落したとはいえまだ株価には割安感はそこまで出ていないですし、海外売上がどうなるか見えない部分もあります。

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