日清食品HDの株価分析!安定配当推移・業績は反動減見通しで株価は上昇から下落へ【2897】

即席麵の先駆者である日清食品ホールディングス(2897)。業績好調で株価も上昇していましたが、2020年9月以降は下落しています。果たして今後の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャートに加えて株主優待を分析してみました。

日清食品の株価POINT
  • 指標はやや割高、配当・優待の合計利回りは平均的
  • 株価は割高感、材料出尽くし感などで下落
  • 2022年3月期の業績は反動による減益見通し
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日清食品ホールディングスの事業内容と株価指標

はじめに、日清食品ホールディングスの事業内容と株価指標を見ていきます。

株価指標と配当利回り

株価:8,610円
予定年間配当:130円
年間配当利回り:1.51%
予想PER:27.8倍
PBR:2.33倍
時価総額:9,101億円

2021年8月30日終値時点のデータです。
最新の株価はコチラ⇒日清食品ホールディングス(株)【2897】:Yahoo!ファイナンス

指標にやや割高感があります。

日清食品ホールディングス(2897)とは

日清食品ホールディングス株式会社(にっしんしょくひんホールディングス、Nissin Foods Holdings Co., Ltd.)は、即席麺を生産する日清食品を中心とする食品グループの持株会社である。

日清食品ホールディングス – Wikipediaより抜粋

日清食品はインスタントラーメンの先駆者です。カップ麺の国内シェアは明星食品を子会社化したことで5割を超えます。チルド製麺や米国・中国へも広く展開しています。また、2020年11月にはスナック菓子メーカーの湖池屋を連結子会社化しています。

日清食品の業績推移と株価チャート

次に、日清食品ホールディングスの業績推移と株価チャートを見ていきます。

売上高と最終利益の推移

2021年3月期の最終利益は巣ごもり需要などもあり、過去最高の408億円で着地。2022年3月期はその反動もあり減益見通し(310億円-330億円)です。

参考:業績ハイライト|日清食品グループ

株価チャートの推移

下記は日清食品ホールディングス5年分の週足株価チャートです。

海外成長、巣ごもり需要による過去最高益更新見通しなどの好材料により株価を伸ばしましたが、2020年9月以降は割高感・材料出尽くし感などで下落しています。

株価のメドについて

上昇した場合のメドは9,300円、下落した場合のメドは7,800円辺りと見ることが出来そうです。

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日清食品の株主優待と配当推移について

次に、日清食品ホールディングスの株主優待制度と配当の推移を見ていきます。

株主優待制度について

日清食品ホールディングスの株主優待は「自社製品詰め合わせ」です。

所有株式数優待品
100株~300株3,000円相当の自社商品詰め合わせ (3月末)
300株~1,000株3,500円相当の自社商品詰め合わせ
+1,500円相当ひよこちゃんグッズ
(3月末と9月末の年2回)
1,000株~3,000株4,500円相当の自社商品詰め合わせ
+1,500円相当ひよこちゃんグッズ
(3月末と9月末の年2回)
3,000株以上5,500円相当の自社商品詰め合わせ
+1,500円相当ひよこちゃんグッズ
(3月末と9月末の年2回)

100株保有で3,000円相当なので優待利回りは約0.3%です。

参考:株主様ご優待|日清食品グループ

配当金の推移

下記は日清食品ホールディングスの配当金推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

日清食品の年間配当金推移

2017年3月期:85円
2018年3月期:90円
2019年3月期:110円
2020年3月期:110円
2021年3月期:120円
2022年3月期:130円(予)

配当は増配傾向で推移しています。配当性向は2020年3月期が39.1%、2021年3月期が30.6%、2022年3月期の予想は約40-44%です。また、日清食品は20年近く減配していません。

配当方針の確認

配当方針は「配当性向40%以上を目標」です。2022年3月期の配当は普通配当120円、カップヌードル発売50周年記念配当10円の合計130円予定です。

参考:配当政策|日清食品グループ

日清食品の決算内容と今後について

最後に、日清食品ホールディングスの決算内容の確認と今後について考えていきます。

決算内容を確認

2021年8月5日の決算にて、2022年3月期1Q(4-6月)の連結経常利益は140億円と発表。前年同期比22.1%減となりました。

今後について

日本国内ではシェアが高くブランド力が強いため、商品値上げ発表時には収益改善期待から株価が上昇。実際に利益が改善されました。

国内と国外

国内ではブランド力の強い優良企業です。既に国内では成熟しているため、さらなる成長を求めアメリカ・中国で販売エリアを拡大し、ブランド力強化などを行っていますが、当然、不透明感はあります。もちろん、海外の市場規模は大きいので上手くいけば業績をさらに大きく伸ばすことができます

短期的な動きと将来

株価がやや下落していますがまだ割高感があります。業績の良い企業の株を保有するのは間違いではないですが、株価は業績だけでは決まらないのは基本です。新規事業などにも投資を行いさらなる進化を目指しているためその成長期待なども見ていく必要があります。

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