日清食品の株価分析!業績好調で株価上昇も割高感あり、配当・優待の利回りは低め【2897】

日清食品ホールディングス(2897)の株価が上昇推移し、上場来最高値付近で推移しています。果たして今後の株価・配当がどうなるのか。株価指標・業績推移・株価チャートに加えて株主優待を分析してみました。

日清食品の株価POINT
  • 株価指標は割高で配当・優待利回りは低め
  • 株価は好調に推移し上場来高値を目指している
  • 業績も過去最高益を更新する見通し
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日清食品ホールディングスの事業内容と株価指標

はじめに日清食品ホールディングスの事業内容と株価指標を確認していきます。

日清食品ホールディングス(2897)とは

日清食品ホールディングス株式会社(にっしんしょくひんホールディングス、Nissin Foods Holdings Co., Ltd.)は、即席麺を生産する日清食品を中心とする食品グループの持株会社である。

日清食品ホールディングス – Wikipediaより抜粋

日清食品はインスタントラーメンの先駆者で、カップ麺は明星食品を子会社化したことで国内のシェアは5割を超えます。他にはチルド製麺や米国・中国へも広く展開しています。

参考:セグメント別業績|日清食品グループ

株価指標と配当利回り

2020年6月23日終値時点の日清食品ホールディングスの株価指標と配当利回りです。

現在の株価:9,270円
予定年間配当:110円
年間配当利回り:1.19%
予想PER:31.7倍、PBR:2.94倍

株価指標は割高感があります。年間の配当利回りは低めです。

日清食品ホールディングスの株主優待と配当推移について

次に日清食品ホールディングスの株主優待制度と配当金の推移を確認していきます。

株主優待制度について

日清食品の株主優待は「自社製品詰め合わせ」です。

所有株式数優待品
100株~300株3,000円相当の自社商品詰め合わせ
(3月末)
300株~1,000株3,500円相当の自社商品詰め合わせ
+1,500円相当ひよこちゃんグッズ
(3月末と9月末の年2回)
1,000株~3,000株4,500円相当の自社商品詰め合わせ
+1,500円相当ひよこちゃんグッズ
(3月末と9月末の年2回)
3,000株以上5,500円相当の自社商品詰め合わせ
+1,500円相当ひよこちゃんグッズ
(3月末と9月末の年2回)

300株~1000株、または1,000株~3,000株保有の場合、3年以上継続保有で優待がグレードアップします。100株保有で3,000円相当なので優待利回りは約0.3%です。優待利回りは低めです。

参考:株主様ご優待|日清食品グループ

配当金の推移

下記は日清食品ホールディングスの配当金の推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

配当は増配傾向ですが、2021年3月期は据え置き予定です。

中期経営計画2020では「配当性向40%以上を目標」としています。2019年3月期の配当性向は59.2%、 2020年3月期の配当性向は39.1%、2021年3月期の予想配当性向は約37.6%です。20年近く減配していない事や配当方針・配当性向を考えると、減配する可能性は低く5~10円程度の増額修正・増配が考えられます。

参考:配当政策|日清食品グループ

日清食品の業績推移と株価チャート

次に日清食品ホールディングスの業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と最終利益の推移

下記は日清食品ホールディングスの売上高と経常利益の推移です。

2019年3月期の最終利益は当初260億円の予測としていましたが、下方修正を行い最終的に193億円と減益となりましたが、2020年3月期は回復、2021年3月期の予想は305億円で過去最高益を更新する見通しです。

株価チャートの推移

下記は日清食品ホールディングス5年分の週足株価チャートの推移です。

株価は長期で上昇し上場来最高値水準です。各証券会社の目標株価引き上げや海外での需要増期待、過去最高益更新見通しなど好材料が多いですが、株価指標には割高感が目立つようになっています。

日清食品の決算内容と今後の株価について

最後に日清食品ホールディングスの決算内容の確認と今後について考えていきます。

決算内容を確認

2020年5月11日の決算にて2020年3月期の連結最終利益は293億円と発表、2021年3月期は305億円を見込み過去最高益を更新する見通し、配当は据え置きの年間110円方針としています。

今後について

日本国内ではシェアが高くブランド力が強いため、商品値上げ発表時には収益改善期待から株価が上昇しました。実際に業績も改善され更に株価が上昇しました。

国内ではまったく問題ない優良企業です。しかし、海外はどうなるか分からない部分があります。既に国内では成熟しているため、アメリカ・中国で販売エリア拡大、ブランド力強化などを行っていますが不透明感はあります。もちろん、海外の市場規模は大きいので上手くいけば業績をさらに大きく伸ばすことができます。

業績推移は問題ないですが、株価指標には割高感が出ています。当然、業績の良い企業の株を保有するのは良いですが、株価は業績だけでは決まらないです。

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