日本電気硝子が高配当利回り!株価は下落から上昇へ・業績推移と配当推移を分析【5214】

日本電気硝子(5214)の株価が下落から抜け出し中期的に上昇しています。過去と比較するとまだ安めで配当利回りが高めですが、果たして今後の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

日本電気硝子の株価POINT
  • 株価指標の割安感は強く、配当利回りは高い
  • 業績が伸び悩んだことで、一時、株価が大きく下落
  • 技術力は確かで業績回復傾向から株価はやや上昇
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日本電気硝子の事業内容と株価指標

はじめに日本電気硝子の事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:2,417円
予定年間配当:100円
年間配当利回り:4.14%
予想PER:15.1倍
PBR:0.49倍

2021年2月5日終値時点のデータ

PBRはかなり割安です。年間配当利回りは高いです。

日本電気硝子(5214)とは

日本電気硝子株式会社(にっぽんでんきがらす)はガラスメーカーである。フラットパネルディスプレイ(FPD)用ガラスの大手であり、特に液晶用ガラス基板では世界の生産量の20%を供給し、米コーニング、AGCとともに世界3強である。(この3社の世界生産シェアは9割以上。) 高機能性樹脂強化用ガラス繊維も世界シェアトップクラスである。

日本電気硝子 – Wikipediaより抜粋

主力事業は「薄型パネルディスプレイ(FPD)用ガラス」と「ガラスファイバ」です。自動車向けが厳しいですが、5Gなどの通信関係は好調です。

参考:年次報告書・中間報告書|日本電気硝子

日本電気硝子の業績推移と株価チャート

次に日本電気硝子の業績推移と株価チャート推移を確認していきます。

売上高と経常利益の推移

2017年12月期は2度の上方修正を行い好業績でした。しかし2018年12月期、2019年12月期ともに下方修正を行い連続減益、2019年12月期の最終損益は赤字に。2020年12月期も当初は厳しい見通しでしたが上方修正を行い増益で着地。2021年12月期も増益見通しで業績回復傾向です。

株価チャートの推移

下記は日本電気硝子5年分の週足株価チャートの推移です。

2018年からの長期で見ると株価は下落推移。2020年4月以降で見ると上昇していますが、2018年1月に5,000円近くまで上昇していたのを考えるとまだまだ弱いです。

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日本電気硝子の配当推移と決算内容

次に日本電気硝子の配当推移と決算内容を確認していきます。

配当金の推移

下記は日本電気硝子の配当推移です。年2回、中間配当(6月)と期末配当(12月)を実施しています。

日本電気硝子の年間配当金の推移

2016年12月期:80円
2017年12月期:90円
2018年12月期:100円
2019年12月期:100円
2020年12月期:100円
2021年12月期:100円(予)

配当は据え置き予定です。

配当方針は「株主資本配当率(DOE)2%以上を目標」です。方針を変更しなければ、安定配当に期待ができ、大きく減配する可能性は低いです。しかし、2019年12月期は最終赤字、2020年12月期の配当性向は63.4%。2021年12月も同水準予想のため高い配当性向です。

参考:業績ハイライト|日本電気硝子株式会社

最近の決算を確認

2021年2月2日の決算にて2020年12月期の連結経常利益は191億円と発表。減益予想から一転して増益で着地。2021年12月期の同利益は200億円見通しとしています。

日本電気硝子の今後の株価について

最後に日本電気硝子の今後の株価上昇ポイントと下落ポイントについて考えてみます。

今後について

株価は過去と比較するとまだ安くみえます。新しい基板ガラスの開発成功のように技術力は確かです。2020年12月期は当初減益予想でしたがテレワークなどによる需要増で増益で着地しました。今後は5Gの本格運用による需要増の期待もあります。

しかし、DOEは問題ないものの配当性向は高めで推移しており不安が無いとは言い切れないです。また、主な顧客が韓国、台湾、中国の液晶パネル企業であることを考えると不透明感が強めです。2020年2月に中期経営計画の見直しを行い、当初の想定を下回る計画に変更している点からも厳しさがうかがえます。

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