マツダ(mazda)の株価が上昇推移・配当回復で高めの利回り【7261】

自動車メーカーのマツダ(7261)。

今後の株価・配当はどうなるのか、株価指標と業績推移、株価チャートと配当推移を確認してみました。

マツダの株価POINT
  • 割安感あり、配当回復で高めの利回り
  • 株価は下落から抜け上昇推移
  • 業績回復も不透明感あり
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マツダの株価情報と業績推移

マツダの株価情報と業績推移・株価チャートを確認していきます。

株価の指標

株価:1,412.5円
予想PER:6.85倍
PBR:0.59倍
予想EPS:206.35円
時価総額:8,924億円

2023年8月17日終値時点のデータ
最新の株価参考:マツダ(株)【7261】:Yahoo!ファイナンス

PER、PBRともに割安感があります。

業績の推移

下記はマツダの売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

2019年3月期から2021年3月期まで連続減益、2021年3月期の最終損益は316億円の赤字となりました。

しかし、2022年3月期は大きく回復、2023年3月期も増益に。

2024年3月期は営業増益見通しとしています。

参考:【MAZDA】直近の業績ハイライト

株価のチャート

下記はマツダ5年分の週足株価チャートです。

株価は長期で下落していましたが、2021年以降は底値から抜けて推移。

2023年以降で見ると業績回復などもあり上昇推移しています。

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マツダの配当情報と株主優待

マツダの配当情報と株主優待制度を確認していきます。

配当金の情報

2024年3月期の予定年間配当:45円
予想年間配当利回り:3.19%

高めの配当利回りです。

配当金の推移について

下記はマツダの配当金推移です。配当権利日は9月(中間配当)と3月(期末配当)です。

マツダの年間配当金推移

2019年3月期:35円
2020年3月期:35円
2021年3月期:0円
2022年3月期:20円
2023年3月期:45円
2024年3月期:45円(予)

2021年3月期は8期ぶりの無配に転落。2022年3月期は復配、2023年3月期は更に回復しています。

配当性向は2023年3月期が19.8%、2024年3月期の予想が約22%です。

参考:【MAZDA】株主還元

株主優待について

株主優待制度は実施していないです。

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マツダの事業内容と今後について

マツダの事業内容と財務情報の確認と今後について考えてみます。

マツダ(7261)の概要

マツダ株式会社(英語: Mazda Motor Corporation)は、日本の自動車メーカーである。

2015年5月にはトヨタ自動車と中長期的な提携関係を結ぶことを発表し、2017年8月には業務資本提携を結ぶことで合意。相互に500億円分ずつ株式を取得。

THS-Ⅱの供給や、EV開発会社と北米工場の共同設立など、両社は急速に距離を縮めている。

マツダ – Wikipediaより抜粋

マツダは中堅の自動車メーカーで、輸出比率が高いです。ロータリーエンジンに代表されるような独自技術に強みを持っています。

ここ数年はトヨタとの連携を強め、資本提携もしています。

3カ月決算の実績

下記はマツダの連結経常利益の推移と前期との比較です。

2024年3月期の連結経常利益は1,720億円見通しとしています。

キャッシュフロー

下記はマツダのキャッシュ・フロー推移です。

参考:マツダ|Google Finance

マツダの今後について

2022年3月期、2023年3月期は想定以上の業績改善、為替の円安影響などで好調となりました。

しかし、国内の自動車メーカーはマツダに限らず日産自動車、三菱自動車などもここ数年は苦戦しています。

厳しい業績推移から回復

2024年3月期も増益見通しで株価は上昇気味に推移していますが、為替・諸外国の経済状況など、まだまだ不安要素はあります。

割安感・伸びしろ

株価には割安感があり、高めの配当利回りです。

コスト削減、トヨタ自動車との連携が進めばさらに業績が伸びる可能性も当然あります。

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