マルハニチロ(1333)の株価が暴落から復活?株主優待はお得?

マルハニチロ(1333)の株価が大きく下落していましたが、ここにきてやや上昇してきました。

業績推移・株価指標・株価チャートを確認して今後どうなるか考えてみました。株主優待も確認していきます。

  • 株価指標と事業内容について
  • 業績推移と株価チャートを確認
  • 配当と株主優待の利回りを確認
  • 最近の業績と今後の見込みについて

株価指標と事業内容について

はじめに株価指標と事業内容を見ていきます。

株価指標と配当利回り

現在の株価:2,939円

予定年間配当:40円

年間配当利回り:約1.4%

PER:9.1倍、PBR:1.19倍です

株価が下落していた影響もあり、まだPER、PBRともに若干割安感があります。

※株価は2019年11月8日終値

マルハニチロ(1333)とは

水産最大手で冷凍食品・缶詰などの加工食品も大手です。

遠洋漁業・水産加工大手のマルハと北洋漁業・水産加工大手のニチロが2007年に経営統合し事業再編を経て2014年4月1日の合併により誕生した企業です。

セグメント別でみると営業利益の多くは海外事業と加工事業になっています。

参考:2019年3月期連結決算 セグメント別損益|マルハニチロ公式サイト

業績推移と株価チャート

次に業績推移と株価チャートを見ていきます。

売上高と経常利益の推移

ここ数年でみると売上高は上昇傾向ですが、経常利益はやや減少傾向にあります。2020年3月期は増収・増益の見込みとなっています。

株価チャート

下記は直近約3年分の週足株価チャートです。

2018年7月に4,500円をつけた株価ですが、その後下落トレンドで推移し2,500円付近まで大きく下落しました。しかし、ここ数カ月は割安感もありじわじわと上昇しています。

3,000円以下では割安感もあり比較的買い場ですが、今後の業績見込み次第では2,000円、2,500円まで下落する可能性もありえます。

配当と株主優待の利回りについて

次に配当推移、配当・株主優待の利回りを見てみます。

配当推移を確認

下記はマルハニチロの配当推移です。

2015年3月期2016年3月期2017年3月期2018年3月期2019年3月期2020年3月期(予)
30円30円45円40円40円40円

マルハニチロは安定配当を継続することを基本方針としています。配当性向はここ数年15%以下で安定しているのでよほどのことがない限り減配はなさそうです。2017年3月期は普通配当40円、記念配当5円です。

現状ではこの先、大きく増額修正・大幅増配の期待値は低いですが、減配する可能性はかなり低いです。個人的にはそろそろ5円~10円程度の増配があるのではと考えています。

参考:配当金・配当政策・株主優待|マルハニチロ公式サイト

株主優待制度について

マルハニチロは株主優待を実施しています。

3月末に100株以上保有していると自社グループ商品の5品の中から1つ選んでいただくことができます

  1. 水産缶詰詰合せ
  2. 瓶詰詰合せ
  3. 海苔詰合せ
  4. DHA入りリサーラソーセージ
  5. ラ・カンティーヌ詰合せ

選択商品により多少金額の違いはありますが、調べたところ大体3,000円相当額でした。

優待利回りに換算すると100株保有(293,900円)で3000円相当なので約1%です。わりとある利回り水準なので、ものすごくお得というわけではないですが、悪くはないという印象です。

参考:株主優待のご案内|マルハニチロ公式サイト

最近の業績と今後の見通しを確認

最後に最近の業績と今後について見ていきます。

最近の業績を確認

2019年11月5日の決算にて2020年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は114億円と発表、通期計画の265億円に対する進捗率は43.4%となりました。

1Qは前年同期比でマイナスでしたが、2Qは前年同期比でプラスとなりました。累計では若干物足りなさはあるものの2Qが前年同期比でプラスなのがポジティブにみられ、株価は上昇しました。

今後の動きについて

マルハニチロの事業セグメントは「漁業・養殖事業」、「商事事業」、「海外事業」、「加工事業」、「物流事業」です。

中でも「加工事業」の冷凍食品や加工食品(缶詰)はこれからの需要にもマッチしているため、マルハニチロに限らず利益を伸ばすことができそうです。実際に「加工事業」の業績は好調です。

しかし、他の事業が減収・減益しているため、利益をあまり伸ばせていません。これからはいかに減収・減益を食い止めることができるかが大きなカギとなりそうです。

また、株価はじわじわと上昇していますが、まだ割安感があります。配当にも安心感があり、優待を実施しているのも好材料です。

しかし、2020年3月期の通期計画達成にはここから更に伸びる必要があり、仮に前年と同程度で落ち着いた場合は下方修正が考えられます。

参考:第75期 株主通信|マルハニチロ公式サイト

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