マルハニチロの株価分析!長期で株価が下落・下げ止まり感があるが今後どうなる【1333】

水産国内最大手のマルハニチロ(1333)。業績悪化の影響で長期で株価が下落しています。果たして今後の株価と配当はどうなるのか、業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。また、株主優待の内容と利回りも確認していきます。

マルハニチロの株価POINT
  • 株価指標は割安水準、配当・優待の合計利回りは約3%
  • 業績伸び悩みに加え、先行き不安から長期で株価が下落
  • 短期的には下げ止まりも上昇とはいかず
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マルハニチロの株価指標と事業内容

はじめに、マルハニチロの株価指標と事業内容を見ていきます。

株価指標と配当利回り

株価:2,390円
予定年間配当:40円
年間配当利回り:1.67%
予想PER:9.0倍
PBR:0.84倍

2021年8月13日終値時点のデータです。
最新の株価はコチラ⇒マルハニチロ(株)【1333】:Yahoo!ファイナンス

指標はPER、PBRともに割安感があります。

マルハニチロ(1333)とは

マルハニチロ株式会社(英:Maruha Nichiro Corporation)は、日本の大手食品会社。

1880年創業の遠洋漁業・捕鯨・水産加工大手のマルハ(旧・大洋漁業)と1906年創業の北洋漁業・水産加工大手のニチロ(旧・日魯漁業)を起源とする企業で、2007年に両社が経営統合し2008年の事業再編を経て2014年4月1日の合併により誕生した企業である。

マルハニチロ – Wikipediaより抜粋

マルハニチロは水産最大手の企業で冷凍食品・缶詰などの「加工食品」も事業展開しています。遠洋漁業・水産加工大手の「マルハ」と北洋漁業・水産加工大手の「ニチロ」が経営統合し誕生した企業です。利益の多くは海外事業と加工事業が生み出しています。

マルハニチロの業績推移と株価チャート

次に、マルハニチロの業績推移と株価チャートを見ていきます。

売上高と経常利益の推移

売上・利益ともに減少傾向です。3期連続で減益しており厳しい推移です。2022年3月期は回復を見込んでいますが、まだ厳しさが感じられます。

株価チャートの推移

下記はマルハニチロ5年分の週足株価チャートです。

2018年7月までは好調に株価が上昇、4,500円まで株価を伸ばしました。しかし、その後は下落して一時は2,000円割れ、その後も厳しい推移です。

株価のメドについて

上昇した場合のメドは2,700円、下落した場合のメドは2,000円辺りと見ることが出来そうです。

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マルハニチロの配当推移と株主優待

次に、マルハニチロの配当推移と株主優待制度を見ていきます。

配当金の推移

下記はマルハニチロの配当推移です。年1回、期末配当(3月末)を実施しています。

2017年3月期は普通配当40円、記念配当5円です。年間配当は40円で推移しています。配当性向は2020年3月期が16.8%、2021年3月期が36.4%、2022年3月期の予想が約15%です。

配当政策の確認

マルハニチロの配当方針は「安定配当を継続する」としています。

参考:配当金・配当政策・株主優待|マルハニチロ株式会社

株主優待制度について

マルハニチロの株主優待は「自社グループ商品」です。権利日は3月末、100株以上保有が対象で複数商品の中から選べます。

選択商品により金額が異なりますが約3,000円相当です。100株保有で3,000円相当と考えると優待利回りは約1.3%です。

マルハニチロの決算内容と今後

最後に、マルハニチロの決算内容の確認と今後について考えていきます。

決算内容を確認

2021年8月10日の決算にて、2022年3月期1Q(4-6月)の連結経常利益は70.7億円と発表。前年同期比60.2%増、通期計画の210億円に対する進捗率は33.7%となりました。

今後の動きについて

マルハニチロの事業セグメントは「漁業・養殖事業」、「商事事業」、「海外事業」、「加工事業」、「物流事業」です。「加工事業」の冷凍食品や加工食品(缶詰)は好調に推移しており、この先の需要増も見込めます。しかし、他事業の利益が減少しているため、全体としての利益を伸ばせていません。

株価は長期で見ると下落していますが、2022年3月期は業績回復を見込み、短期でやや下げ止まり感が出ています。

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