マルハニチロの株価が暴落?下落が止まらない株価だが配当・株主優待のお得度を調査【1333】

マルハニチロ(1333)の株価が大きく下落して推移しています。果たして今後の株価と配当はどうなるのか、業績推移・株価指標・株価チャート・配当推移を分析してみました。また、配当・株主優待の利回り・お得度も確認していきます。

マルハニチロの株価POINT
  • 株価は割安水準だが配当利回りは平均より低め
  • 業績は大きく下方修正したが配当が減る可能性は低い
  • 業績の先行き不安から株価が軟調に推移している
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マルハニチロの事業内容と株価指標

はじめにマルハニチロの事業内容と現在の株価指標を確認していきます。

マルハニチロ(1333)とは

水産最大手で冷凍食品・缶詰などの加工食品も大手です。遠洋漁業・水産加工大手のマルハと北洋漁業・水産加工大手のニチロが2007年に経営統合し事業再編を経て2014年4月1日に誕生した企業です。利益の多くは海外事業と加工事業です。

参考:2019年3月期連結決算 セグメント別損益|マルハニチロ

株価指標と配当利回り

現在の株価:2,542円

予定年間配当:40円

年間配当利回り:約1.57%

予想PER:10.3倍、PBR:0.98倍

※株価は2020年2月14日終値

PER、PBRともに割安感があります。配当利回りは低いです。

マルハニチロの株価チャートと業績推移

次にマルハニチロの株価チャートと業績推移を確認していきます。

株価チャート

下記はマルハニチロの5年分の週足株価チャートです。

2018年7月の株価4,500円までは好調に上昇していました。しかし、その後は下落推移し2,500円付近まで大きく下落しています。3,000円以下では割安感もあり比較的買い場ですが、2,000円付近まで下落する可能性もありえます。上昇した場合のメドとしては3,000円が一旦のメドとなりそうです。

売上高と経常利益の推移

売上は横ばいに推移していますが、経常利益は減少傾向です。2020年3月期は大きく下方修正を行い、減収・減益の見通しとなっています。

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マルハニチロの配当推移と株主優待

次にマルハニチロの配当推移と株主優待制度を確認していきます。

配当金の推移

下記はマルハニチロの配当推移です。年1回、期末配当(3月末)を実施しています。

2017年3月期は普通配当40円、記念配当5円です。

マルハニチロの配当方針は「安定配当を継続すること」としています。配当性向はここ数年15%以下、2020年3月期も業績下方修正をしましたが予想配当性向は約16%なので減配はなさそうです。

参考:配当金・配当政策・株主優待|マルハニチロ株式会社

株主優待制度について

マルハニチロの株主優待は「自社グループ商品」です。権利日は3月末、100株以上保有していると対象です。複数商品の中から選ぶことが出来ます。

選択商品により金額が違いますが大体3,000円相当です。

100株保有(254,200円)で3,000円相当なので優待利回りは約1.18%です。ものすごくお得ではないですが、よくある水準で特に悪くはないです。

参考:株主優待のご案内|マルハニチロ株式会社

マルハニチロの直近決算と今後

最後にマルハニチロの直近決算の確認と今後について考えていきます。

最近の決算を確認

2020年2月3日の決算にて2020年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は186億円と発表、あわせて、通期の同利益を従来予想の265億円から195億円に下方修正しました。

今後の動きについて

マルハニチロの事業セグメントは「漁業・養殖事業」、「商事事業」、「海外事業」、「加工事業」、「物流事業」です。中でも「加工事業」の冷凍食品や加工食品(缶詰)はこれからの需要にもマッチしているため、マルハニチロに限らず利益を伸ばすことができそうです。実際に「加工事業」の業績は好調です。

しかし、他の事業が減収・減益しているため、利益をあまり伸ばせていません。これからはいかに減収・減益を食い止めることができるかが大きなカギとなりそうです。株価には割安感・配当にも安心感がありますが、今後の不安材料はあります。

参考:第75期 株主通信|マルハニチロ公式サイト

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