マルハニチロの株価分析!長期株価は下落だが短期では抜け出し感【1333】

水産国内最大手のマルハニチロ(1333)。業績悪化の影響で長期の株価が下落しています。果たして今後の株価と配当はどうなるのか、業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。また、株主優待の内容と利回りも確認していきます。

マルハニチロの株価POINT
  • 株価指標は割安水準、配当・優待の合計利回りは悪くない
  • 業績伸び悩みに加え、先行き不安から長期の株価が下落
  • 短期的には下落から抜け出し上昇する気配も
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マルハニチロの事業内容と株価指標

はじめにマルハニチロの事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:2,559円
予定年間配当:40円
年間配当利回り:1.56%
予想PER:9.6倍
PBR:0.94倍

2021年5月13日終値時点のデータ

株価指標はPER、PBRともに割安感があります。

マルハニチロ(1333)とは

マルハニチロ株式会社(英:Maruha Nichiro Corporation)は、日本の大手食品会社。

1880年創業の遠洋漁業・捕鯨・水産加工大手のマルハ(旧・大洋漁業)と1906年創業の北洋漁業・水産加工大手のニチロ(旧・日魯漁業)を起源とする企業で、2007年に両社が経営統合し2008年の事業再編を経て2014年4月1日の合併により誕生した企業である。

マルハニチロ – Wikipediaより抜粋

マルハニチロは水産最大手の企業で冷凍食品・缶詰などの加工食品も事業展開しています。遠洋漁業・水産加工大手の「マルハ」と北洋漁業・水産加工大手の「ニチロ」が経営統合し誕生した企業です。利益の多くは海外事業と加工事業が生み出しています。

参考:財務ハイライト|マルハニチロ株式会社

マルハニチロの業績推移と株価チャート

次にマルハニチロの業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と経常利益の推移

売上・利益ともに減少傾向です。3期連続で減益しており厳しい推移です。2022年3月期は回復を見込んでいますが、まだ厳しさが感じられます。

株価チャートの推移

下記はマルハニチロ5年分の週足株価チャート推移です。

2018年7月までは好調に株価が上昇、4,500円まで株価を伸ばしました。

しかし、その後は下落して一時は2,000円割れをしました。現在は底値から抜けてやや上昇していますが、大きくは上昇していないです。ここからの上値メドは3,000円、下値メドは2,100円辺りと見ることができます。

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マルハニチロの配当推移と株主優待

次にマルハニチロの配当推移と株主優待制度を確認していきます。

配当金の推移

下記はマルハニチロの配当推移です。年1回、期末配当(3月末)を実施しています。

2017年3月期は普通配当40円、記念配当5円。年間配当は40円で推移しています。

マルハニチロの配当方針は「安定配当を継続すること」です。配当性向は20%以下で推移していましたが、2021年3月期は36.4%と高くなりました。2022年3月期の予想配当性向は約15%です。

参考:配当金・配当政策・株主優待|マルハニチロ株式会社

株主優待制度について

マルハニチロの株主優待は「自社グループ商品」です。権利日は3月末、100株以上保有が対象で複数商品の中から選べます。

選択商品により金額が異なりますが約3,000円相当です。100株保有で3,000円相当と考えると優待利回りは約1.2%です。

マルハニチロの決算内容と今後

最後にマルハニチロの決算内容確認と今後について考えていきます。

決算内容を確認

2021年5月10日の決算にて2021年3月期の連結経常利益は181億円と発表。2022年3月期の同利益は210億円見通し、年間配当は据え置きの40円予定としています。

今後の動きについて

マルハニチロの事業セグメントは「漁業・養殖事業」、「商事事業」、「海外事業」、「加工事業」、「物流事業」です。「加工事業」の冷凍食品や加工食品(缶詰)は好調に推移しており、この先の需要増も見込めます。しかし、他事業の利益が減少しているため、全体としての利益を伸ばせていません。

株価は長期で下落していますが、2022年3月期は回復を見込み、短期の株価は下げ止まり感があるため、復活する可能性も当然あります。

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