コマツ【6301】連続増配当で高利回り・業績好調で株価上昇推移

建設機械で世界2位の小松製作所(6301)、連続増配当で高い利回りです。株価指標と業績推移、株価チャートと配当推移を確認していきます。

小松製作所(コマツ)のPOINT
  • 連続増配当で高めの利回り
  • 株主優待はオマケ感が強い
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コマツの株価情報と配当・優待

小松製作所の株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。

株価の指標(2024年1月31日終値時点)

株価:4,245円
予想PER:11.8倍
PBR:1.42倍
予想EPS:359.81円
時価総額:4兆1,338億円

最新の株価参考:コマツ【6301】:Yahoo!ファイナンス

配当金の情報

2024年3月期の予定年間配当:144円
予想年間配当利回り:3.39%

配当金の推移について

下記はコマツの配当金推移です。配当権利日は9月(中間配当)と3月(期末配当)です。

小松製作所の年間配当金推移

2019年3月期:110円
2020年3月期:94円
2021年3月期:55円
2022年3月期:96円
2023年3月期:139円
2024年3月期:144円(予)

2020年3月期、2021年3月期と連続減配も、2022年3月期に大きく回復。2024年3月期も増配予定としています。

配当性向は2023年3月期が40.3%。2024年3月期の予想が約40%です。

配当方針の確認

配当方針は「連結配当性向を40%以上」としています。以前は「連結配当性向が60%を超えないかぎり減配しない方針」としていました。

参考:配当金について|小松製作所-建設機械のコマツ

株主優待について

株主優待制度は「オリジナルミニチュア」です。優待権利月は3月、300株以上保有かつ3年以上の継続保有が条件です。

株主優待と言うよりは感謝品という位置付けで実施しており、公式サイトでも「感謝品」としています。株価に与える影響はなさそうです。

参考:感謝品進呈のご案内|小松製作所-建設機械のコマツ

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コマツの業績推移と株価推移

小松製作所の業績推移と株価推移を確認していきます。

業績の推移

下記はコマツの売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

2020年3月期、2021年3月期は連続減収・減益となりましたが、2022年3月期は回復。

2023年3月期は大きく増収・増益となり過去最高を更新。

2024年3月期も増益見通しとしています。

参考:業績・財務ハイライト(通期)|小松製作所

株価のチャート

下記はコマツ5年分の週足株価チャートです。

株価は2020年4月以降は上昇していましたが、2021年-2022年はレンジ推移

2023年に入ると上昇、9月以降は下落していましたが、2024年に入ると再度上昇しています。

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コマツの事業内容と財務状況

小松製作所の事業内容と財務状況を確認していきます。

コマツ(6301)の概要

株式会社小松製作所(こまつせいさくしょ)は、日本の建設機械・鉱山機械のメーカー。呼称としてカタカナ表記のコマツを用いている。英表記はKOMATSUである。

堅実な経営で比較的財務体質が良く、世界戦略も好調な会社として知られ、投資家やエコノミストからの評価は高い。

好悪含めて新聞雑誌の経済欄を飾ることも多い。斜陽産業などと言われた時期もあったが、建機業界が活況を帯びていることもあって、最近では成長企業として見られている。

小松製作所 – Wikipediaより抜粋

コマツは日本だけでなくグローバルに事業を展開しており海外売上比率は約9割です。そのため、世界的な景気動向が業績に大きな影響を与えます。

3カ月決算の実績

下記はコマツの連結税引前利益の推移と前期との比較です。

2024年3月期の連結税引前利益は5,090億円見通しとしています。

キャッシュフロー

下記はコマツのキャッシュ・フロー推移です。

コマツの配当・優待について

高い配当利回りですが、業績連動感があり今後の配当がどうなるか見えにくさがあります。

株主優待はオマケの印象が強いです。

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