コマツ(小松製作所)の株価分析!業績悪化で連続減配当・短期株価はやや下落【6301】

建設機械で世界2位の小松製作所(6301)。業績悪化により連続減配となりましたが、業績回復見通しです。はたして今後の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

小松製作所(コマツ)の株価POINT
  • 株価指標に目立った割安感、割高感なし
  • 回復見通しもやや厳しい業績推移
  • 世界的なブランド力があり回復期待値高め
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コマツの株価指標と事業内容

はじめに、コマツの株価指標と事業内容を見ていきます。

株価指標と配当利回り

株価:2,727.5円
予想年間配当:62円
年間配当利回り:2.27%
予想PER:17.7倍
PBR:1.33倍

2021年8月4日終値時点のデータです。
最新の株価はコチラ⇒コマツ【6301】:Yahoo!ファイナンス

株価指標に目立った割安感、割高感はないです。配当利回りは高めです。

コマツ(6301)とは

株式会社小松製作所(こまつせいさくしょ)は、日本の建設機械・鉱山機械のメーカー。呼称としてカタカナ表記のコマツを用いている。英表記はKOMATSUである。TOPIX Large70の構成銘柄の一つ。

堅実な経営で比較的財務体質の良く、世界戦略も好調な会社として知られ、投資家やエコノミストからの評価は高い。好悪含めて新聞雑誌の経済欄を飾ることも多い。斜陽産業などと言われた時期もあったが、建機業界が活況を帯びていることもあって、最近では成長企業として見られている。

小松製作所 – Wikipediaより抜粋

コマツは日本だけでなくグローバルに事業を展開しており海外売上比率は約86%です。そのため、世界的な景気動向が業績に大きな影響を与えます。

コマツの業績推移と株価チャート

次に、コマツの業績推移と株価チャートを見ていきます。

売上高・経常利益の推移

2019年3月期は過去最高益の3,774億円と好調でしたが、2020年3月期は3,170億円予想から2,231億円で着地。世界的な環境悪化の影響もあり2021年3月期も減収・減益に。2022年3月期は回復予想です。

株価チャートの推移

下記はコマツ5年分の週足株価チャート推移です。

2018年までの株価は上昇トレンドで推移。その後は割高感や利益確定売り、中国に対する警戒感や業績悪化などで下落。2020年4月に底打ちをして上昇しましたが、2021年3月以降の短期ではやや下落しています。

株価のメドについて

上昇した場合のメドは3,500円、下落した場合のメドは2,300円辺りと見ることが出来そうです。

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コマツの配当推移と株主優待

次に、コマツの配当金推移と株主優待制度を見ていきます。

配当金の推移

下記はコマツの配当金推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

コマツの年間配当金推移

2017年3月期:58円
2018年3月期:84円
2019年3月期:110円
2020年3月期:94円
2021年3月期:55円
2022年3月期:62円(予)

2020年3月期、2021年3月期と連続減配。2022年3月期はやや回復予定です。配当性向は2020年3月期が57.7%、2021年3月期が48.9%。2022年3月期の予想は約40%です。

配当方針の確認

配当方針は「連結配当性向を40%以上」です。以前は「連結配当性向が60%を超えないかぎり、減配しない方針」と記載がありましたが、現在は無いです。

参考:配当金について|小松製作所-建設機械のコマツ

株主優待制度について

コマツは株主優待を実施しています。株主優待というよりは感謝品という位置です。公式サイトでも「感謝品」としています。

300株以上保有かつ保有期間が3年以上でオリジナルミニチュアがいただけます。

株主優待が株価に与える影響はなさそうです。

参考:感謝品進呈のご案内|小松製作所-建設機械のコマツ

コマツの決算内容と今後について

最後に、コマツの決算内容確認と今後について考えてみます。

決算内容について

2021年7月30日の決算にて、2022年3月期1Q(4-6月)の連結経常利益は614億円と発表。前年同期比115.7%増、通期計画の2,170億円に対する進捗率は28.3%となりました。

今後について

コマツはグローバルに事業を展開しているため、世界的な景気動向が業績に大きな影響を与えます。日米欧の先進国だけでなく、中国をはじめ新興国の景気が悪くなれば当然、需要が減ります。

短期的には大きく回復

短期的な不安はまだありますが、2021年3月期の業績は当初の見通しより上振れ、2022年3月期1Qも想定より好調です。また、堅実経営で財務体質も良い優良企業であることはプラス材料です。利益が減ったことで配当を減らするのは、良い意味で捉えると目先だけでなく将来を見据えた処置と考えることもできます。

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