コマツ(小松製作所)の株価分析!業績悪化で連続減配当も短期株価は上昇【6301】

建設機械で世界2位の小松製作所(6301)。業績悪化により連続減配となりましたが業績回復見通しから株価が上昇しています。はたして今後の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

小松製作所(コマツ)の株価POINT
  • 株価指標に目立った割安感、割高感なし
  • 回復見通しもやや厳しい業績推移
  • 世界的なブランド力があり回復期待値高め
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コマツの事業内容と株価指標

はじめにコマツの事業内容と株価指標を見ていきます。

株価指標と配当利回り

株価:3,387円
予想年間配当:62円
年間配当利回り:1.83%
予想PER:21.9倍
PBR:1.67倍

2021年5月7日終値時点のデータ

株価指標に目立った割安感、割高感はないです。

コマツ(6301)とは

株式会社小松製作所(こまつせいさくしょ)は、日本の建設機械・鉱山機械のメーカー。呼称としてカタカナ表記のコマツを用いている。英表記はKOMATSUである。TOPIX Large70の構成銘柄の一つ。

建設機械の日本でのシェアは1位、世界でアメリカ・キャタピラー社に次いで2位。日本以外にも南北アメリカ、ヨーロッパ、CIS、中近東、アフリカ、東南アジア、オセアニア、中国にグループ企業を展開する。

堅実な経営で比較的財務体質の良く、世界戦略も好調な会社として知られ、投資家やエコノミストからの評価は高い。好悪含めて新聞雑誌の経済欄を飾ることも多い。斜陽産業などと言われた時期もあったが、建機業界が活況を帯びていることもあって、最近では成長企業として見られている。

小松製作所 – Wikipediaより抜粋

コマツは日本だけでなくグローバルに事業を展開しており海外売上比率は約86%です。そのため、世界的な景気動向が業績に大きな影響を与えます。

参考:コマツはグローバル企業?|小松製作所-建設機械のコマツ

コマツの業績推移と株価チャート

次にコマツの売上・利益推移と株価チャートの推移を確認していきます。

売上高・経常利益の推移

2019年3月期は過去最高益の3,774億円と好調でしたが、2020年3月期は3,170億円予想から2,231億円で着地。世界的な環境悪化の影響もあり2021年3月期も減収・減益となりました。

株価チャートの推移

下記はコマツ5年分の週足株価チャート推移です。

2018年1月までの株価は上昇トレンドで推移していました。その後、割高感や利益確定売り、中国に対する警戒感が出たことで下落が始まり、実際に業績が伸び悩んだことで更に下落。

2020年4月に底打ちをして短期で見ると上昇しており業績回復が期待されている状況と言えそうです。

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コマツの配当推移と株主優待

次にコマツの配当金推移と株主優待制度を確認していきます。

配当金の推移

下記はコマツの配当金推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

コマツの年間配当金推移

2017年3月期:58円
2018年3月期:84円
2019年3月期:110円
2020年3月期:94円
2021年3月期:55円
2022年3月期:62円(予)

2020年3月期、2021年3月期は連続減配です。

配当方針は「連結配当性向を40%以上」です。以前は「連結配当性向が60%を超えないかぎり、減配はしない方針」と記載がありましたが、現在は無いです。

配当性向は2020年3月期が57.7%、2021年3月期が48.9%。2022年3月期の予想は約40%です。

参考:配当金について|小松製作所-建設機械のコマツ

株主優待制度について

コマツは株主優待を実施しています。株主優待というよりは感謝品という位置です。公式サイトでも「感謝品」としています。

300株以上保有かつ保有期間が3年以上でオリジナルミニチュアがいただけます。

株主優待が株価に与える影響はなさそうです。

参考:感謝品進呈のご案内|小松製作所-建設機械のコマツ

コマツの決算内容と今後について

最後にコマツの決算内容確認と今後について考えてみます。

決算内容について

2021年4月30日の決算にて2021年3月期の連結経常利益は1,627億円と発表。2022年3月期は2,170億円見通し、年間配当は62円予定としています。

今後について

コマツはグローバルに事業を展開しているので世界的な景気動向が業績に大きな影響を与えます。日米欧の先進国だけでなく、中国をはじめ新興国の景気が悪くなれば当然、需要が減ります。

短期的な不安はまだありますが、2021年3月期の業績は当初の見通しより上振れています。また、堅実経営で財務体質も良い優良企業であることはプラス材料です。

利益が減ったことで配当を減らするのは、良い意味で捉えると目先だけでなく将来を見据えた処置と考えることもできます。

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