シチズン時計の株価分析!業績悪化で株価下落も業績回復見通しで配当回復予定【7762】

腕時計大手のシチズン時計(7762)。業績悪化の影響で株価が大きく下落、連続減配と厳しい状況です。果たして、今後のシチズン時計の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

シチズン時計の株価POINT
  • 株価指標の割安感は強め、高い予定配当利回り
  • 業績回復見通しで配当も回復予定
  • 株価は先の不安感を織り込んだ価格
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シチズン時計の株価指標と事業内容

はじめにシチズン時計の株価指標と事業内容を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:417円
予定年間配当:14円
年間配当利回り:3.36%
予想PER:14.5倍
PBR:0.64倍

2021年5月20日終値時点のデータ

PBRはかなり割安です。配当は回復予定で年間配当利回りは高めです。

シチズン時計(7762)とは

シチズン時計株式会社(シチズンとけい、英: Citizen Watch Co., Ltd.)は、日本の精密・電子機器の製造会社であり、シチズングループの中核を成す企業である。関東地方・甲信越地方を中心として世界各地に拠点を構えている。

かつては腕時計の機械体(ムーブメント)の生産量世界第1位(グループ)を誇り、国内最大手。世界シェアの3割以上を持つ。

シチズン時計 – Wikipediaより抜粋

社名に時計とあるようにメインは「時計事業」です。工作機械やデバイス事業も展開しており、海外売上比率は約7割あります。

参考:グループの強みと事業展開|シチズン時計株式会社

シチズン時計の業績推移と株価チャート

次にシチズン時計の業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と経常利益の推移

売上・利益ともに減少推移です。最終損益は2020年3月期が167億円の赤字、2021年3月期も251億円の赤字で厳しいです。2022年3月期は増収・増益見通しですがまだ完全回復とはいかない予想です。

参考:シチズンの業績|シチズン時計株式会社

株価チャートの推移

下記はシチズン時計5年分の週足株価チャート推移です。

株価は長期で下落しています。2020年10月には業績悪化や今後の不透明感などから過去最安値まで下落しました。短期的にはやや上昇していますが、一旦の上値メド400円周辺でやや揉み合う雰囲気も出ています。

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シチズン時計の配当推移と決算内容

次にシチズン時計の配当推移と決算内容を確認していきます。

配当金の推移について

下記はシチズン時計の配当金の推移です。通常は年2回(9月、3月)の配当を実施しています。

シチズン時計の年間配当金推移

2017年3月期:17円
2018年3月期:22円
2019年3月期:20円
2020年3月期:12円
2021年3月期:5円
2022年3月期:14円(予)

株主還元の基本方針は「配当及び自己株式取得の合計額の親会社株主に帰属する当期純利益に対する比率を株主還元性向と捉え、3年間の平均で60%以上とする」、「業績連動だけでなく、配当の安定性を重視」です。

2020年3月期は減配、2021年3月期も大きく減配と厳しい状況ですが2022年3月期は回復予定です。予想配当性向は約48%です。

参考:株主になるメリット|シチズン時計株式会社

最近の決算について

2021年5月13日の決算にて2021年3月期の連結経常損益は41.4億円の赤字と発表。2022年3月期の同損益は110億円の黒字見通し、年間配当は14円予定としています。

シチズン時計の今後の株価について

最後にシチズン時計の今後の株価について考えていきます。

今後について

業績悪化の主な要因は時計事業と機械事業の悪化に加えて構造改革に伴う特別損失の計上です。想定以上の業績悪化で株価が大きく下落しています。

多くの悪材料や今後の不安がかなり反映されている株価のため、業績が復活すれば安い株価となります。2021年3月期は想定よりは赤字が縮小しましたが、まだまだ先の不安が強いため株価が低迷しているともいえます。

参考:シチズンの成長戦略|シチズン時計株式会社

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