シチズン時計の株価分析。業績悪化で配当無配へ、株価は大きく下落【7762】

腕時計大手のシチズン時計(7762)の株価が業績悪化の影響で大きく下落しています。果たして、今後の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

シチズン時計の株価POINT
  • 株価の割安感、割高感の判断は難しい
  • 期末配当を見送り、今後更に配当が厳しくなる可能性もある
  • 業績は厳しい数値で推移している
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シチズン時計の事業内容と株価指標

はじめにシチズン時計の事業内容と株価指標を確認していきます。

シチズン時計(7762)とは

シチズン時計株式会社(シチズンとけい、英: Citizen Watch Co., Ltd.)は、日本の精密・電子機器の製造会社であり、シチズングループの中核を成す企業である。関東地方・甲信越地方を中心として世界各地に拠点を構えている。

かつては腕時計の機械体(ムーブメント)の生産量世界第1位(グループ)を誇り、国内最大手。世界シェアの3割以上を持つ。

wikipediaより抜粋

社名に時計とあるようにメインは時計事業ですが、他にも工作機械やデバイス事業も展開しています。海外売上比率は約7割あります。

参考:グループの強みと事業展開|シチズン時計株式会社

株価指標と配当利回り

現在の株価:391円

予定年間配当:12円

年間配当利回り:3.07%

予想PER:30.6倍、PBR:0.48倍

※株価は2020年3月6日終値

PERはかなり割高、PBRは割安です。配当ですが期末配当(3月)を無配としました。

シチズン時計の業績推移と株価チャート・配当推移

次にシチズン時計の業績推移と株価チャート・配当推移を確認していきます。

売上高と経常利益の推移

売上・利益ともに減少傾向です。特に2020年3月期はかなり厳しい状況です。

参考:シチズンの業績|シチズン時計株式会社

株価チャートについて

下記はシチズン時計5年分の週足株価チャートの推移です。

株価は長期で下落して推移しています。ここ最近では業績下方修正、配当見送り・相場環境の悪化により過去最安値付近まで下落しています。

ココからの一旦の下値メドは300円、上値メドは500円ですが業績を考えるとかなり見えにくい部分があります。

配当金の推移

下記はシチズン時計の配当金推移です。

シチズン時計の年間配当金推移

2015年3月期:16円
2016年3月期:17円
2017年3月期:17円
2018年3月期:22円
2019年3月期:20円
2020年3月期:12円(予)

2020年3月期の期末配当は見送りとなっています。

株主還元の基本方針は「配当及び自己株式取得の合計額の親会社株主に帰属する当期純利益に対する比率を株主還元性向と捉え、3年間の平均で60%以上とする」としています。

2020年3月期の予想配当性向は約94%とかなり高くなっています。業績次第では2021年3月期はさらに減配、または無配となる可能性もあります。

参考:株主になるメリット|シチズン時計株式会社

シチズン時計の直近決算と今後

最後にシチズン時計の直近決算内容の確認と今後について考えていきます。

最近の決算について

2020年2月12日の決算にて2020年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は124億円と発表、あわせて、通期の同利益を従来予想の180億円から105億円に下方修正しました。

また業績悪化に伴い、12円を計画していた下期配当を見送る方針としました。

今後について

業績悪化の主な要因は時計事業と機械事業の悪化に加えて構造改革に伴い特別損失の計上を行ったことです。想定以上の下方修正により株価が下落しました。

中期経営計画では2021年度に売上高3,700億円、営業利益300億円を目標としていますが、現状ではかなり厳しい状況です。悪材料や今後の不安がかなり反映されている株価のため、ここから業績が復活すればかなり安い株価となりますが、まだまだ先の不安は強めです。

参考:シチズンの成長戦略|シチズン時計株式会社

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