松屋フーズ(9887)の株主優待はお得?株価は年初来高値を目指す動き

大手牛丼チェーンといえば、吉野家、すき家、そして松屋です。

今回は、松屋を傘下に持つ松屋フーズホールディングス(9887)の株主優待の確認と現在の株価から各指標、業績、今後の見込みを見ていき、松屋フーズHDの株価がどうなるか考えてみます。

  • 松屋フーズHDの株主優待はお得なの?他の牛丼チェーンとの比較
  • 現在の株価と各指標、配当推移、株価チャートを確認
  • 最近の業績とこれからの見込み、年初来高値更新をするのか?

松屋フーズHDの株主優待制度を確認

松屋フーズHDの株主優待は 全国の「松屋」「松のや」「松乃家」「チキン亭」で使える「食事優待券(10枚)」です。権利確定月は3月末。100株以上保有している株主が対象です。

食事優待券ですが、金額ではなく例えば、松屋の場合だとラージ定食・W定食を除く全てのメニューから1品選ぶことができます。そして、この優待券が10枚付いてきます。

また、この優待券10枚(未使用)は自社製品詰め合わせセットと交換することができます。セットの内容は「牛めしの具×4パック」、「豚めしの具×3パック」、「オリジナルカレーの具×3パック」です。

参考:株主優待制度|松屋フーズ

他の牛丼チェーン株主優待との比較

松屋フーズHDの株主優待ですが、吉野家HD、ゼンショーHDと異なる点は「保有株式数で変わらない」点と「金額ではない」点です。

すき家メニューの中には600円以上のものがいくつかあるので、実質6,000円分以上と言えますし、お金の調整がいらないのは良いですね。

100株保有での優待利回りを考えてみます。仮に優待を6,000円分とした場合は、現在の株価は3,735円なので利回りは約1.6%です。(吉野家HDは約2.6%、ゼンショーHDは約0.8%です)

※株価は2019年8月29日終値時点参考

株式数を多く保有する場合、株主優待は吉野家HDやゼンショーHDの方がお得になりますね。100株保有の場合、松屋の優待は結構お得な優待だと思います。

松屋フーズの株価は割安なのか、配当利回りはどうなっているか

次に松屋フーズの株価と各指標、配当やチャートを確認してみます。

株価と各指標はどうなっているか確認

松屋フーズHD現在の株価は3,735円。 年間配当は24円の予定なので年間配当利回りは約0.6%です。PERは32.4倍。PBRは1.73倍。当然、市場平均と比較すると割高ですが、吉野家HD、ゼンショーHDと比較すると一番割安です。

※株価は2019年8月29日終値

過去の配当推移を確認

松屋フーズHD過去の配当推移一覧です。

2015年2016年2017年2018年2019年2020年(予)
24円24円26円24円24円24円

1Qでは売上・利益が好調で、次回の決算では高確率で上方修正が入りそうです、とはいえ10月からの消費税増税を警戒して入らないかもしれないですが。

配当を増額する可能性もありますが、過去の実績や配当性向から考えると仮に増配しても2円程度(据え置きが本線)だと想定しています。

株価チャートを確認

ここ3年程の週足のチャートです。

1Qの好調な決算を受けて、株価が伸びています。ここから年初来高値ラインの4,000円を目指すのが第1本線ですが、そこから更に上値を伸ばすには今より強めな好材料が必要にも感じます。

最近の業績とこれからの動向を確認

松屋フーズホールディングスの過去の業績推移と最近の業績を見ていきます

過去の業績推移

売上は年々伸ばしていますが、2020年3月期の利益予想は今のところは2年前と同水準です。

最近の業績確認

2019年7月31日に発表した決算では、2020年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は12.9億円に拡大、年間計画43.5億円に対する進捗率が29.9%と好調でした。

次回の決算内容次第では上方修正がされるのではないかと考えています。

最後に

吉野家HDやゼンショーHDもですが、牛丼業界は今のところ好調です。

特に最近は円高への警戒もあわさって比較的好調な外食銘柄に資金が流れてきています。吉野家HDはつい先日まで年初来高値を更新していました。松屋フーズHDも業績を考えると年初来高値更新もありえるとみています。

しかし、問題はこれからさらに先です。10月からの消費税増税を考えて外食店の中には客離れを食い止めるために一部メニューで値下げを行っている所もあります。

もし仮に値下げ合戦になってしまえばお互いのクビを絞めることになるのが過去からみても明らかです。そのため、価格以外の新メニューなどでどれだけお客を呼ぶことができるかにかかっていそうです。

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