松屋フーズ【9887】株主優待は食事券・配当は据え置き推移

牛丼チェーンを全国展開する松屋フーズホールディングス(9887)、株主優待制度は食事券を実施しています。業績推移・株価チャート・配当推移を確認していきます。

松屋フーズホールディングスのPOINT
  • 配当は据え置きで推移、利回り低い
  • 優待は好きなメニューから選択、高めの利回りにもなる
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松屋の株価情報と配当・優待

松屋フーズホールディングスの株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。

株価指標(2024年2月22日終値時点)

株価:5,600円
予想PER:35.58倍
PBR:2.45倍
予想EPS:157.37円
時価総額:1,068億円

最新の株価参考:(株)松屋フーズホールディングス【9887】:Yahoo!ファイナンス

配当金の情報

2024年3月期の予定年間配当:24円
予想年間配当利回り:0.43%

配当金の推移

下記は松屋フーズホールディングスの配当金推移です。配当権利日は、9月(中間配当)と3月(期末配当)です。

年間配当は24円で据え置き推移です。

配当性向は2023年3月期は36.4%、2024年3月期の予想が約15%です。

株主優待制度について

松屋フーズの株主優待は 全国の「松屋」、「松のや」などで利用できる「食事優待券(10枚)」です。権利確定月は3月、100株以上で1年以上の継続保有が条件です。(3年以上継続保有は12枚)

金額ではなく、一部を除く全てのメニューから1品選ぶことができます。

参考:株主優待制度|松屋フーズホールディングス

他の牛丼チェーンの株主優待と比較

松屋フーズの株主優待ですが、吉野家、ゼンショーと異なるところは「保有株式数で変わらない、金額ではない、長期保有者限定」という点です。

1,000円以上のメニューも選択できるため、金額にばらつきがありますが、100株保有で仮に8,000円相当とした場合、優待利回りは約1.4%です。

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松屋の業績推移と株価推移

松屋フーズホールディングスの業績推移と株価推移を確認していきます。

売上高と利益の推移

下記は松屋フーズホールディングスの売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

2020年3月期は過去最高益を更新しましたが、2021年3月期は自粛要請・時短営業などの影響で大きく減益に。

2022年3月期の経常利益は協力金の計上で大きく回復。2023年3月期は営業黒字となりました。

2024年3月期は上方修正を行い、大きく増益見通しとしています。

参考:業績ハイライト|松屋フーズホールディングス

株価の推移

下記は松屋フーズホールディングス5年分の週足株価チャートです。

株価は2019年中旬以降は上昇も2020年3月に環境の悪化もあり大きく下落。

2022年以降は緩やかに上昇、2023年11月から大きく上昇も、2024年2月から調整的に下落しています。

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松屋の事業内容と財務状況

松屋フーズホールディングスの事業内容と財務状況を確認していきます。

松屋フーズホールディングス(9887)とは

株式会社松屋フーズ(まつやフーズ、英称:Matsuya Foods Company, Limited)は、牛丼(牛めし)・カレー・定食などを販売する「松屋」などの飲食店をチェーン展開している企業。

2018年から持株会社制へ移行。

松屋フーズ – Wikipediaより抜粋

松屋フーズのメインの事業は「松屋」です。

第2の柱はとんかつ事業の「松のや」、他にも中華・寿司・ステーキ・そばなども展開しています。

3カ月決算の実績

下記は松屋フーズの各決算期における連結経常利益の推移と前期との比較です。

2024年3月期の連結経常利益は50億円見通しとしています。

キャッシュフロー

下記は松屋フーズのキャッシュ・フローの推移です。

松屋フーズの配当・優待について

配当は安定的に推移していますが、利回りは低いです。

株主優待制度は選択するメニューによってお得感が上がり、高めの利回りにもなります。

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