ENEOSホールディングス(旧JXTG)の株価分析!株価下落で高配当利回りに【5020】

石油元売り最大手のENEOSホールディングス(5020)の株価が大きく下落したことで配当利回りが高くなっています。株価は安くて買いやすいですが、果たして今後の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

ENEOSホールディングスの株価POINT
  • 株価が下落したことで配当利回りは高い
  • 配当推移・配当方針から減配する可能性は低い
  • 業績不安が強いため株価は過去と比較してかなり安め
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ENEOSの事業内容と株価指標

はじめにENEOSホールディングスの事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

現在の株価:401.1円
予定年間配当:22円
年間配当利回り:5.36%
予想PER:33.0倍
PBR:0.59倍

2020年9月11日終値時点のデータ

PERは割高でPBRは割安です。年間の配当利回りはかなり高いです。

ENEOSホールディングス(5020)とは

ENEOSホールディングス株式会社(エネオスホールディングス、英称:ENEOS Holdings, Inc.)は、2010年4月1日に設立されたENEOSグループ(当時はJXグループ)の持株会社。

石油精製・販売大手の新日本石油株式会社(現・ENEOS株式会社)と新日鉱ホールディングス株式会社(現・JX金属株式会社)が、経営統合することを目的として共同で株式移転を実施し、設立された。経営統合の背景には、金融危機による景気後退や環境問題に端を発する石油製品の需要減といった当時の状況があり、規模拡大による生産力・販売力の強化が不可欠と判断されたためである。

ENEOSホールディングス – Wikipediaより抜粋

主な事業セグメントは「エネルギー事業」、「石油・天然ガス開発事業」、「金属事業」。石油元売り国内最大手のサービスステーションのENEOS(エネオス)を運営しています。2020年6月25日に社名をJXTGホールディングスからENEOSホールディングスへ変更しました。

参考:セグメント情報|ENEOSホールディングス

ENEOSの業績推移と株価チャート

次にENEOSホールディングスの業績推移と株価チャートの推移を確認していきます。

売上高・経常利益の推移

2015年3月期、2016年3月期は赤字と厳しかったですが、その後回復。2020年3月期の経常利益は当初2,500億円の黒字見通しでしたが1,357億円の赤字で着地。2021年3月期は回復する見通しですが不透明感は強いです。

株価チャートの推移

下記はENEOSホールディングス5年分の週足株価チャートの推移です。

現在の株価は過去の連続赤字決算の頃と変わらないくらい安い株価です。

かなり安いですが、短期で見ると不透明感が強くさらに下落する可能性も当然あります。しかし、ここから更に半額まで下落するかと言われると、よほどのことがない限り考えにくいです。

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ENEOSの配当推移と株主優待

次にENEOSホールディングスの配当推移と株主優待制度について確認していきます。

配当金の推移

下記はENEOSホールディングスの配当金の推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

ENEOSホールディングスの年間配当金推移

2016年3月期:16円
2017年3月期:16円
2018年3月期:19円
2019年3月期:21円
2020年3月期:22円
2021年3月期:22円(予)

配当は増配傾向です。

中期経営計画(2020~2022年度)にて株主還元方針を「現状を下回らない水準」、「総還元性向50%以上」としています。

2020年3月期は赤字で配当排出、2021年3月期の予想配当性向は約177%で配当性向はかなり高いです。これまで赤字でも配当を実施、現状を下回らない水準の方針なので、すぐに減配する可能性は低いです。しかし、絶対に減配しないわけではないです、このまま業績悪化が続けばいずれは配当が出せなくなる可能性はあります。

参考:株主還元|ENEOSホールディングス

なお、ENEOSホールディングスは株主優待制度を実施していません。

ENEOSの決算内容と今後について

最後にENEOSホールディングスの決算内容の確認と今後について考えていきます。

決算内容の確認

2020年8月12日の決算にて2021年3月期1Q(4-6月)の連結経常利益は146億円と発表、通期計画の850億円に対する進捗率は17.2%となりました。

今後について

原料の多くを海外の一部地域に依存しているため、その国や地域の経済情勢や政策などのカントリーリスクが業績に大きく影響を与えます。

中期計画にて株主還元方針を「現状を下回らない」、「総還元性向50%以上」としたため利益が回復すれば配当が大きく増加する可能性もあります。しかし、現在は業績不安が強いため株価は大きく下落しています。配当への不安も無いとは言えないです。

2020年6月25日には運営体制の見直しに加えて、社名を知名度の高い「ENEOS(エネオス)ホールディングス」に変更しました。石油元売りだけでなく、次世代のエネルギー・素材企業として展開していていきます。短期的には厳しさがみられますが、しっかりと業績回復できれば現在の株価は非常に安くなる可能性は秘めています。

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