ENEOSホールディングス(旧JXTG)の株価分析!長期の株価下落で高配当利回り【5020】

石油元売り最大手のENEOSホールディングス(5020)。株価が大きく下落したことで配当利回りが高いですが、果たして今後の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

ENEOSホールディングスの株価POINT
  • 株価が下落したことで配当利回りは高い
  • 配当推移・配当方針から減配する可能性は低い
  • 業績不安が強いため株価は過去と比較し安値で推移
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ENEOSの株価指標と事業内容

はじめにENEOSホールディングスの株価指標と事業内容を確認していきます。

株価指標と配当利回り

現在の株価:453.6円
予定年間配当:22円
年間配当利回り:4.85%
予想PER:10.4倍
PBR:0.63倍

2021年5月21日終値時点のデータ

株価指標は割安、特にPBRは割安です。年間配当利回りは高いです。

ENEOSホールディングス(5020)とは

ENEOSホールディングス株式会社(エネオスホールディングス、英称:ENEOS Holdings, Inc.)は、2010年4月1日に設立されたENEOSグループ(当時はJXグループ)の持株会社。

石油精製・販売大手の新日本石油株式会社(現・ENEOS株式会社)と新日鉱ホールディングス株式会社(現・JX金属株式会社)が、経営統合することを目的として共同で株式移転を実施し、設立された。経営統合の背景には、金融危機による景気後退や環境問題に端を発する石油製品の需要減といった当時の状況があり、規模拡大による生産力・販売力の強化が不可欠と判断されたためである。

ENEOSホールディングス – Wikipediaより抜粋

主要事業セグメントは「エネルギー事業」、「石油・天然ガス開発事業」、「金属事業」です。石油元売り国内最大手のサービスステーションのENEOS(エネオス)を運営しています。2020年6月25日に社名をJXTGホールディングスからENEOSホールディングスへ変更しました。

参考:セグメント情報|ENEOSホールディングス

ENEOSの業績推移と株価チャート

次にENEOSホールディングスの業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高・経常利益の推移

2020年3月期の経常損益は期初2,500億円の黒字見通しでしたが1,357億円の赤字で着地。2021年3月期に回復し2022年3月期はほぼ横ばい見通しです。

株価チャートの推移

下記はENEOSホールディングス5年分の週足株価チャート推移です。

2018年9月以降に大きく下落、2021年以降の短期の株価はやや上昇していますが、まだ安い水準で推移しています。500円が一旦の上昇メドの位置なのでそこで止まるか、抜けて次のメドの600円まで上昇するかという所です。

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ENEOSの配当推移と株主優待

次にENEOSホールディングスの配当推移と株主優待制度について確認していきます。

配当金の推移

下記はENEOSホールディングスの配当金の推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

ENEOSホールディングスの年間配当金推移

2017年3月期:16円
2018年3月期:19円
2019年3月期:21円
2020年3月期:22円
2021年3月期:22円
2022年3月期:22円(予)

配当は据え置き推移です。

中期経営計画(2020~2022年度)にて株主還元方針を「現状を下回らない水準」、「総還元性向50%以上」としています。

2020年3月期は赤字で配当排出、2021年3月期の配当性向は62%、2022年3月期の予想配当性向は約50%です。これまで赤字の時でも配当を実施しており、現状を下回らない水準方針なので減配する可能性は低いです。しかし、絶対に減配しないわけではないです、業績悪化が続けばいずれは配当が出せなくなる可能性はどの企業にも当てはまります。

参考:株主還元|ENEOSホールディングス

なお、ENEOSホールディングスは株主優待制度を実施していません。

ENEOSの決算内容と今後について

最後にENEOSホールディングスの決算内容の確認と今後について考えていきます。

決算内容の確認

2021年5月12日の決算にて2021年3月期の連結経常利益は2,308億円と発表。2022年3月期の同利益は2,400億円見通し、年間配当は22円予定としています。

今後について

原料の多くを海外の一部地域に依存しているため、その国や地域の経済情勢や政策などのカントリーリスクが業績に大きく影響します。

中期計画にて株主還元方針を「現状を下回らない」、「総還元性向50%以上」と設定しています。そのため利益が回復すれば配当が大きく増加する可能性があります。しかし、現状では業績不安が強いため株価が安いともいえます。

2020年6月25日には運営体制の見直しに加えて、社名を知名度の高い「ENEOS(エネオス)ホールディングス」に変更しました。石油元売りだけでなく、次世代のエネルギー・素材企業として展開していきます。短期的にはまだ厳しさがみられますが、しっかりと回復する可能性は秘めています。

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