JXTGホールディングス(ENEOS)が株価下落で高配当に!株価チャート・配当推移を分析【5020】

石油元売り最大手のJXTGホールディングス(5020)の株価が大きく下落したことで配当利回りが高くなっています。株価は安くて買いやすいですが、大きく業績下方修正を行い先行き不安は強めです。果たして業績推移・株価チャート・配当推移はどうなっているのか分析してみました。

JXTGホールディングスの株価POINT
  • 株価が下落したことで割安感は強く配当利回りがかなり高い
  • 配当推移・配当性向から減配する可能性は低い
  • 新型コロナの世界的な広がりは悪材料だが株価はかなり下落し割安感が強い
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JXTGの事業内容と株価指標

はじめにJXTGホールディングスの事業内容と株価指標を確認していきます。

JXTGホールディングス(5020)とは

JXTGホールディングス株式会社(ジェイエックスティージーホールディングス、英称:JXTG Holdings, Inc.)は、2010年4月1日に設立されたJXTGグループ(当時はJXグループ)の持株会社。JXの名称は、ジャパンの「J」と未知を示す「X」から。TGは、子会社が吸収合併した「Tonen General」(東燃ゼネラル石油)から。

石油精製・販売大手の新日本石油株式会社(現・JXTGエネルギー株式会社)と新日鉱ホールディングス株式会社(現・JX金属株式会社)が、経営統合することを目的として共同で株式移転を実施し、設立された。経営統合の背景には、金融危機による景気後退や環境問題に端を発する石油製品の需要減といった当時の状況があり、規模拡大による生産力・販売力の強化が不可欠と判断されたためである。

wikipediaより抜粋

主な事業セグメントは「エネルギー事業」、「石油・天然ガス開発事業」、「金属事業」などです

参考:セグメント情報|JXTGホールディングス

株価指標と配当利回り

現在の株価:382.7円

予定年間配当:22円

年間配当利回り:約5.75%

予想PER:–、PBR:0.46倍

※株価は2020年3月27日終値時点

業績下方修正を行い赤字見通しのためPERは算出不可。割安感は強めで配当利回りはかなり高いです。

JXTGの業績推移と株価チャート

次にJXTGの業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高・経常利益の推移

下記はJXTGの売上高と経常利益の推移です。

2015年3月期、2016年3月期は赤字と厳しかったですが、その後は回復しました。2020年3月の経常利益は2,500億円の黒字から2,400億円の赤字へ大きく下方修正を行っています。

株価チャートの推移

下記はJXTGホールディングス5年分の週足株価チャートの推移です。

現在の株価は赤字決算の頃と変わらないくらい安い株価です。相場環境の悪化、原油価格の下落により今後の業績に影響があるとみられ更に売り込まれていました。現在の価格は過去と比較するとかなり安いですが、大きく業績下方修正を行っており、短期で見るとさらに下落する可能性も当然あります。

JXTGの配当推移と株主優待

次にJXTGホールディングスの配当金の推移と株主優待制度について確認していきます。

配当金の推移

下記はJXTGホールディングスの配当金の推移です。年2回、中間配当と期末配当を実施しています。

JXTGホールディングスの年間配当金推移

2015年3月期:16円
2016年3月期:16円
2017年3月期:16円
2018年3月期:19円
2019年3月期:21円
2020年3月期:22円(予)

配当は増配傾向です。

2019年3月期の配当性向は約22%、2020年3月期の予想配当性向は約46%です。やや配当性向が上昇していますが、これまで赤字でも配当を実施したことや安定配当を継続する方針を考えると減配する可能性は低いですが、当然、今後次第では減配・無配となる可能性もあります。

参考:株主還元|JXTGホールディングス

なお、JXTGホールディングスは株主優待制度を実施していません。

JXTGの決算と今後について

最後にJXTGホールディングスの決算内容の確認と今後について考えていきます。

決算内容の確認

2020年2月13日の決算にて2020年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結税引き前利益は2,027億円と発表、2020年3月26日に業績修正を発表し、2020年3月期の連結税引き前損益を従来予想の2,500億円の黒字から2,400億円の赤字に下方修正しました。

今後について

原料の多くを海外の一部地域に依存しているため、その国や地域の経済情勢や政策などのカントリーリスクが業績に大きく影響を与えます。新型コロナウイルスの世界的な広がり、原油価格の下落による影響で大きく業績を下方修正しました。

次期の中期計画では株主還元方針として総還元性向を50%以上とする方向で検討しているため、利益が回復すれば配当が大きく増加する可能性もあります。しかし、現在は業績不安が強いため株価は大きく下落しています。

2020年6月には運営体制の見直しに加えて、商号を知名度の高い「ENEOS(エネオス)」に変更する予定としています。石油元売りだけでなく、次世代のエネルギー・素材企業として展開していくため、赤字を抑えしっかりと業績回復できれば非常に安い株価となる可能性は秘めています。

参考:JXTGホールディングス決算説明資料

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