ゆうちょ銀行の株主優待はカタログギフト・株価は下落推移に【7182】

日本最大の預金金融機関のゆうちょ銀行(7182)、株主優待制度はカタログギフトを実施しています。株主優待に加え、株価指標と業績推移、株価チャートと配当推移を確認していきます。

ゆうちょ銀行のPOINT
  • 配当は安定推移で高めの利回り
  • 株主優待制度は500株以上で対象、利回り低め
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株価情報と株主優待

ゆうちょ銀行の株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。

株価の指標(2024年10月28日終値時点)

株価:1,342円
予想PER:13.3倍
PBR:0.53倍
予想EPS:100.93円
時価総額:4兆8,548億円

最新の株価参考:(株)ゆうちょ銀行【7182】:Yahoo!ファイナンス

株主優待について

株主優待制度は「オリジナルカタログ(3,000円相当コース)」を実施しています。優待権利月は3月、500株以上保有が対象で2022年3月末から実施しています。

500株保有で3,000円相当とした場合、優待利回りは約0.4%です。

参考:株主優待制度|ゆうちょ銀行

配当金の情報

2025年3月期の予定年間配当:52円
予想年間配当利回り:3.87%

配当金の推移について

下記は配当金の推移です。期末(3月)の一括配当を実施しています。

年間配当は50円の据え置き推移から微増しています。2025年3月期も微増予定としています。

配当性向は2024年3月期が51.8%、2025年3月期の予想が約52%です。

株主還元方針の確認

配当方針は「中期経営計画期間中(2021年度~2025年度)は、配当性向は50%程度とする方針」、「安定性・継続性等を踏まえ、配当性向50~60%程度の範囲を目安」としています。

以前の方針は「2020年度末までは1株当たり年間配当50円を確保」としていました。

参考:株主還元|ゆうちょ銀行

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業績推移と株価推移

ゆうちょ銀行の業績推移と株価推移を確認していきます。

業績の推移

下記は売上高・経常利益・最終利益の推移です。

2022年3月期は減益見通しでしたが、大きく上方修正して増益に。2023年3月期は減益となりましたが、2024年3月期は増益となりました。

2025年3月期も増益見通しとしています。

参考:業績・財務の状況|ゆうちょ銀行

株価のチャート

下記は5年分の週足株価チャートです。

株価は2018年以降、かんぽ生命の問題などもあり日本郵政グループに対して厳しい見方が強く下落。2021年からは、業績回復見通しや株主優待新設などの影響もあり大きく上昇するタイミングも出ました。

2023年中旬以降に大きく上昇していましたが、2024年4月以降は下落しています。

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事業内容と財務状況

ゆうちょ銀行の事業内容と財務状況を確認していきます。

ゆうちょ銀行(7182)の概要

株式会社ゆうちょ銀行(ゆうちょぎんこう、英: Japan Post Bank Co., Ltd.)は、普通銀行である。

郵政民営化の準備に伴い、2006年9月1日に準備会社として株式会社ゆうちょが設立。2007年10月1日に株式会社ゆうちょ銀行に商号変更して発足。

貯金残高約189兆円で、三菱UFJ銀行の預金残高約182兆円を上回り、2021年3月31日現在で国内最高の残高である。

ゆうちょ銀行 – Wikipediaより抜粋

2015年11月4日に持株会社の日本郵政株式会社とともに東京証券取引所第一部に上場、日本郵政株式会社が保有する株式の11%が市場に売却されました。

日本郵政が全株式の約89%を保有していましたが2023年3月の売り出しで約61%となりました。中期経営計画(~2025年度)にて「期間中の出来る限り早期に50%以下」を目指しています。

キャッシュフロー

下記はキャッシュ・フロー推移です。

営業CFはマイナスの時もあります。

配当・優待について

株主優待制度のカタログギフトは「500株以上保有」という若干のハードルに加え利回りも低いです。まだ新設して日が浅いため、今後に期待です。

配当は安定した推移で高めの利回りですが、配当性向が高めなのは注意点です。

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