アシックス(asics)の株価分析!業績悪化で株価下落推移・今後どうなるのか【7936】

競技用シューズ最大手のアシックス(7936)が業績悪化の影響もあり、長期で株価が下落推移しています。果たしてこの先の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。また、株主優待制度も確認します。

アシックス(asics)の株価POINT
  • 株価指標に割安感はなく短期的な業績は厳しい
  • 配当はいつ大きく減配してもおかしくない状況
  • 業績・株価ともに下落推移している
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アシックスの事業内容と株価指標

はじめにアシックスの事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:1,380円
予想年間配当:24円
年間配当利回り:1.74%
予想PER:—
PBR:1.81倍

2020年8月18日終値時点のデータ

赤字見通しなのでPERは算出不可、年間の配当利回りは平均よりやや低いです。

アシックス(7936)とは

アシックスとはアシックス(ASICS)のブランドで競技用シューズやスニーカー、アスレチックウェアなどを製造、販売する。

スポーツシューズに強みを持ち、とりわけマラソン競技、バレーボールなどでは高いブランド力を持つ。現在では国内の同業界内で、売上高一位を誇り、業界屈指の総合スポーツ用品企業の座に君臨する。

海外売上は年々拡大しており、2015年には海外売上比率76%を達成する等、グローバル企業として高い知名度を誇る。

アシックス – Wikipediaより一部抜粋

現在のアシックスは国内だけでなく、北米・欧州をはじめ新興国へも拡大しています。北米は苦戦している状況です。

参考:地域別売上高|株式会社アシックス

アシックスの配当推移と株主優待制度

次にアシックスの配当推移と株主優待制度を確認していきます。

配当金の推移

下記はアシックスの配当推移です。年2回、中間配当(6月)と期末配当(12月)を実施しています。

アシックスの年間配当金推移

2015年12月期:23.5円
2016年12月期:23.5円
2017年12月期:23.5円
2018年12月期:24円
2019年12月期:30円
2020年12月期:24円(予)

2019年12月期は普通配当24円、創立70周年記念の配当が6円です。2020年12月期は30円の予定から未定に変更後、24円予定にしています。

記念方針として「2017年度から2020年度までの4ヵ年は、50%の総還元性向になることを目処」としています。2018年12月期は赤字、2019年12月期の配当性向は79%、2020年12月期も赤字予想で厳しい数値です。

参考:株主還元|株式会社アシックス

株主優待制度について

アシックスの株主優待は「自社製品割引券」です。権利日は6月末と12月末です。

保有株式数1年未満
100株以上
300株未満
自社直営店 20%割引券10枚(1年未満)
自社直営店 30%割引券10枚(1年以上~3年未満)
自社直営店 30%割引券10枚(3年以上)
300株以上自社直営店 30%割引券10枚(1年未満)
自社直営店 30%割引券10枚(1年以上~3年未満)
自社直営店 40%割引券10枚(3年以上)
100株以上オンラインストア 25%割引(1年未満)
オンラインストア 30%割引(1年以上~3年未満)
オンラインストア 30%割引(3年以上)

アシックスの株主優待は割引券というのもあり、人気優待ではないです。普段からアシックスの製品を利用している人には良い優待かもしれません。

参考:株主優待|株式会社アシックス

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アシックスの業績推移と株価チャート

次にアシックスの業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高・経常利益の推移

売上・利益ともにここ数年は苦戦しています。特に2020年12月期の経常利益はかなり減少する見通しです。

株価チャートの推移

下記はアシックス5年分の週足株価チャートの推移です。

株価は長期で下落推移しています。

何度か上昇する時もありましたが大きな流れは変わっていません。ここ最近では一旦底打ちをしてやや上昇しているものの業績見通しを考えると不透明感は強いです。

アシックスの決算内容と今後の株価について

最後にアシックスの決算内容の確認と今後の株価について考えてみます。

決算内容について

2020年8月13日の決算にて2020年12月期2Q累計(1-6月)の連結最終損益は62.6億円の赤字と発表、あわせて通期の業績予想は連結最終損益が220億円の赤字見通し、期末一括配当は24円予定としています。

今後について

アシックスは2018年に中期経営計画を見直し、抜本的な経営改革をスタートさせました。今後はオリンピック需要などの追い風もあり業績は回復するだろうとの見方がある反面、短期的にはマラソンを含めたスポーツイベント延期・中止の動きは続くと考えられます。もちろん、オリンピックもどうなるのか現時点では何とも言えない状況です。

また、中華圏をはじめ外国での需要も見えにくいです。下落した株価にはまだ割安感は無いです。

参考:中期経営計画|株式会社アシックス

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