アシックスの株価が好調に推移!割高だが今後どうなるか考えてみた【7936】

競技用シューズ最大手のアシックス(7936)の株価がかなり上昇してきています。減益が続いていた業績に回復が見られたことが大きく影響していると考えられます。

この先の株価はどうなるのか。業績推移・株価チャート、株価指標や配当利回りから考えてみました。

  • アシックスの業績推移と株価チャートについて
  • アシックスの株価指標、配当と株主優待について
  • 最近の業績と今後の見込みについて

アシックスについて、業績推移と株価チャート

まずはじめにアシックスについて、業績推移と株価チャートをみていきます

アシックス(7936)とは

アシックスとはアシックス(ASICS)のブランドで競技用シューズやスニーカー、アスレチックウェアなどを製造、販売する。

スポーツシューズに強みを持ち、とりわけマラソン競技、バレーボールなどでは高いブランド力を持つ。現在では国内の同業界内で、売上高一位を誇り、業界屈指の総合スポーツ用品企業の座に君臨する。

海外売上は年々拡大しており、2015年には海外売上比率76%を達成する等、グローバル企業として高い知名度を誇る。

wikipediaより一部抜粋

現在のアシックスは国内だけでなく、米州・欧州をはじめ新興国へも拡大しています。米州では特に苦戦している状況です。

参考:地域別売上高|アシックス公式サイト

売上高・経常利益の推移について

下記はアシックスの売上高・経常利益の推移です。

売上・利益ともにここ数年は苦戦しています。2019年12月期は業績が回復する見込みです。

株価チャートについて

下記はアシックスの直近約3年の週足株価チャートです。

業績悪化により下落トレンドで進んでいた株価ですが、若干業績が回復したことで経営改革の効果が出ているとみられる動きに加え、各証券会社の投資判断の引き上げがあり、ここ最近の株価は急激に伸ばしています。

株価指標と配当利回りについて

次に株価指標と配当について見ていきます。

株価指標について

現在の株価:1,883円

予想年間配当:30円

年間配当利回り:約1.6%

PER:46.7倍、PBR:2.22倍

ここ最近、株価が上昇したこともあり指標は割高になっています。

※2019年11月1日終値時点

配当推移について

下記はアシックスの配当推移です。

2014年12月期2015年12月期2016年12月期2017年12月期2018年12月期2019年12月期(予)
23.5円23.5円23.5円23.5円24円30円

2019年12月期は普通配当24円、創立70周年記念の配当が6円です。

記念配当を除くと配当はほぼ横ばいで推移しています。方針として「総還元性向が50%を目途」としています。2018年12月期は赤字、2019年12月期の予想配当性向は約90%とかなり厳しい数値となっています。

15年以上減配していませんが、このまま業績が回復しないと減配する可能性はあります。

参考:株主還元|アシックス公式サイト

株主優待制度について

アシックスは株主優待を実施しています。権利日は6月末と12月末で「自社製品割引券」をいただくことができます。

保有期間、優待内容
保有株式数1年未満1年以上~3年未満3年以上
100株以上300株未満自社直営店 20%割引券10枚自社直営店 30%割引券10枚自社直営店 30%割引券10枚
300株以上自社直営店 30%割引券10枚自社直営店 30%割引券10枚自社直営店 40%割引券10枚
100株以上オンラインストア 25%割引オンラインストア 30%割引オンラインストア 30%割引

割引券というのもあり、人気の優待というわけではないですね。

参考:株主優待|アシックス公式サイト

最近の業績、今後について

最後に、最近の業績と今後について考えてみます。

最近の業績について

2019年11月1日の決算にて2019年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は131億円と発表しました。通期計画の125億円に対する進捗率は104.9%となりましたが、毎年4Qでは赤字となっているため、どこまで赤字を抑えることができるかが焦点となります。

今後について

アシックスは2018年に抜本的な経営改革をスタートさせました。

その効果もあり2019年12月期は当初、経常利益100億円の予想でしたが125億円に上方修正。2018年12月期から大きく増益となる可能性が高いです。

今後ですがオリンピック需要などの追い風もあり、業績がさらに回復していくだろうとの見方が強く株価が上昇しています。

しかし、現在の株価はやや上がりすぎている感はあります。業績が回復したとはいえ若干物足りなさは感じます。株価指標も割高感が出ているため、購入する際は慎重に判断する必要があると考えています。

参考:中期経営計画|アシックス公式サイト

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