ホンダ(HONDA)の配当が高い利回り・株価は下落が強い推移から上昇場面も【7267】

二輪で世界首位、四輪で世界有数のホンダ(HONDA)(7267)、配当は大きく増配した影響で高い利回りです。株価指標と業績推移、株価チャートと配当推移・株主優待制度を確認していきます。

ホンダのPOINT
  • 配当は高い利回り、株主優待制度は抽選で実施
  • 株価は下落が強い推移だったが上昇場面が出ている
スポンサーリンク

株価情報と株主優待について

本田技研工業の株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。

株価の指標(2025年11月21日終値時点)

株価:1,538.5円
予想PER:20.96倍
PBR:0.5倍
予想EPS:73.4円
時価総額:8兆1,233億円

最新の株価参考:ホンダ【7267】:Yahoo!ファイナンス

株主優待について

株主優待制度は「抽選でレース招待」などを実施しています。100株以上保有が対象、優待権利月は3月です。2026年3月期からの優待を変更しています。

保有継続年数優待内容
カーシェア割引クーポン、ラグビー観戦
1年以上レース観戦、イベント(EnjoyHonda)招待、セーフティスクール体験会
3年以上HondaJet体験会、工場見学会、マリン試乗会、モビリティリゾートもてぎ体験会

全てが抽選かつ長期保有の優待が多く、配当に力を入れていると考えられます。

参考:株主優待について|Honda

配当金の情報

2026年3月期の予定年間配当:70円
予想年間配当利回り:4.55%

配当金の推移について

下記は配当金の推移です。以前は年4回実施していましたが、年2回(中間配当・期末配当)に変更しています。

2024年3月期は大きく増配、2026年3月期は増配予定としています。

配当性向は2025年3月期が38%、2026年3月期の予想が約91%です。

配当政策の確認

配当は「DOE3%を目安に行う」としています。

参考:株主還元|Honda

スポンサーリンク

業績推移と株価推移について

本田技研工業の業績推移と株価推移を確認していきます。

業績の推移

下記は売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

やや厳しめの業績推移でしたが、2024年3月期は大きく増益で過去最高益を更新。

2025年3月期は減益に、2026年3月期は大きく減益見通しとしています。

参考:主要財務データ|Honda

株価のチャート

下記は5年分の週足株価チャートです。

株価は2021年中旬からレンジで推移、2023年5月以降は好調な業績見通し・円安などの期待感で大きく上昇も、2024年4月以降は下落が目立つ推移に。

2025年4月以降は上昇場面が出ています。

スポンサーリンク

事業内容と財務状況について

本田技研工業の事業内容と財務状況を確認していきます。

ホンダ(7267)の概要

本田技研工業株式会社(ほんだぎけんこうぎょう、英称: Honda Motor Co., Ltd.)は、日本の大手輸送機器メーカーである。

通称「Honda」、「ホンダ」。オートバイの販売台数、売上高は世界首位。

自動車の販売台数は世界第7位(2015年度)、国内2位。小型ジェット機の出荷数、芝刈機のシェアは世界首位。発電機、除雪機、小型耕うん機のシェアは国内首位。

本田技研工業 – Wikipediaより抜粋

二輪で世界首位ですが、売上・利益の多くが四輪事業です。地域別でみると、北米・アジアが収益の多くを占めています

3カ月決算の実績

下記は2026年3月期の各決算期における連結営業利益の推移と前期との比較です。

2026年3月期の連結営業利益は5,500億円見通しとしています。

キャッシュフロー

下記はキャッシュ・フロー推移です。

営業CFが増えていましたが、2024年3月期、2025年3月期は大きく減っています。

配当・優待について

株主優待制度は抽選のため、現状ではオマケの印象が強いです。

配当金は大きく増配したこともあり、高い利回りです。配当方針でDOEを目安にしたことで、安定配当に期待できますが、高い配当性向なのは注意するポイントです。

タイトルとURLをコピーしました