ホンダ(HONDA)の株主優待はカレンダーなど・高配当だが株価は下落推移【7267】

二輪で世界首位、四輪で世界有数のホンダ(HONDA)(7267)、株主優待制度はカレンダーなどを実施、配当は大きく増配した影響で高利回りです。株価指標と業績推移、株価チャートと配当推移・株主優待制度を確認していきます。

ホンダのPOINT
  • 株主優待制度はカレンダー以外抽選
  • 大きく増配して高い利回り
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株価情報と株主優待について

本田技研工業の株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。

株価の指標(2024年11月8日終値時点)

株価:1,381.5円
予想PER:6.97倍
PBR:0.52倍
予想EPS:198.29円
時価総額:7兆2,943億円

最新の株価参考:ホンダ【7267】:Yahoo!ファイナンス

株主優待について

株主優待制度は「カレンダー」や「抽選でレース招待」などを実施しています。100株以上保有が対象、優待権利月は3月です。

保有継続年数優待内容
カレンダー(希望者)
1年以上レース招待(抽選)、イベント(EnjoyHonda)招待(抽選)
3年以上事業所見学会招待(抽選)、HondaJet見学会招待(抽選)

抽選かつ長期保有の優待が多く、配当に力を入れていると考えられます。

参考:株主優待について|Honda

配当金の情報

2025年3月期の予定年間配当:68円
予想年間配当利回り:4.92%

配当金の推移について

下記は配当金の推移です。以前は年4回実施していましたが、年2回(中間配当・期末配当)に変更しています。

2024年3月期は大きく増配し、2025年3月期は据え置き予定としています。

配当性向は2024年3月期が30.1%、2025年3月期の予想が約33%です。

配当政策の確認

「連結配当性向30%を目安に安定的・継続的に行う」としています。

参考:株主還元|Honda

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業績推移と株価推移について

本田技研工業の業績推移と株価推移を確認していきます。

業績の推移

下記は売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

やや厳しめの業績推移でしたが、2024年3月期は大きく増益で過去最高益を更新。

2025年3月期は営業増益・経常減益見通しとしています。

参考:主要財務データ|Honda

株価のチャート

下記は5年分の週足株価チャートです。

株価は2021年中旬からレンジで推移、2023年5月以降は好調な業績見通し・円安などの期待感で大きく上昇も10月から下落。

2024年に入ると上昇していましたが、4月以降は下落推移しています。

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事業内容と財務状況について

本田技研工業の事業内容と財務状況を確認していきます。

ホンダ(7267)の概要

本田技研工業株式会社(ほんだぎけんこうぎょう、英称: Honda Motor Co., Ltd.)は、日本の大手輸送機器メーカーである。

通称「Honda」、「ホンダ」。オートバイの販売台数、売上高は世界首位。

自動車の販売台数は世界第7位(2015年度)、国内2位。小型ジェット機の出荷数、芝刈機のシェアは世界首位。発電機、除雪機、小型耕うん機のシェアは国内首位。

本田技研工業 – Wikipediaより抜粋

二輪で世界首位ですが、売上・利益の多くが四輪事業です。地域別でみると、北米・アジアが収益の多くを占めています

3か月決算の実績

下記は3か月決算の連結営業利益の推移と前期との比較です。

2025年3月期の連結営業利益は1兆4,200億円見通しとしています。

キャッシュフロー

下記はキャッシュ・フロー推移です。

営業CFが増えていましたが、2024年3月期は減少しています。

配当・優待について

株主優待制度はカレンダー以外は抽選となっており、現状ではオマケの印象が強いです。

配当金は大きく増配したこともあり、かなり高い利回りです。株価は円安効果などの期待感で上昇していましたが警戒感から下落推移しています。

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