ファンケルの株価分析!短期の株価下落もまだ期待値が高めの株価【4921】

無添加化粧品や健康食品を展開するファンケル(4921)。2021年3月期は減益となり厳しい業績で、短期の株価が下落しています。果たして今後の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

ファンケルの株価POINT
  • 株価指標はかなり割高、配当・優待利回りは低め
  • 株価はやや上昇していたが短期で下落
  • 先を見据えているが、短期的な不安はややある
スポンサーリンク

ファンケルの株価情報と事業内容

はじめにファンケルの株価指標と事業内容を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:3,350円
予想年間配当:34円
年間配当利回り:1.01%
予想PER:49.9倍
PBR:5.73倍

2021年5月14日終値時点のデータ

株価指標はかなり割高、年間の配当利回りは低いです。

ファンケル(4921)とは

株式会社ファンケル(英: FANCL Corporation)は、粧品・健康食品のメーカーである。

社名の「ファンケル」の由来は「ファイン・ケミカル」(日本語で『混じりけのない化学製品』)を簡略したもの。また「不安を蹴る=ファンケル」という説もある。関連会社として、同じく化粧品、健康商品等を扱うアテニアがある。

ファンケル – Wikipediaより抜粋

ファンケルは化粧品関連事業、栄養補助食品関連事業を中心に展開しています。売上の多くが国内です。

参考:事業展開|ファンケル

ファンケルの業績推移と株価チャート

次にファンケルの売上高・経常利益の推移と株価チャートを確認していきます。

ファンケルの売上高・経常利益

売上・経常利益ともに好調に上昇していましたが、2021年3月期は下方修正を行い減収・減益に。期初は過去最高益を更新する見通しでした。2022年3月期は増収・増益見通しです。

株価チャートの推移

下記はファンケル5年分の週足株価チャート推移です。

株価は2018年中旬から約2年ほどレンジ推移していましたが、レンジを抜けて最高値を更新。2021年以降の短期では下落しています。

やや下落している株価ですが業績見通し・株価指標を考えるとまだ期待値が含まれている状態です。当然、期待値が高い銘柄は注目される事もあり、急上昇するケースもあれば、急落するケースもあります。

スポンサーリンク

ファンケルの配当推移と株主優待

次にファンケルの配当金の推移と株主優待制度を確認していきます。

配当金の推移

下記はファンケルの配当金推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

ファンケルの年間配当金推移

2017年3月期:29円
2018年3月期:29円
2019年3月期:30円
2020年3月期:34円
2021年3月期:34円
2022年3月期:34円(予)

配当金は年間34円で据え置き推移です。

配当方針は「連結配当性向40%程度およびDOE(純資産配当率)5%程度を目途に配当金額を決定」です。配当性向は2020年3月期が40.9%、2021年3月期が51.1%、2022年3月期の予想が約50%です。

参考:株式情報|ファンケル

ファンケルの株主優待制度

ファンケルの株主優待は「自社製品」もしくは「店舗利用券」です。3月末が権利日で6カ月以上継続保有が対象です。

保有株式数優待内容
100株以上 200株未満3,000円相当自社製品または
ファンケル 銀座スクエア利用券
200株以上6,000円相当自社製品または
ファンケル 銀座スクエア利用券

100株保有で年間3,000円相当と考えると優待利回りは約0.9%です。

参考:株主優待|ファンケル

ファンケルの決算内容と今後について

最後にファンケルの決算内容と今後について考えていきます。

決算内容について

2021年5月10日の決算にて2021年3月期の連結経常利益は117億円と発表。2022年3月期の同利益は122億円見通し、年間配当は34円の据え置き予定です。

今後について

事業の中心は会社設立のきっかけとなった「無添加化粧品」と「栄養補助食品」です。

化粧品関連は主力製品が好調、栄養補助食品関連は機能性表示食品が好調でした。また、2019年にキリンホールディングスが株式の約30%を取得し業務提携をしています。「脳機能」や「腸内環境」、「認知症予防」などの研究プロジェクトを共同で進め、この先をしっかり見据えています。

しかし、自粛要請やロックダウン、インバウンド需要低下により業績が悪化しており、2021年3月期は厳しい結果となりました。今後は消費者マインド低下による化粧品の低価格指向が高まる懸念もあります。ほかにも「無添加」や「機能性表示」などの扱う商品性質上のリスクもあります。

タイトルとURLをコピーしました