ファンケルの株価分析!業績は好調推移・株価は割高だがレンジ推移【4921】

無添加化粧品や健康食品を展開するファンケル(4921)の業績が好調に推移しています。株価は以前は大きく上昇していましたが、ここ数年はレンジで推移しています。果たして今後の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

ファンケルの株価POINT
  • 株価指標はかなり割高、配当利回りは低め
  • 業績は好調だが、以前ほどの勢いはない
  • 株価は広めのレンジで推移
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ファンケルの株価情報と事業内容

はじめにファンケルの株価指標と事業内容を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:3,140円
予想年間配当:34円
年間配当利回り:1.08%
予想PER:37.9倍
PBR:5.74倍

2020年8月13日終値のデータ

株価指標はかなり割高、年間の配当利回りは平均より低めです。

ファンケル(4921)とは

株式会社ファンケル(英: FANCL Corporation)は、粧品・健康食品のメーカーである。

社名の「ファンケル」の由来は「ファイン・ケミカル」(日本語で『混じりけのない化学製品』)を簡略したもの。また「不安を蹴る=ファンケル」という説もある。関連会社として、同じく化粧品、健康商品等を扱うアテニアがある。

ファンケル – Wikipediaより抜粋

ファンケルは化粧品関連事業、栄養補助食品関連事業を中心に展開しています。売上の多くが国内です。

参考:事業展開|ファンケル

ファンケルの業績と株価チャート推移

次にファンケルの売上高・経常利益の推移と株価チャートを確認していきます。

ファンケルの売上高・経常利益

売上・経常利益ともに上昇推移しています。

2021年3月期も好調な見通しで過去最高益を更新する予定です。

株価チャートの推移

下記はファンケル5年分の週足株価チャートの推移です。

株価は上昇推移していましたが、ここ2年ほどはレンジで推移しています。

業績は好調ですが、株価上昇により株価指標が割高になったこと、業績の伸び率がやや落ち着いたことなどがレンジで推移している要因と考えられます。

現在の株価はレンジ上限に近く、これまで通りレンジ上限で跳ね返されて下落するか、それとも今回はレンジで跳ね返らず、そのまま突き抜けるかというポイントです。

ファンケルの配当推移と株主優待

次にファンケルの配当金の推移と株主優待制度を確認していきます。

配当金の推移

下記はファンケルの配当金の推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

ファンケルの年間配当金推移

2016年3月期:17円
2017年3月期:29円
2018年3月期:29円
2019年3月期:30円
2020年3月期:34円
2021年3月期:34円(予)

配当金は増配気味に推移しています。

ファンケルの配当方針は「連結配当性向40%程度およびDOE(純資産配当率)5%程度を目途に配当金額を決定」としています。2020年3月期の配当性向は40.9%、2021年3月期の予想配当性向は約41%です。

参考:株式情報|ファンケル

ファンケルの株主優待制度

ファンケルの株主優待は「自社製品」もしくは「店舗利用券」です。3月末が権利日で6カ月以上継続保有が対象です。

保有株式数優待内容
100株以上
200株未満
3,000円相当自社製品または
ファンケル 銀座スクエア利用券
200株以上6,000円相当自社製品または
ファンケル 銀座スクエア利用券

100株保有で年間3,000円相当と考えると優待利回りは約0.95%です。

参考:株主優待|ファンケル

ファンケルの決算内容と今後について

最後にファンケルの決算内容と今後について考えていきます。

決算内容について

2020年8月4日の決算にて2021年3月期1Q(4-6月)の連結経常利益は25億円と発表、前年同期比で42.8%減、通期計画の146億円に対する進捗率は17.2%となりました。

今後について

事業の中心は会社設立のきっかけとなった無添加化粧品と栄養補助食品です。

化粧品関連事業では、主力製品が好調で新製品も売上に寄与、栄養補助食品関連事業では、時代の流れもあり、機能性表示食品が好調です。また、2019年にキリンホールディングスが株式の約30%を取得し業務提携をしています。「脳機能」や「腸内環境」、「認知症予防」などの研究プロジェクトを共同で進めています。この先もしっかり見え据えています。

リスク要因としては短期的にはインバウンド需要の低下、長期的には消費者マインド低下による化粧品の低価格指向が高まっている点です。また、「無添加」や「機能性表示」などの扱う商品の性質上のリスクもあります。

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