DCMホールディングスの株価は上がる?割安度に加えて配当や株主優待も確認

DCMホールディングス(3050)の株価は比較的安定しているディフェンシブ銘柄です。今後の株価がどうなるかを事業内容や株価の各指標、配当利回りに加えて株主優待品の紹介も合わせて考えてみました。

  • 株価の各指標の割安度、配当利回りを確認
  • 株主優待の内容と優待利回りを確認
  • 最近の業績と株価チャートから今後どうなるか。

株価は割安?各指標と配当を確認

初めにDCMホールディングスの株価の各指標と配当利回り、配当の推移を見てみます。

株価、各指標と配当利回り

DCMHDの現在の株価は1,055円。 年間配当は28円の予定なので年間配当利回りは約2.7%です。PERは10倍。PBRは0.73倍。市場平均と比較すると割安ですが、ホームセンター銘柄は割安なものが多く、明らかに割安とも言えないです。

※株価は2019年10月8日終値

過去の配当推移を確認

DCMHDの過去の配当推移一覧です。

2015年2月期2016年2月期2017年2月期2018年2月期2019年2月期2020年2月期(予)
20円21円24円26円27円28円

配当は少額ではありますが増配傾向です。中期経営計画では「配当性向30%を目安に安定配当」としています、現在の配当性向も特に問題がなく、減配する可能性は低いと考えられます。

参考:配当状況|DCMホールディングス公式サイト

株主優待制度の確認

DCMホールディングスの株主優待は「DCMブランド商品詰め合わせ」または「社会貢献活動団体」への寄付です。100株以上保有している人が対象になります。権利日は2月末で優待品を希望した場合、7月から8月中旬ごろに届きます。

2019年の自社商品詰め合わせは下記となっていました。寄付を選択した場合、優待品に代わり2,000円の寄付です。

  • 束ねるラップ使い切りタイプ(約幅10cm×長さ100m)
  • おふろの防カビ除菌(約60日)
  • クッキングペーパー(40枚入り×2個パック)
  • 食品用ラップ(30cm×50m)
  • レンジに使える保存容器(510ml 3個入り)
  • 珪藻土コースター(白角型)
  • 贅沢泡スポンジ(おふろ掃除用)
  • しっかり吸水タオル(フェイスタオル約34×80cm)

優待で届く商品はDCMオンラインでも販売している商品ばかりです。価格を調べたところ全部でおおよそ2000円分でした。100株保有(約105,500円)で年間2,000円分なので優待利回りは約1.9%です。

参考:株主優待|DCMホールディングス公式サイト

事業内容と業績、株価チャートを確認

最後に事業内容、株価チャートと業績について見ていきます。

DCMホールディングスとは

DCMホールディングスは業界最大手のホームセンターで、傘下には中部地区のカーマ、北海道・東北の地区のホーマック、四国のダイキがあります。名古屋に住んでいる私にはカーマがおなじみでたまに利用しています。

2006年9月に3つのホームセンターが持ち株会社化されてできた企業で、これまで減配をしたことがないのが印象的です。他には数年前の出来事ですが、ユニーグループ傘下のユーホームが撤退することで一部店舗を買収したこと、同じくホームセンター業界のケーヨーと資本・業務提携をしたことも印象に残っています。

株価チャートの確認

DCMホールディングス、直近約3年の週足株価チャートです。

株価はやや上昇トレンド気味のレンジで推移しています。下落した場合は1,000円付近で買いが入る可能性が高いですが、1,100-1,200円を抜けて上に行くにはかなりパワーが必要に見えます。

過去の売上と利益の推移

DCMホールディングスの過去5期分+今期の予想の売上高・経常利益の推移です。

売上は横ばいの中、利益はしっかり伸ばしています。売り上げを大きく伸ばすことは難しそうなので、ここから更に効率化しどこまで利益率を上げることができるかがカギとなりそうです。

最近の業績を確認

2019年9月27日の決算にて2020年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は124億円と発表しました。上期計画は140億円でしたので届かず、通期計画の226億円に対する進捗率は55.1%となりました。

現状では計画達成は若干厳しいですが、増益ラインとなる199億円を達成できるかが今後の株価を大きく左右するのではないかと考えています。

今後について

DCMホールディングスは売上があまり変わらない中、利益を伸ばしています。今後も売上を大きく伸ばすのではなく、業務の効率化などで利益率の向上を目指しています。

個人的にはホームセンター業界自体にものすごく大きな伸びしろはないと考えていますが、「衣・食・住」の住にかかわる生活用品を扱っているのでいきなり需要が無くなるのも考えにくいと感じています。

また、PER、PBRなどの各指標は割安を示していますが、ホームセンター関連銘柄は数年前から割安なままの銘柄が多いと感じています。大手だとコーナン、バロー、コメリなどもPBRが1倍以下です。

株価は将来の期待値を示しているので、ホームセンター銘柄がずっと割安というのは投資家から大きな成長を期待されていないということです。そのため、ものすごく伸びしろがあるというわけではない反面、大きく下落するリスクも小さい銘柄であると考えています。

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