DCMホールディングスの株価分析!業績好調・連続増配当も株価は落ち着き【3050】

ホームセンター最大手のDCMホールディングス(3050)。需要増の影響で大きく株価上昇も、島忠TOBにニトリが対抗するなどもあり株価が下落。果たして今後の株価と配当がどうなるか、業績推移と株価チャート・配当推移を分析してみました。

DCMホールディングスの株価POINT
  • 指標に割高感はなく、配当利回りは高め
  • 株主優待は使い勝手の良い「買物優待券」に変更
  • 長期的な成長は模索中
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DCMの株価指標と事業内容

はじめに、DCMホールディングスの株価指標と事業内容を見ていきます。

株価指標と配当利回り

株価:1,083円
予定年間配当金:32円
年間配当利回り:2.95%
予想PER:8.5倍
PBR:0.67倍
時価総額:1,766億円

2021年9月30日終値時点のデータです。
最新の株価はコチラ⇒DCMホールディングス(株)【3050】:Yahoo!ファイナンス

市場平均と比較すると割安ですが、ホームセンター銘柄は割安なものが多いため明らかに割安と言えないです。年間配当利回りは高いです。

DCMホールディングス(3050)とは

DCMホールディングス株式会社(ディーシーエムホールディングス)は、ホームセンター事業などを手がけるDCMなどを傘下に持つ、DCMグループ(旧:DJグループ)の持株会社である。

カーマ、ダイキ、ホーマックの経営統合により設立。社名は、3社と三井物産による共同物流会社として設立された、DCMジャパン(DCMJ、現在は吸収合併)に由来する。

DCMホールディングス – Wikipediaより抜粋

DCMホールディングスは業界最大手のホームセンターです。中部地区の「カーマ」、北海道・東北地区の「ホーマック」、四国の「ダイキ」が持ち株会社化して誕生した企業です。

誕生以来、配当を減額したことがないです。また、ユニーグループ傘下のユーホームが撤退することで一部店舗を買収、同じくホームセンター業界のケーヨーと資本・業務提携もしています。

DCMの業績推移と株価チャート

次に、DCMホールディングスの業績推移と株価チャートを見ていきます。

売上高と経常利益の推移

2021年2月期は需要が増加したことで上方修正し、過去最高益を大きく更新。2022年2月期も好調を維持する見通しとしています。

参考:業績ハイライト|DCMホールディングス株式会社

株価チャートの推移

下記はDCMホールディングス5年分の週足株価チャートです。

レンジで推移していた株価ですが、2020年4月以降に需要増・業績好調などから株価が上昇。多くのホームセンター銘柄に起きた動きです。大きく上昇した株価ですが、島忠のTOBに対しニトリが対抗・やや需要が落ちついたことで株価が下落し、以前のレンジ水準で推移しています。

株価のメドについて

上昇した場合のメドは1,200円、下落した場合のメドは1,000円辺りと見ることが出来そうです。

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DCMの配当推移と株主優待制度

次に、DCMホールディングスの配当推移と株主優待制度を見ていきます。

配当金の推移

下記はDCMホールディングスの配当金推移です。年2回、中間配当(8月)と期末配当(2月)を実施しています。

DCMホールディングスの年間配当金推移

2017年2月期:24円
2018年2月期:26円
2019年2月期:27円
2020年2月期:28円
2021年2月期:32円
2022年2月期:32円(予)

2021年2月期の配当は普通配当30円、記念配当が2円。配当金は増配推移です。配当性向は2020年2月期が27.1%、2021年2月期が25.1%。2022年2月期の予想は約25%です。

配当方針の確認

中期経営計画(2020-2022年度)にて配当方針を「配当性向30%を目安に安定配当」としています。予想配当性向を考えると、予定通りの利益が確保できれば増配する可能性も考えられます。

参考:配当状況|DCMホールディングス株式会社

株主優待について

DCMホールディングスの株主優待は「DCMブランド商品詰め合わせ」から「買い物優待券」に変更しています。権利日は2月末です。

保有株式数優待内容
100株~499株買物優待券 500円(3年未満)
買物優待券 2,000円(3年以上)
500株~999株買物優待券 1,000円(3年未満)
買物優待券 3,000円(3年以上)
1,000株以上買物優待券 2,000円(3年未満)
買物優待券 5,000円(3年以上)

100株保有の場合は年間500円相当なので優待利回りは約0.5%です。100株短期保有の場合、利回りで見ると悪くなっていますが、長期保有または500株、1,000株以上保有している人には良い変更です。

参考:株主優待|DCMホールディングス

DCMの決算内容と今後について

最後に、DCMホールディングスの決算内容の確認と今後について考えていきます。

決算内容を確認

2021年9月29日の決算にて、2022年2月期2Q累計(3-8月)の連結経常利益は197億円と発表。前年同期比11.1%減、通期計画の307億円に対する進捗率は64.4%となりました。

今後について

DCMホールディングスはこれまで売上があまり変わらない中、利益をじわじわ伸ばしていました。2021年2月期は需要増の影響でかなり好調ですが、今後は売上を伸ばすというより業務効率化などで利益率の向上を目指しています

反動減と株価について

2022年2月期も好調見通しですが、2021年2月期に大きく需要が増えたことを考えると、思ったより伸びない展開も想定されます。実際に、前年同期比ではマイナスとなっています。株価は将来の期待値を示すものなので、株価がやや落ち着いているのは「今後、業績が落ち着くのが織り込まれている」と考えることもできます。

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