DCMホールディングスの株価分析!業績好調で連続増配当も株価は落ち着き【3050】

ホームセンター最大手のDCMホールディングス(3050)。需要増の影響から短期的な業績が好調で株価が上昇。しかし、島忠TOBにニトリが対抗するなどもあり株価が下落。果たして今後の株価と配当がどうなるか。業績推移と株価チャートを分析してみました。

DCMホールディングスの株価POINT
  • 株価指標に割高感はなく、配当利回りは高め
  • 株主優待は使い勝手の良い「買物優待券」に変更
  • 短期的な期待値は強めだが長期的な成長は模索中
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DCMの事業内容と株価指標

はじめにDCMホールディングスの事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:1,158円
予定年間配当金:32円
年間配当利回り:2.76%
予想PER:9.2倍
PBR:0.75倍

2021年4月12日終値時点のデータ

市場平均と比較すると割安ですが、ホームセンター銘柄は割安なものが多いため明らかに割安と言えないです。配当利回りは高いです。

DCMホールディングス(3050)とは

DCMホールディングス株式会社(ディーシーエムホールディングス)は、傘下にDCMカーマ、DCMダイキ、DCMホーマックなどを持つ持株会社。3社の前身であるカーマ、ダイキ、ホーマックの経営統合により設立された、DCMグループ(旧:DJグループ)の統括会社である。

社名は、3社と三井物産による共同物流会社として設立された、DCMジャパン(DCMJ、現在は吸収合併)に由来する。

DCMホールディングス – Wikipediaより抜粋

DCMホールディングスは業界最大手のホームセンターです。傘下には中部地区のカーマ、北海道・東北地区のホーマック、四国のダイキがあります。2006年9月に3つのホームセンターが持ち株会社化して誕生した企業で、これまで配当を減額したことがないです。また、ユニーグループ傘下のユーホームが撤退することで一部店舗を買収、同じくホームセンター業界のケーヨーと資本・業務提携もしています。

参考:経営方針|DCMホールディングス株式会社

DCMの配当推移と株主優待制度

次にDCMホールディングスの配当金の推移と株主優待制度を確認していきます。

配当金の推移

下記はDCMホールディングスの配当金推移です。年2回、中間配当(8月)と期末配当(2月)を実施しています。

DCMホールディングスの年間配当金推移

2017年2月期:24円
2018年2月期:26円
2019年2月期:27円
2020年2月期:28円
2021年2月期:32円
2022年2月期:32円(予)

2021年2月期の配当は普通配当30円、記念配当が2円、配当は増配推移です。

中期経営計画にて配当方針を「配当性向30%を目安に安定配当」としています。配当性向は2020年2月期が27.1%、2021年2月期が25.1%。2022年2月期の予想は約25%です。配当性向は問題はないため減配する可能性は低く、増配する可能性があります。

参考:配当状況|DCMホールディングス株式会社

株主優待について

DCMホールディングス株主優待は「DCMブランド商品詰め合わせ」から「買い物優待券」に変更しました。権利日は2月末です。

保有株式数優待内容
100株~499株買物優待券 500円(3年未満)
買物優待券 2,000円(3年以上)
500株~999株買物優待券 1,000円(3年未満)
買物優待券 3,000円(3年以上)
1,000株以上買物優待券 2,000円(3年未満)
買物優待券 5,000円(3年以上)

100株保有の場合は年間500円相当なので優待利回りは約0.4%です。商品詰め合わせよりも自分で商品を選ぶことが出来る買い物券なので使い勝手は良いです。100株で短期保有の場合、利回りで見ると悪くなっていますが、長期保有または500株、1,000株保有している人には良い変更です。

参考:株主優待制度変更のお知らせ|DCMホールディングス株式会社

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DCMの業績推移と株価チャート

次にDCMホールディングスの業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と経常利益の推移

2021年2月期は需要が増加したことで大きく上方修正し、過去最高益を大きく更新しました。2022年2月期も好調を維持する見通しとしています。

参考:業績ハイライト|DCMホールディングス株式会社

株価チャートの推移

下記はDCMホールディングス5年分の週足株価チャート推移です。

2020年以前の株価は比較的レンジで推移していましたが、2020年4月以降に需要増や業績好調などから株価が上昇。多くのホームセンター銘柄に起きた動きです。

大きく上昇した株価ですが、島忠のTOBに対しニトリが対抗してきたことや、やや需要が落ちついたことで株価が下落、短期ではやや落ち着いた動きです。

DCMの決算内容と今後について

最後にDCMホールディングスの決算内容の確認と今後について考えていきます。

決算内容を確認

2021年4月9日の決算にて2021年2月期の連結経常利益は295億円と発表。2022年2月期は307億円見通し、年間配当は32円予定としています。4期連続で過去最高益を更新する見通しです。

今後について

DCMホールディングスはこれまで売上があまり変わらない中、利益をじわじわ伸ばしていました。2021年2月期は需要増の影響でかなり好調ですが、売上を大きく伸ばすというよりは、業務効率化などで利益率の向上を目指しています。「衣・食・住」の住にかかわる生活用品を扱っているのでいきなり需要が無くなるのも考えにくいです。

2022年2月期も引き続き好調見通しですが、2021年2月期がかなり好調のため、思ったより伸びない展開も想定されます。また、株価は将来の期待値を示すものです。短期の株価がやや落ち着いているのは、今後の業績はやや落ち着くと見られていると考えることもできます。

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