DCMホールディングスの変更した株主優待を確認!株価・配当推移を分析【3050】

DCMホールディングス(3050)が2020年2月末から新しい株主優待制度を実施すると発表しました。今回はその内容の確認と、今後の株価がどうなるかを業績推移や株価チャートを分析してみました。

DCMホールディングスの株価POINT
  • 株価に割高感はなく、配当利回りも比較的高い
  • 株主優待は使い勝手の良い「買物優待券」に変更
  • 業績はやや厳しく増益か減益かきわどいライン
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株価指標と株主優待制度

はじめにDCMの株価指標と株主優待制度を見ていきます。

株価指標と配当利回り

現在の株価:1,063円

予定年間配当金:28円

年間配当利回り:約2.7%

予想PER:10.1倍、PBR:0.72倍

※株価は2019年12月30日終値

市場平均と比較すると割安ですが、ホームセンター銘柄は割安なものが多く、明らかに割安とも言えないです。配当利回りは比較的良い水準です。

株主優待について

DCMホールディングスの以前の株主優待は「DCMブランド商品詰め合わせ」または「社会貢献活動団体」への寄付でした。例えば、「2019年の自社商品詰め合わせ」は下記となっていました。(約2000円分)

2020年2月から「買い物優待券」に変更になります。また、長期保有も追加されました。

保有株式数優待内容
100株~499株買物優待券 500円(3年未満)
買物優待券 2,000円(3年以上)
500株~999株買物優待券 1,000円(3年未満)
買物優待券 3,000円(3年以上)
1,000株以上買物優待券 2,000円(3年未満)
買物優待券 5,000円(3年以上)

100株保有の場合500円相当(保有期間3年未満の場合)なので優待利回りは約0.5%となります。商品詰め合わせよりも自分で商品を選ぶことが出来る買い物券なので使い勝手が良いです。

100株の短期保有者は利回りだけで見ると悪くなっていますが、長期保有や500株、1,000株保有している人には良い変更と見ることができます。

参考:株主優待制度変更のお知らせ|DCMホールディングス株式会社

事業内容と業績推移について

次にDCMの事業内容と業績の推移を見ていきます。

DCMホールディングス(3050)とは

DCMホールディングス株式会社(ディーシーエムホールディングス)は、傘下にDCMカーマ、DCMダイキ、DCMホーマックなどを持つ持株会社。3社の前身であるカーマ、ダイキ、ホーマックの経営統合により設立された、DCMグループ(旧:DJグループ)の統括会社である。

社名は、3社と三井物産による共同物流会社として設立された、DCMジャパン(DCMJ、現在は吸収合併)に由来する。

wikipediaより抜粋

DCMホールディングスは業界最大手のホームセンターです。傘下には中部地区のカーマ、北海道・東北の地区のホーマック、四国のダイキがあります。

2006年9月に3つのホームセンターが持ち株会社化されてできた企業で、これまで減配をしたことがないのが印象的です。ユニーグループ傘下のユーホームが撤退することで一部店舗を買収したことや、同じくホームセンター業界のケーヨーと資本・業務提携もしています。

参考:経営方針|DCMホールディングス株式会社

売上高と経常利益の推移

売上は横ばいの中、利益は右肩上がりです。この先も売り上げを大きく伸ばすことは難しそうなので、更に利益を伸ばすには効率化しどこまで利益率を上げることができるかがカギとなりそうです。

参考:業績ハイライト|DCMホールディングス株式会社

株価チャートと配当推移

次にDCMの株価チャートと配当の推移を見ていきます。

株価チャート

下記はDCMホールディングスの5年分の週足株価チャートです。

ここ最近の株価はレンジで推移しています。

下落した場合は1,000円が一旦のメドとなりそうです。上昇した場合、現状では1,200円を超えるパワーがあるようには見えないです。

配当金の推移

下記はDCMの配当金の推移です

配当金の推移

2015年2月期:20円
2016年2月期:21円
2017年2月期:24円
2018年2月期:26円
2019年2月期:27円
2020年2月期:28円 (予)

配当は少額ではありますが毎年増配しています。

中期経営計画では「配当性向30%を目安に安定配当」としています、現在の配当性向も特に問題はないため、減配する可能性は低いと考えられます。

参考:配当状況|DCMホールディングス株式会社

最近の決算と今後について

最近の決算を確認

2019年12月27日の決算にて2020年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は173億円と発表、通期計画の226億円に対する進捗率は77.0%となりました。

前年同期比で0.3%減となり、現状では226億円の計画達成は厳しく、増益ラインとなる199億円を達成できるかがポイントとなりそうです。

今後について

DCMホールディングスは売上があまり変わらない中、利益を伸ばしています。今後も売上を大きく伸ばすのではなく、業務の効率化などで利益率の向上を目指しています。

ホームセンター業界自体にものすごく大きな伸びしろはないと考えていますが、「衣・食・住」の住にかかわる生活用品を扱っているのでいきなり需要が無くなるのも考えにくいとも感じています。

また、DCMホールディングスに限らずホームセンター関連銘柄は数年前から割安なままの銘柄が多いです。

株価は将来の期待値を示しているので、ホームセンター銘柄がずっと割安というのは投資家から大きな成長を期待されていないということです。そのため、今後の伸びしろはあまりないかもしれませんがその反面、大きく下落するリスクも割と小さい銘柄であると考えることもできます。

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