タイヤで世界トップシェアを誇るブリヂストン(5108)、配当が増配推移で高い利回りです。株価指標と業績推移、株価チャートと配当推移を確認していきます。
- 配当は増配推移、高い利回り
- 株価は下落が強めの推移に
株価情報と配当状況について
ブリヂストンの株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。
株価の指標(2025年6月5日終値時点)
株価:5,858円
予想PER:15.81倍
PBR:1.12倍
予想EPS:370.58円
時価総額:4兆1,808億円
最新の株価参考:(株)ブリヂストン【5108】:Yahoo!ファイナンス
株主優待について
株主優待制度は実施していないです。
配当金の情報
2025年12月期の予定年間配当:230円
予想年間配当利回り:3.93%
配当金の推移について
下記は配当金の推移です。配当権利日は6月(中間配当)と12月(期末配当)です。

配当は2021年12月期に回復。2025年12月期は増配予定としています。
配当性向は2024年12月期が50.5%、2025年12月期の予想が約60%です。
配当方針の確認
配当方針は「連結配当性向50%を目安に、安定した配当を継続的に実施」としています。
業績推移と株価推移について
ブリヂストンの業績推移と株価推移を確認していきます。
業績の推移
下記は売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

2020年12月期は最終損益が赤字となりましたが、2021年12月期は大きく回復し純利益は過去最高を更新。
2025年12月期は営業増益見通しとしています。
株価のチャート
下記は5年分の週足株価チャートです。

株価は2021年に業績不安のあく抜け感から上昇。その後はレンジで推移していましたが、2023年から上昇推移に。
2024年6月に下落してからは下落が強めの推移をしています。
事業内容と財務状況について
ブリヂストンの事業内容と財務状況を確認していきます。
ブリヂストン(5108)の概要
株式会社ブリヂストン(英: Bridgestone Corporation)は、世界最大級のタイヤ製造及びゴム加工会社である。
1930年に日本足袋(現在のアサヒシューズ)のタイヤ部門として発足、1951年に「ブリヂストンタイヤ株式会社」に社名変更し、1984年に株式会社ブリヂストンに社名変更した。
ブリヂストンブランドのスポーツ用品事業(ゴルフやテニスなど)、自転車事業はグループ子会社が行う。
ブリヂストン – Wikipediaより抜粋
タイヤ以外の事業も展開していますが、メイン事業はタイヤです。アメリカをはじめ海外売上比率が高いです。
キャッシュフロー
下記はキャッシュ・フロー推移です。

営業CFは上下が大きいです。
配当について
配当は増配推移で高い利回りです。株価は下落が強めの推移をしています。