ブリヂストンの株価分析!株価下落で配当利回り上昇。今後の株価はどうなるか【5108】

タイヤで世界でもトップシェアを誇るブリヂストン(5108)ですが、利益が減少して推移しているのに加えて相場環境の悪化で株価が下落しています。はたしてブリヂストンの株価と配当は今後どうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

ブリヂストンの株価POINT
  • 株価指標に割安感があり、年間の配当利回りも高いです
  • 配当性向が上昇しており可能性は低いものの減配する可能性も
  • 売上は横ばい、利益は減少傾向と業績は伸び悩んでいる
スポンサーリンク

ブリヂストンの事業内容と株価指標

はじめにブリヂストンの事業内容と株価指標・配当金の推移を確認していきます。

ブリヂストン(5108)とは

株式会社ブリヂストン(英: Bridgestone Corporation)は、世界最大手のタイヤメーカーおよびそのブランド。元々は1930年、日本足袋株式会社(にほんたび。現在のアサヒシューズ株式会社)のタイヤ部門として発足したのが会社の源流で、1931年に「日本タイヤ株式会社」(にほんタイヤ)として独立分社化、その後、1951年に「ブリヂストンタイヤ株式会社」に社名変更し、1984年に現在の社名となる。2005年、フランスのミシュラン社を抜き世界シェアトップとなる。

売上高のおよそ2割はタイヤ以外の多角化事業での売上。同ブランドのスポーツ(ゴルフやテニスなど)用品事業と自転車事業はグループ子会社。

wikipediaより抜粋

まだまだメインの売上はタイヤです。アメリカをはじめ海外での売上比率が約8割あります。

参考:セグメント情報|株式会社ブリヂストン

株価指標と配当利回り

現在の株価:3,286円

予定年間配当:160円

年間配当利回り:約4.87%

予想PER:10.1倍、PBR:1.01倍

※株価は2020年4月7日終値

株価指標は割安です。年間の配当利回りは高めです。

配当金の推移

下記はブリヂストンの配当金の推移です。年2回、中間配当(6月)と期末配当(12月)を実施しています。

ブリヂストンの年間配当金推移

2015年12月期:130円
2016年12月期:140円
2017年12月期:150円
2018年12月期:160円
2019年12月期:160円
2020年12月期:160円(予)

ここ数年の配当は据置です。

ブリヂストンの配当方針は「連結配当性向20%~40%を目安に、安定した配当を継続的に実施」としています。2019年12月期の配当性向は39.5%、2020年12月期の予想配当性向は約49%と上昇しています。

新型コロナウイルスの影響を考えると想定よりも利益悪化する可能性があり、更に配当性向が上昇した場合は減配となる可能性もありそうです。もちろん、一旦は配当を維持する可能性もあります。

参考:配当金について|株式会社ブリヂストン

ブリヂストンの業績推移と株価チャート

次にブリヂストンの業績推移と株価チャートの推移を確認していきます。

売上高・経常利益の推移

下記はブリヂストンの売上高と経常利益の推移です。

売上は横ばい、経常利益は右肩下がりで減少して推移しています。なかなか厳しい業績推移です。なお、2020年12月期より会計基準を日本基準から国際会計基準に移行します。

参考:売上・損益状況|株式会社ブリヂストン

株価チャートの推移

下記はブリヂストン5年分の週足株価チャートの推移です。

新型コロナウイルスの影響を受けて株価が下落していますが過去の株価と比較すると明らかに下落が飛びぬけているとは言えないです。

ここから更に下落した場合は2,000円付近まで下落する可能性はあります。

ブリヂストンの決算内容と今後

最後にブリヂストンの決算内容の確認と今後について考えていきます。

決算内容について

2020年2月17日の決算にて2019年12月期の連結最終利益は2,925億円と発表。2020年12月期は2,300億円の見通しとしました。

今後について

タイヤメーカーとして世界でトップシェアを誇り国内外にタイヤ工場、原材料工場などの生産拠点を保有しています。売上の8割がタイヤ部門なので石油や天然ゴムの原材料価格が製造コストに繋がります。石油価格の下落はプラス材料ですが、新型コロナウイルスの影響で世界経済減速に加えて自動車販売に影響が考えられます。当然、車両向けのタイヤ販売も減少する可能性があります。海外の売上比率も高いため円高が進行すると当然マイナス材料です。

現在の株価指標にはやや割安感があり年間配当利回りは高めですが、配当性向上昇は避けられず、最悪は減配する可能性も考えられます。

タイトルとURLをコピーしました