ビックカメラの株主優待は買い物券・配当との合計利回りが高い【3048】

家電量販店大手のビックカメラ(3048)、株主優待制度は買い物券を実施。株主優待に加え、株価指標と業績推移、株価チャートと配当推移を確認していきます。

ビックカメラのPOINT
  • 株主優待は長期保有で金額アップ
  • 配当と優待の合計利回りは約4.5%
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株価情報と株主優待について

ビックカメラの株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。

株価の指標(2025年10月21日終値時点)

株価:1,571.5円
予想PER:15.38倍
PBR:1.6倍
予想EPS:102.21円
時価総額:2,957億円

最新の株価参考:(株)ビックカメラ【3048】:Yahoo!ファイナンス

株主優待について

株主優待制度は「お買物優待券」を実施しています、優待権利月は2月、8月です。

保有株式数優待内容
100株以上2月:2,000円分 8月:1,000円分
500株以上2月:3,000円分 8月:2,000円分
1,000株以上2月:5,000円分 8月:5,000円分
10.000株以上2月:25,000円分 8月:25,000円分
100株以上
<8月のみ>
1年以上:1,000円分追加 2年以上:2,000円分追加

ネット通販でも利用できる使いやすい優待です。

参考:株主優待制度|株式会社ビックカメラ

優待利回り

100株保有で年間3,000円相当とした場合、優待利回りは1.91%です。

配当金の情報

2026年8月期の予定年間配当:41円
予想年間配当利回り:2.61%

配当金の推移について

下記は配当金の推移です。配当権利日は2月(中間配当)と8月(期末配当)です。

配当金は2024年8月期に大きく増配、2026年8月期は据え置き予定としています。

配当性向は2025年8月期が40.2%、2026年8月期の予想が約40%です。

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業績推移と株価推移について

ビックカメラの業績推移と株価推移を確認していきます。

売上高と利益の推移

下記は売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

2022年8月期、2023年8月期は減益となりましたが、2024年8月期は大きく増益に。

2025年8月期も増益、2026年8月期はほぼ横ばい見通しとしています。

参考:財務情報|株式会社ビックカメラ

株価のチャート

下記は5年分の週足株価チャートです。

株価は2022年が緩やかに上昇推移、2023年に入ると下落。

2023年11月以降は上昇が強めの推移でしたが、2025年は下落場面も出ています。

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事業内容と財務状況について

ビックカメラの事業内容と財務状況を確認していきます。

ビックカメラ(3048)の概要

ビックカメラ(BIC CAMERA INC.)は、日本の家電量販チェーン。業界第2位。子会社にコジマ、ソフマップなどがある。

レールサイド戦略をとっており、ヨドバシカメラとともに都市部の駅前への出店が多い。

ビックカメラ – Wikipediaより抜粋

子会社にはコジマ(7513)、ソフマップ、日本BS放送など多くあります。楽天と新会社の「ビックカメラ楽天」を設立し、通販の「楽天ビック」を展開しています。

過去には同業のエディオン、ベスト電器と資本・業務提携していましたが、現在は提携解消しています。

キャッシュフロー

下記はキャッシュ・フローの推移です。

営業CFは2021年8月期、2023年8月期は大きく減りましたが、2024年8月期は大きく増えています。

配当・優待について

株主優待制度は買い物券を実施、長期保有で金額が上昇します。100株を2年以上保有している場合は5,000円分となり、高めの利回りです。

配当は大きく増配した影響もあり、高めの利回りです。

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