あおぞら銀行の株価分析!長期で株価下落・配当は減配予定でも高利回り!【8304】

あおぞら銀行(8304)の株価が業績悪化・減配当の影響で長期で下落しています。株価が下落したこともあり、年間の配当利回りは高いです。はたして今後の株価と配当はどうなるのか、業績推移・株価チャート・配当金の推移を分析してみました。

あおぞら銀行の株価POINT
  • 株価は銀行銘柄と考えると割安感はない、配当利回りは高い
  • 配当は年4回実施、減配傾向なので今後の配当も不安
  • 悪材料を織り込んでいるものの、大きく株価が上昇する材料も見えない
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あおぞら銀行の事業内容と株価指標

まずはあおぞら銀行の事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:2,296円
予想年間配当:122円
年間配当利回り:5.3%
予想PER:9.4倍
PBR:0.54倍

2021年2月24日終値時点のデータ

PER、PBRともに割安ですが、銀行銘柄は割安なものが多いため特別割安とは言えないです。年間配当利回りは株価が下落している影響もあり高いです。

あおぞら銀行(8304)とは

あおぞら銀行とは1998年に経営破綻し、特別公的管理銀行として預金保険機構の管理下に置かれた日本債券信用銀行が、2000年9月にソフトバンクグループ・オリックス・東京海上火災保険が組成した投資ファンドへ売却され、商号を変更。2006年4月1日には普通銀行に転換し現体制となった。

主要業務は新興企業やノンバンク・不動産投資信託各社や、地方銀行などと提携した上での中小企業への融資および当行関連会社であるベンチャーキャピタルなど通じた取引。

あおぞら銀行 – Wikipediaより抜粋

収益の柱は不動産融資と個人・法人向け金融商品販売です。また、GMOインターネットと共同出資という形でネット銀行(GMOあおぞらネット銀行)を開業しています。

参考:ビジネスモデル|あおぞら銀行

あおぞら銀行の業績推移と株価チャート

次にあおぞら銀行の売上・利益の推移と株価チャートの推移を確認していきます。

売上高と経常利益の推移

売上は伸びているものの利益は減益が続いています。2020年3月期は当初増益予定でしたが、下方修正し減益で着地。2021年3月期も減益見通しと苦しい状況が続いています。

参考:財務ハイライト|あおぞら銀行

株価チャートの推移

下記はあおぞら銀行5年分の週足株価チャートの推移です。

多くの銀行銘柄が景気減速、日銀マイナス金利の影響などで業績が悪化し長期で株価が下落しています。あおぞら銀行も例外ではなく、業績下方修正・配当減額修正の影響もあり大きく下落しています。2021年以降はやや上昇していますが、まだ完全に流れが変わったとは言えない状況です。

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あおぞら銀行の配当推移と株主優待制度

次にあおぞら銀行の配当推移と株主優待制度について確認していきます。

配当金の推移

下記はあおぞら銀行の配当推移です。年4回の配当(3月、6月、9月、12月)を実施しています。

あおぞら銀行の年間配当金推移

2016年3月期:186円
2017年3月期:187円
2018年3月期:184円
2019年3月期:154円
2020年3月期:156円
2021年3月期:122円(予)

配当は減配推移しています。

配当方針は「配当性向を50%程度、四半期ベースの配当を実施」です。年4回に分けて配当を実施しているのは日本株では割と珍しいです。2020年3月期の配当性向は64.6%、2021年3月期の予想配当性向は約50%です。

参考:配当・株主優待制度|あおぞら銀行

株主優待制度について

あおぞら銀行の株主優待は基準日は年4回(3月末、6月末、9月末、12月末)で100株以上保有している人が対象です。

保有株数優待内容
100株以上定期預金500万円以上入金で3,000円分の商品券。
投資信託または金融商品仲介業務取扱商品(仕組債等)
を購入時100万円につき2,000円分の商品券。

あおぞら銀行の決算内容と今後について

最後にあおぞら銀行の決算内容と今後について考えてみます。

決算内容を確認

2021年2月1日の決算にて2021年3月期3Q累計(4-12月)の連結経常利益は288億円と発表。前年同期比31.7%減、通期計画の400億円に対する進捗率は72.1%となりました。

今後について

連続減益というのもあり、株価が下落しています。現在の配当利回りは株価が下落したこともあり高いですが、あくまでも現時点の利回りです。3年以上前に株価4,000円で保有していた場合、その年の利回りは約4.7%です(年間配当187円)。しかし、現在の利回りに換算すると約3%です。この先も同じように減配が進めば利回りはさらに悪くなります。

日銀の政策や景気減速の警戒感から銀行銘柄に対しては慎重な人は多いです。メガバンクではIT化を進め、人員削減を行うなど取り巻く環境は厳しいです。ただし、株価はかなり下落したことで悪材料を織り込んでいます。新たな中期経営計画も策定し成長と企業価値の創出を目指しています。

参考:中期経営計画AOZORA2020の策定について

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