あおぞら銀行の株価が急落!減配予定もまだまだ高配当。今後の株価と配当を分析【8304】

あおぞら銀行(8304)の株価が業績悪化・減配当の影響もあり大きく下落しています。配当金は減りましたが株価が下落しているため年間の配当利回りは高いです。はたして今後の株価と配当はどうなるのか、業績推移・株価チャート・配当金の推移を分析してみました。

あおぞら銀行の株価POINT
  • 株価は銀行銘柄と考えると割安感はあまりない、配当利回りはかなり高い
  • 配当は年4回実施、減配傾向なので今後の配当にも不安
  • 悪材料を織り込んでいるものの、大きく上昇する材料も見えない
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あおぞら銀行の事業内容と株価指標

まずはあおぞら銀行の事業内容と株価指標を確認していきます。

あおぞら銀行(8304)とは

あおぞら銀行とは1998年に経営破綻し、特別公的管理銀行として預金保険機構の管理下に置かれた日本債券信用銀行が、2000年9月にソフトバンクグループ・オリックス・東京海上火災保険が組成した投資ファンドへ売却され、商号を変更。2006年4月1日には普通銀行に転換し現体制となった。

主要業務は新興企業やノンバンク・不動産投資信託各社や、地方銀行などと提携した上での中小企業への融資および当行関連会社であるベンチャーキャピタルなど通じた取引。

あおぞら銀行 – Wikipediaより抜粋

収益の柱は不動産融資と個人・法人向け金融商品販売となっています。また、GMOインターネットと共同出資という形でネット銀行(GMOあおぞらネット銀行)を開業しています。

参考:ビジネスモデル|あおぞら銀行

株価指標と配当利回り

下記はあおぞら銀行の2020年5月15日終値時点の株価指標と配当利回りです。

現在の株価:1,780円
予想年間配当:122円
年間配当利回り:約6.8%
予想PER:7.3倍、PBR:0.49倍

東証1部平均と比較するとPER、PBRともに割安ですが、銀行銘柄は割安なものが多いため飛びぬけて割安とは言えないです。年間配当利回りは株価が大きく下落している影響から、かなり高い利回りです。

あおぞら銀行の業績推移と株価チャート

次にあおぞら銀行の売上・利益の推移と株価チャートの推移を確認していきます。

売上高と経常利益の推移

下記はあおぞら銀行の売上高と経常利益の推移です。

売上は伸びているものの利益は減益が続いています。2020年3月期は当初増益予定としていましたが、下方修正し減益となりました。2021年3月期も減益見通しと苦しい状況が続いています。

参考:財務ハイライト|あおぞら銀行

株価チャートの推移

下記はあおぞら銀行5年分の週足株価チャートの推移です。

株価は業績下方修正、配当減額修正に加え新型コロナウイルス感染症の影響で大きく下落しています。多くの銀行銘柄が景気減速・日銀マイナス金利の影響などで業績が悪化し株価を下げています。あおぞら銀行も例外ではないです。

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あおぞら銀行の配当推移と株主優待制度

次にあおぞら銀行の配当推移と株主優待制度について確認していきます。

配当金の推移

下記はあおぞら銀行の配当推移です。年4回の配当(3月、6月、9月、12月)を実施しています。

あおぞら銀行の年間配当金推移

2016年3月期:186円
2017年3月期:187円
2018年3月期:184円
2019年3月期:154円
2020年3月期:156円
2021年3月期:122円(予)

配当は減少しています。配当方針は「配当性向を50%程度、四半期ベースの配当を実施」としています。年4回に分けて配当金が入るのは日本株では割と珍しいです。2021年3月期も減配予定としており厳しいです。

参考:配当・株主優待制度|あおぞら銀行

株主優待制度について

あおぞら銀行は株主優待を実施しています。基準日は年4回(3月末、6月末、9月末、12月末)で100株以上保有している人が対象です。

保有株式数優待内容
100株以上定期預金500万円以上入金で3,000円分の商品券。
投資信託または金融商品仲介業務取扱商品(仕組債等)を購入時100万円につき2,000円分の商品券。

内容的には微妙な優待です。

あおぞら銀行の決算内容と今後について

最後にあおぞら銀行の決算内容と今後について考えてみます。

決算内容を確認

2020年5月14日の決算にて2020年3月期の連結経常利益は433億円と発表、増益予想から減益に。また、2021年3月期も400億円に減益を見通し、配当は122円に減配する方針としました。

今後について

減益が続き業績推移が厳しい事から株価が下落しています。現在の配当利回りは株価が下落したことで高くなっていますが、あくまでも現在の利回りです。数年前に株価4,000円で年間配当187円で保有していた場合の年間利回りは約4.7%と高いですが、減配したことで年間利回りは約3%となります。この先も同じような状態にならないと言い切れないです。

日銀の政策、新型コロナウイルス感染症の影響による今後の景気減速も考えられるため銀行銘柄に対しては慎重な人も多いです。大きく株価が上昇する材料も現時点ではあまり見えてこないです。ただし、現在の株価はかなり下落し悪材料を織り込んでいます。新たな中期経営計画も策定し成長と企業価値の創出を目指しています。

参考:中期経営計画AOZORA2020の策定について

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