青山商事の株価が下落で配当利回り上昇!株価と配当はどうなるか、株価下落の理由を分析【8219】

紳士服販売チェーンの「洋服の青山」を展開する青山商事(8219)の株価が業績悪化により大きく下落しています。株価が下落したことで配当利回りが高くなっていますが、今後の株価・配当はどうなるのか。株価下落理由をはじめ、業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

青山商事の株価POINT
  • 配当利回りはかなり高いが株価は下落が止まらず推移している
  • 業績の見通しも悪く、今後の不透明感は強い
  • 今後の配当はどうなるか見えにくい部分が大きい
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青山商事の事業内容と株価指標

はじめに青山商事の事業内容と株価指標を確認していきます。

青山商事(8219)とは

青山商事株式会社(あおやましょうじ、英: AOYAMA TRADING Co., Ltd.)は、紳士服の製造と、紳士服販売チェーン「洋服の青山(ようふくのあおやま)」の展開を行う企業。

業界で唯一、47都道府県全てに店舗を展開しており、業界最大手である。東証第1部に上場している。ギネスブックより「スーツ販売着数世界一」の認定を受けている。

wikipediaより抜粋

メインの事業は「ビジネスウェア事業」で全体売上の7割以上です。

参考:グループ事業|青山商事

株価指標と配当利回り

現在の株価:1,296円

予定年間配当:100円

年間配当利回り:約7.2%

PER:—、PBR:0.31倍

※株価は2020年2月21日終値

PBRはかなり割安ですが、2020年3月期は赤字の見通しです。配当は中間配当(9月末)に50円、期末配当(3月末)に50円の合計100円の予定です。株価が下落したことで配当利回りはかなり高いです。

青山商事の配当推移と株主優待

次に青山商事の配当金の推移と株主優待制度を確認していきます。

配当推移について

下記は青山商事の配当推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

青山商事の年間配当金推移

2015年3月期:75円
2016年3月期:155円
2017年3月期:165円
2018年3月期:170円
2019年3月期:105円
2020年3月期:100円(予)

青山商事の配当は少し特殊な形態となっています。

2018年3月期は普通配当が100円で特別配当が70円、2019年3月期は普通配当が100円で特別配当が5円です。この理由ですが、中期計画(2018年度~2020年度)の配当基本方針として「連結配当性向70%を目処に普通配当を1株当たり100円とし、配当性向を目処に計算した配当が100円を上回る場合は、その差を期末に特別配当を実施する」としているからです。

参考:株主還元方針|青山商事

株主優待について

青山商事の株主優待は「店舗で使える優待割引券」です。3月末と9月末が権利日です。

保有株式数優待内容
100株以上
1,000株未満
買物優待券(15%割引)3枚
1,000株以上
3,000株未満
買物優待券(15%割引) 4枚
3,000株以上買物優待券(15%割引) 5枚

普段利用している人には便利なものですが、優待のおかげで株価が上がるというのはなさそうな感じですね。割引券というのは大体そんな感じですが、割引券なので無くなりにくい優待です。

参考:株主優待|青山商事

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青山商事の業績推移と株価チャート

次に青山商事の業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高・経常利益の推移

2019年3月期の業績は猛暑、豪雨などの天候要因、災害による影響から厳しくなりました。2020年3月期の利益予想も引き続き厳しいものとなっています。

株価チャートについて

下記は青山商事の5年分の週足株価チャートです。

業績下方修正、配当減額修正などをきっかけに株価が下落し、今もまだ下落トレンド中で年初来安値を更新しています。株価の下落は業績の悪化もありますが、今後更に悪化するのではと懸念されているからと見ることが出来ます。

一旦の下落メドとしては1,000円あたりですが、配当方針変更や今後の業績見通し次第で更に下落する可能性もあります。

青山商事の直近決算と今後

最後に青山商事の直近決算の内容確認と今後について考えていきます。

最近の決算を確認

2020年2月7日の決算にて2020年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は14億円の赤字と発表。3Qでも赤字が膨らみかなり厳しい状況です。

前回決算にて通期の経常利益を126億円から97億円に、最終損益を30億円の黒字から20億円の赤字に下方修正しています。

今後の見通しについて

月次売上速報は前年同期比で厳しい数字が並んでいます。下方修正した業績も達成できるかどうか見えにくい部分があり、その影響から株価が下落しています。

配当は中長期計画にて「安定的な配当として100円」を方針としているため、2020年3月期は無理をして100円をキープする可能性があります。

しかし、2021年期以降は業績が回復しなければ配当は当然維持できません。もちろん、業績が回復すればしっかり配当に還元する会社なのでものすごくお得となる可能性はあります。

スーツ離れが進んでいることもあり、青山商事に限らず他の紳士服専門店もかなり苦戦しています。しかし、株価というのはいつも過剰に反応するものです。今の株価は悪材料をかなり織り込んだ価格と考えることもできます。

参考:月次データ|青山商事

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