青山商事の株価が下落で高配当銘柄に!株価と配当はどうなるか調査【8219】

紳士服販売チェーンの「洋服の青山」を展開する青山商事(8219)の株価が業績悪化により大きく下落しています。

株価が下落したことにより高い配当利回りとなっていますが、配当をキープできるのか、今後の株価がどうなるのかを業績推移・株価指標・株価チャート・配当推移から考えてみました。

  • 青山商事の株価指標・事業内容について
  • 青山商事の業績推移・株価チャートを確認
  • 青山商事の配当推移・株主優待について
  • 今後どうなるかを最近の業績や出来事から確認

株価指標と事業内容について

まずはじめに青山商事の株価指標と事業内容について見ていきます。

株価指標と配当利回り

現在の株価:1,760円

予定年間配当:100円

年間配当利回り:約5.7%

PER:—、PBR:0.42倍

PBRは割安ですが、2020年3月期は赤字の見通しとなっています。配当ですが、1株当たり中間配当(9月末)に50円、期末配当(3月末)に50円の合計100円の予定です。株価が下落したことで利回りはかなり良くなっています。

※株価は2019年11月14日終値

青山商事(8219)について

青山商事株式会社(あおやましょうじ、英: AOYAMA TRADING Co., Ltd.)は、紳士服の製造と、紳士服販売チェーン「洋服の青山(ようふくのあおやま)」の展開を行う企業。

業界で唯一、47都道府県全てに店舗を展開しており、業界最大手である。東証第1部に上場している。ギネスブックより「スーツ販売着数世界一」の認定を受けている。

wikipediaより抜粋

メインの事業は「ビジネスウェア事業」で全体売上の7割以上を占めています。

参考:グループ事業|青山商事公式サイト

業績推移と株価チャートについて

次に青山商事の業績推移・株価チャートを見ていきます。

売上高・経常利益の推移

2019年3月期の業績は猛暑、豪雨などの天候要因、災害による影響などからかなり厳しいものとなりました。2020年3月期の利益予想も引き続き厳しいものとなっています。

株価チャートについて

下記は青山商事の直近約3年の週足株価チャートです。

業績下方修正、配当減額修正などをきっかけに株価が下落し、今もまだ下落トレンド中で年初来安値を更新しています。

ここから更に下落が進んだ場合は1,500円周辺が一旦のメドとなりそうですが、見えにくい部分は多いです。

配当推移と株主優待について

次に青山商事の配当推移と株主優待を見ていきます。

配当推移について

下記は青山商事の配当推移です

2015年3月期2016年3月期2017年3月期2018年3月期2019年3月期2020年3月期(予)
75円155円165円170円105円100円

青山商事の配当ですが、少し特殊な形態となっています。

2018年3月期は普通配当が100円、特別配当を70円、2019年3月期は普通配当が100円、記念配当を5円としています。

この理由ですが、中期計画(2018年度~2020年度)の配当基本方針として「連結配当性向70%を目処に普通配当を1株当たり100円とし、配当性向を目処に計算した配当が100円を上回る場合は、その差を期末に特別配当を実施する」としているからです。

2019年3月期の配当予想は160円でしたが減額修正を行い、105円としています。

参考:株主還元方針|青山商事公式サイト

株主優待について

青山商事の株主優待ですが、3月末と9月末が権利日で「割引券」をいただくことが出来ます。

保有株式数優待内容
100株以上 1,000株未満買物優待券(15%割引) 3枚
1,000株以上 3,000株未満買物優待券(15%割引) 4枚
3,000株以上買物優待券(15%割引) 5枚

普段利用している人には便利なものですが、優待のおかげで株価が上がるというのはなさそうな感じですね。割引券というのは大体そんなものですが・・・。割引券なので無くなりにくい優待です。

参考:株主優待|青山商事

最近の業績と今後の見通しを確認

最後に最近の業績と今後について見ていきます。

最近の業績を確認

2019年11月8日の決算にて2020年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常利益は11.5億円の赤字と発表しました。あわせて通期の経常利益を126億円から97億円に、最終損益を30億円の黒字から20億円の赤字に下方修正しました。

前回1Qでも下方修正しており、なかなか厳しいという状況です。赤字見通しとの発表を受けて株価はさらに大きく下落し、年初来安値を更新しています。

今後の見通しについて

月次売上速報では消費税増税の影響もあり10月はかなり厳しい数字が出ています。上期の決算を前年同期で比較するとかなり厳しく、下期で巻き返せないとさらに下方修正する可能性もあります。

参考:月次データ|青山商事公式サイト

配当に関してですが、中長期計画にて「安定的な配当として100円」を方針としているため、2020年3月期は無理をして100円をキープする可能性はあります。もちろん、減額修正する可能性もあります。

2021年期以降ですが、業績が回復しなければ配当は当然維持できません。もちろん、業績が回復すればしっかり配当に還元する会社なのでものすごくお得となる可能性はあります。

スーツ離れが進んでいることもあり、青山商事に限らず他の紳士服専門店もかなり苦戦しています。現在の株価は下落が進んでいるのに加えて日経平均株価はまだ高いため、中々買いづらいポイントではあります。

しかし、株価というのはいつも過剰に反応するものです。今の株価は悪材料をかなり織り込んだ価格にも見えます。

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