味の素の株主優待は自社商品・株価は上昇下落しながらレンジで推移【2802】

調味料で有名な味の素(2802)、株主優待制度は自社商品の詰め合わせを実施しています。株主優待に加え、株価指標と業績推移、株価チャートと配当推移を確認していきます。

味の素のPOINT
  • 株主優待制度は自社商品、利回りは低め
  • 株価は上昇・下落しながらレンジで推移
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株価情報と株主優待について

味の素の株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。

株価の指標(2025年5月9日終値時点)

株価:3,238円
予想PER:26.83倍
PBR:4.31倍
予想EPS:120.68円
時価総額:3兆2,563億円

最新の株価参考:味の素(株)【2802】:Yahoo!ファイナンス

株主優待について

株主優待制度は「自社商品の詰め合わせ」を実施しています、優待権利月は3月で半年以上の継続保有が条件です。

保有株式数優待品内容
100株以上
継続半年以上
味の素グループの詰め合わせ
(500円相当)
200株以上
継続半年以上
味の素グループの詰め合わせ
(2,000円相当)
1,000株以上
継続半年以上
味の素グループの詰め合わせ
(4,000円相当)
2,000株以上
継続半年以上
味の素グループの詰め合わせ
(5,000円相当)
2,000株以上
継続3年以上
味の素グループの詰め合わせ
(6,000円相当)

優待利回り

100株保有で年間500円相当とした場合、優待利回りは約0.2%です。

参考:株主優待|味の素グループ

配当金の情報

2026年3月期の予定年間配当:48円
予想年間配当利回り:1.48%

配当金の推移について

下記は配当金の推移です。配当権利日は9月(中間配当)と3月(期末配当)です。

配当は増配推移をしており、2026年3月期も増配予定としています。

配当性向は2025年3月期が57.3%、2026年3月期の予想が約39%です。

株主還元方針の確認

株主還元は「中期ASV経営 2030」において「累進配当政策(減配せず、増配又は配当維持)」としています。

参考:経営方針(中期経営計画)|味の素グループ

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業績推移と株価推移について

味の素の業績推移と株価推移を確認していきます。

業績の推移

下記は売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

2021年3月期以降は連続増益で推移していましたが、2024年3月期は営業減益に。

2025年3月期は大きく減益となりましたが、2026年3月期は大きく最終増益見通しとしています。

参考:財務(ハイライト)|味の素グループ

株価のチャート

下記は5年分の週足株価チャートです。

株価は2021年6月から大きく上昇。2023年9月以降は上昇・下落しながらレンジで推移しています。

また、2025年3月末に1株を2株に株式分割しています。

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事業内容と財務状況について

味の素の事業内容と財務状況を確認していきます。

味の素(2802)の概要

味の素株式会社(あじのもと、英語: Ajinomoto Co., Inc.)は、日本の食品企業。

「味の素」は、同社が製造販売するL-グルタミン酸ナトリウムを主成分とするうま味調味料で、同社の登録商標。

食品会社として広く認知されており、日本国内だけでなく世界各地にグループ企業や工場を持つ。化粧品ブランド「Jino」などアミノ酸生産技術を活用したケミカル事業、医薬事業も行っている。

味の素 – Wikipediaより一部抜粋

味の素は「調味料・食品」、「冷凍食品」、「ヘルスケア等」のセグメントがあります。

調味料・食品事業がメイン事業で、今後はさらに海外の割合が増えていく可能性が高いです。

キャッシュフロー

下記はキャッシュ・フロー推移です。

2024年3月期の投資CFが大きいです、営業CFはやや上下していますが安定してプラスです。

配当・優待について

株主優待制度は自社商品の詰め合わせを実施していますが、継続保有の条件があり利回りは低めです。

配当は連続増配で推移していますが、利回りは高くはないです。

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