ABCマート(エービーシー・マート)の株価分析!株価急落も回復の兆し【2670】

カジュアル、スポーツシューズを軸に靴小売店を展開するABCマート(エービーシー・マート)(2670)。インバウンド需要が減少したことで業績悪化、株価も大きく下落しました。果たして今後の株価や配当はどうなるのか、業績推移・株価チャート・配当推移に加え株主優待制度を分析してみました。

ABCマート(エービーシー・マート)の株価POINT
  • 指標に目立った割高感・割安感はなし、配当利回りは高め
  • 配当据え置き予定だが、配当性向は高い推移
  • 短期的な不透明感はまだまだある
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ABCマートの株価指標と事業内容

はじめに、エービーシー・マートの株価情報と事業内容を見ていきます。

株価指標と配当利回り

株価:5,980円
予想年間配当:170円
年間配当利回り:2.84%
予想PER:23.6倍
PBR:1.73倍
時価総額:4,936億円

2021年10月14日終値時点のデータです。
最新の株価はコチラ⇒(株)エービーシー・マート【2670】:Yahoo!ファイナンス

指標に目立った割安感・割高感はないです。年間配当利回りは高めです。

エービーシー・マート(2670)とは

株式会社エービーシー・マート(英: ABC-MART,INC.)は、靴小売業大手の企業である。国内外に靴や衣料品のチェーン店「ABCマート」(エービーシーマート)を展開する。

日本店舗は都心の繁華街に路面店、地方を中心にロードサイド型の大型店、その他(主に都市圏郊外)はショッピングセンターやファッションビルの専門店テナントとして出店している。また、一部のアウトレットモールにもアウトレットストアとして出店している。

HAWKINSやVansブランドの商標権を取得し、ナショナルブランドとして同ブランドの靴を独占販売をしている。

ナショナルブランドを主力としたSPA方式(商品企画から販売までの一括管理)を導入し低価格・高品質な商品を販売。靴小売業としては異例の利益率20%を超える売上げを記録している。

ABCマート – Wikipediaより抜粋

靴をメインに衣料・雑貨などの販売をしています。店舗数は1,300店舗以上で、国内が約1,000店舗、海外は韓国を中心に展開しています。

ABCマートの業績推移と株価チャート

次に、エービーシー・マートの業績推移と株価チャートを見ていきます。

売上高と経常利益の推移

2020年2月期は20期連続で過去最高益を更新する見通しでしたが減益で着地。2021年2月期はインバウンド需要減の影響で大きく減収・減益に、2022年2月期は回復見通しです。

参考:連結経営指標|エービーシー・マート

株価チャートの推移

下記はABCマート5年分の週足株価チャートです。

2020年3月に株価が大きく下落しましたが、長期で見ると比較的レンジで推移しています。6,000円付近は過去の株価と比較すると買い場に見えます。しかし、短期的な不安材料はまだあるため警戒は必要です。

株価のメドについて

上昇した場合のメドは6,500円、下落した場合のメドは5,500円辺りと見ることが出来そうです。

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ABCマートの配当推移と株主優待制度

次に、エービーシー・マートの配当推移と株主優待制度を見ていきます。

配当金の推移

下記はABCマートの配当金推移です。年2回、中間配当(8月)と期末配当(2月)を実施しています。

ABCマートの年間配当金推移

2017年2月期:120円
2018年2月期:130円
2019年2月期:170円
2020年2月期:170円
2021年2月期:170円
2022年2月期:170円(予)

配当は年間170円で据え置き推移です。配当性向は2020年2月期が47.2%、2021年2月期が73%。2022年2月期の予想が約67%です。

利益還元の方針を確認

利益還元の基本方針は「収益性の向上や財務体質の強化を図りながら、業績を加味した利益還元を実施していくこと」としています。

株主優待制度について

エービーシー・マートの株主優待は「グループ店舗で利用できる優待割引券」、権利日は2月末です。

保有株式数優待品内容
100株以上 300株未満優待券3,000円 (1,000円割引券 3枚)
300株以上優待券5,000円 (1,000円割引券 5枚)

「5,000円ごとに1枚、1度に5枚まで利用可」という条件付きの割引券です。100株保有で3,000円相当と換算すると、優待利回りは約0.5%です。

参考:株主情報|エービーシー・マート

ABCマートの決算内容と今後について

最後に、エービーシー・マートの決算内容確認と今後の株価について考えていきます。

決算内容の確認

2021年10月13日の決算にて、2022年2月期2Q累計(3-8月)の連結経常利益は147億円と発表。あわせて通期の同利益を311億円予想から312億円予想に上方修正しています。

今後について

売上・利益共に順調に伸ばしていましたが、インバウンド需要が大きく落ち込んだ影響で2021年2月期はかなり厳しくなりました。2022年2月期の上期は前年同期比で大きく回復していますが、以前と比較するとまだまだ弱めです。

長期的な伸びしろ・リスク

短期的にはインバウンド需要が回復するにはまだ時間がかかりそうですが、長期的に見ると国内だけでなく、韓国を中心としたアジアへも出店を行い需要増が見込めます。海外出店は国内で成熟した企業には必須ですが、為替の影響・競合など様々なリスクも当然あります。

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