ヤマダホールディングス(ヤマダ電機)の株価分析!優待改悪で株価下落!業績は大きく回復見通し【9831】

家電量販店最大手のヤマダホールディングス(9831)の株価と配当が今後どうなるのか、業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。また、株主優待を改悪したので優待内容や利回りについても確認してみました。

ヤマダホールディングスの株価POINT
  • 株価指標は割安、優待利回りは改悪もやや高め
  • 配当は未定だが減配の可能性は低め
  • 業績は復活見通しだがリスクも抱えている
スポンサーリンク

ヤマダホールディングスの事業内容と株価指標

はじめにヤマダホールディングスの事業内容と現在の株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:509円
予想年間配当:未定
年間配当利回り:—
予想PER:9.7倍
PBR:0.65倍

2021年2月26日終値時点のデータ

株価指標は割安です。2021年3月期の配当は未定ですが、仮に年間15円とした場合の配当利回りは約3%です。

ヤマダホールディングス(9831)とは

株式会社ヤマダ電機(ヤマダでんき)は、日本の家電量販店チェーン。日本の家電販売最大手で、テックランド (Tecc.Land)、LABI(ラビ)、ヤマダモバイル(旧名称テックサイト (Tecc.site))、といった業態の店舗を展開している。

東証一部上場以降、積極的に規模の拡大を指向しており、その手段の一つとしてM&Aを行っている。

ヤマダ電機 – Wikipediaより一部抜粋

2017年に家電販売店チェーンの「ベスト電器」を完全子会社化。2019年12月に「大塚家具」、2020年5月に「レオハウス」、2020年10月に「ヒノキヤグループ」を子会社化するなど規模の拡大を積極的に行っています。

参考:子会社化に関するお知らせ|株式会社ヤマダ電機

ヤマダホールディングスの株主優待と配当推移

次にヤマダホールディングスの株主優待制度と配当金の推移を確認していきます。

株主優待制度

ヤマダホールディングスの株主優待は「買い物割引優待券(500円券)」です。2021年3月末から内容を変更しています。

保有株式数優待内容
100株以上<3月末>1枚 <9月末>2枚 年間合計1,500円分
500株以上<3月末>4枚 <9月末>6枚 年間合計5,000円分
1,000株以上<3月末>10枚 <9月末>10枚 年間合計10,000円分
10,000株以上<3月末>50枚 <9月末>50枚 年間合計50,000円分

2021年2月に優待改悪発表を行い100株保有時の金額を半額に変更。長期保有による追加を廃止しています。

100株保有で1,500円相当と計算すると優待利回りは約3%。1回の買上げ金額が税込み合計金額1,000円以上につき1,000円ごとに、1枚(500円)の優待券が利用できるため、あくまで「最大50%引きになる買い物割引券」です。

参考:株主優待制度|YAMADA HOLDINGS

今後の優待廃止や優待変更の可能性について

次に改悪した株主優待について少し考えてみます。

ヤマダホールディングスの株主優待は2015年3月に拡充。100株保有で540円券1枚から約6倍の年間3,000円分になり、長期保有継続で追加もありました。しかし、2021年2月に現行の100株保有で年間1,500円分、長期保有の追加無しに改悪しています。

お得な優待は時としてコストが利益を圧迫することがあります。優待変更の理由は「利益還元の公平性及び株主配当と株主優待とのバランス等」ですが、内容は100株保有時の金額変更と長期保有の廃止です。バランス調整ともいえますが、これまでの動きから今後も良くも悪くも変更の可能性があると考えられます。

参考:株主優待制度の変更に関するお知らせ|株式会社ヤマダ電機

配当金の推移

下記はヤマダホールディングスの配当金の推移です。年1回、期末配当(3月)を実施しています。

ヤマダホールディングスの年間配当金推移

2015年3月期:6円
2016年3月期:12円
2017年3月期:13円
2018年3月期:13円
2019年3月期:13円
2020年3月期:10円
2021年3月期:未定

2019年3月期は17円予定から13円へ減額修正、2020年3月期の配当は減配しています。

配当方針は「連結配当性向30%以上を目標」です。2020年3月期の配当性向は35.2%、2021年3月期の業績見通しと配当性向目標を考えると15円以上が本線です。優待改悪の理由を考えると、20円に大きく増配する可能性も想定されます。

スポンサーリンク

ヤマダホールディングスの業績推移と株価チャート

次にヤマダホールディングスの業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と経常利益の推移

減益が続いていましたが2020年3月期は増益、2021年3月期も大きく増益見通しです。

参考:各種データ|株式会社ヤマダ電機

株価チャートの推移

下記はヤマダホールディングス5年分の週足株価チャートの推移です。

長期で見ると株価はレンジで推移しています。業績見通しの良さと過去の株価を比較すると現在の株価は比較的安値圏です。直近では優待改悪発表でやや株価が下落しています。

ヤマダホールディングスの決算内容と今後について

最後にヤマダホールディングスの決算内容確認と今後について考えてみます。

決算内容について

2021年2月4日の決算にて2021年3月期3Q累計(4-12月)の連結最終利益は427億円と発表。あわせて通期の同利益を320億円から430億円に上方修正しています。

今後について

ヤマダホールディングスは2019年3月期に配当減額修正、2020年3月期に減配。2021年2月には株主優待改悪を発表しています。

業績は特需もあり復活見通しですが、この先は消費者マインドの低下、人件費、物流費のコスト増、ネット通販を含めた競争激化に加え子会社化した大塚家具などの問題点もあります。

他分野との業務提携や買収で新しい収益モデルの確保を急いでいますが、この先の家電量販業界はどこが生き残るのか不透明感は強いです。

タイトルとURLをコピーしました