ヤマダホールディングス(ヤマダ電機)の株価分析!利益復活見通し・株価は割安で高い優待利回り【9831】

家電量販店最大手のヤマダホールディングス(9831)の株価と配当が今後どうなるのか、業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。また、株主優待を実施しているので優待内容や利回りについても確認してみました。

ヤマダホールディングスの株価POINT
  • 株価指標はやや割安、優待利回りは高め
  • 配当は未定だが減配の可能性は低め
  • 業績は復活見通しだがリスクも抱えている
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ヤマダホールディングスの事業内容と株価指標

はじめにヤマダホールディングスの事業内容と現在の株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:498円
予想年間配当:未定
年間配当利回り:—
予想PER:12.7倍
PBR:0.66倍

2020年11月10日終値時点のデータ

株価指標は割安です。2021年3月期の配当は未定ですが、仮に2020年3月期と同額の10円とした場合の配当利回りは約2%です。

ヤマダホールディングス(9831)とは

株式会社ヤマダ電機(ヤマダでんき)は、日本の家電量販店チェーン。日本の家電販売最大手で、テックランド (Tecc.Land)、LABI(ラビ)、ヤマダモバイル(旧名称テックサイト (Tecc.site))、といった業態の店舗を展開している。

東証一部上場以降、積極的に規模の拡大を指向しており、その手段の一つとしてM&Aを行っている。

ヤマダ電機 – Wikipediaより一部抜粋

2017年には家電販売店チェーンの「ベスト電器」を完全子会社化。2019年12月には「大塚家具」を子会社化、2020年5月には「レオハウス」を完全子会社化と規模の拡大を積極的に行っています。

参考:子会社化に関するお知らせ|株式会社ヤマダ電機

ヤマダホールディングスの株主優待と配当推移

次にヤマダホールディングスの株主優待制度と配当金の推移を確認していきます。

株主優待制度

ヤマダホールディングスの株主優待は「買い物割引優待券(500円券)」です。

保有株式数優待内容
100株以上<3月末>2枚
1~2年保有:+3枚
2年以上保有:+4枚
<9月末>4枚
1年以上保有:+1枚
500株以上<3月末>4枚
1~2年保有:+3枚
2年以上保有:+4枚
<9月末>6枚
1年以上保有:+1枚
1,000株以上<3月末>10枚
1~2年保有:+3枚
2年以上保有:+4枚
<9月末>10枚
1年以上保有:+1枚
10,000株以上<3月末>50枚
1~2年保有:+3枚
2年以上保有:+4枚
<9月末>50枚
1年以上保有:+1枚

100株保有している場合は年間で3,000円相当分(6枚)です。1年以上継続保有していると5,000円相当分、2年以上継続保有すると5,500円相当分となります。100株保有で3,000円相当と計算すると優待利回りは約6%です。

利回りはかなり高いですが、1回のお買上げ金額が税込み合計金額1,000円以上につき1,000円ごとに、1枚(500円)の優待券が利用できます。そのため、あくまで「最大50%引きになる買い物割引券」です。

参考:株主優待制度|YAMADA HOLDINGS

優待廃止や優待変更の可能性について

次に株主優待について今後も続くかどうか少し考えてみます。

ヤマダホールディングスの株主優待は2015年3月に拡充しました。元々は100株保有の場合540円券1枚でしたが、約6倍になりました。しかし、お得な優待は時としてコストが利益を圧迫することがあります。

今後、利益が伸びないとコストがかさむ優待は変更になる可能性がありえます。とはいえ、業績に問題なければ自社商品券のような優待が廃止される可能性はかなり低いです。

参考:株主優待制度の変更に関するお知らせ|株式会社ヤマダ電機

配当金の推移

下記はヤマダホールディングスの配当金の推移です。年1回、期末配当(3月)を実施しています。

ヤマダホールディングスの年間配当金推移

2015年3月期:6円
2016年3月期:12円
2017年3月期:13円
2018年3月期:13円
2019年3月期:13円
2020年3月期:10円
2021年3月期:未定

2019年3月期は17円予定から13円へ減額修正、2020年3月期の配当は減配しています。

配当方針として「連結配当性向30%以上を目標」としています。2020年3月期の配当性向は35.2%、2021年3月期の業績見通しから考えると10円-13円が本線です。

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ヤマダホールディングスの業績推移と株価チャート

次にヤマダホールディングスの業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と経常利益の推移

減益が続いていましたが2020年3月期は増益、2021年3月期も大きく増益の見通しです。

参考:各種データ|株式会社ヤマダ電機

株価チャートの推移

下記はヤマダホールディングス5年分の週足株価チャートの推移です。

長期で見ると株価はレンジ推移しています。

業績見通しの良さと過去の株価を考えると現在の株価は比較的安値圏です。

ヤマダホールディングスの決算内容と今後について

最後にヤマダホールディングスの決算内容確認と今後について考えてみます。

決算内容について

2020年11月5日の決算にて2021年3月期2Q累計(4-9月)の連結経常利益は490億円と発表。前年同期比75.2%増、通期計画の810億円に対する進捗率は60.6%となりました。

今後について

ヤマダホールディングスは2019年3月期の配当減額修正、2020年3月期は減配しました。この先、仮に利益が減少した場合、まずは配当の見直しが入りそうです。株主優待を廃止・改悪するとしたらその後と考えられます。

比較的安い株価でお得な優待があり、業績も復活見通しですが、この先は消費者マインドの低下、人件費、物流費のコスト増、ネット通販を含めた競争激化に加え子会社化した大塚家具などの問題点があります

他分野との業務提携や買収で新しい収益モデルの確保を急いでいますが、この先の家電量販業界はどこが生き残るのか不透明感は強いです。

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