ヤマダホールディングス(ヤマダ電機)の株価分析!業績回復も短期の株価は下落【9831】

家電量販店最大手のヤマダホールディングス(9831)の株価と配当が今後どうなるのか、業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。また、株主優待を改悪したので優待内容や利回りも確認していきます。

ヤマダホールディングスの株価POINT
  • 株価指標は割安、優待利回りは改悪も高め
  • 配当は未定だが現状では減配する可能性は低め
  • 業績は大きく回復したがリスクも抱えている
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ヤマダホールディングスの株価指標と事業内容

はじめに、ヤマダホールディングスの株価指標と事業内容を見ていきます。

株価指標と配当利回り

株価:504円
予想年間配当:未定
年間配当利回り:—
予想PER:7.9倍
PBR:0.67倍
時価総額:4,872億円

2021年8月6日終値時点のデータです。
最新の株価はコチラ⇒(株)ヤマダホールディングス【9831】:Yahoo!ファイナンス

株価指標は割安です。2022年3月期の配当は未定ですが、仮に年間20円とした場合の配当利回りは約4%です。

ヤマダホールディングス(9831)とは

株式会社ヤマダ電機(ヤマダでんき)は、日本の家電量販店チェーン。日本の家電販売最大手で、テックランド (Tecc.Land)、LABI(ラビ)、ヤマダモバイル(旧名称テックサイト (Tecc.site))、といった業態の店舗を展開している。

東証一部上場以降、積極的に規模の拡大を指向しており、その手段の一つとしてM&Aを行っている。

ヤマダ電機 – Wikipediaより一部抜粋

2017年に家電販売店チェーンの「ベスト電器」を完全子会社化。2019年12月に「大塚家具」、2020年5月に「レオハウス」、2020年10月に「ヒノキヤグループ」を子会社化するなど規模の拡大を積極的に行っています。

ヤマダホールディングスの業績推移と株価チャート

次に、ヤマダホールディングスの業績推移と株価チャートを見ていきます。

売上高と経常利益の推移

減益が続いていましたが、2020年3月期は増益に。2021年3月期も需要が増えたことで大きく増益となりました。2022年3月期はやや落ち着く見通しです。

参考:各種データ – YAMADA HOLDINGS

株価チャートの推移

下記はヤマダホールディングス5年分の週足株価チャート推移です。

長期で見ると株価はレンジで推移、短期で見ると下落しています。業績見通しと過去の株価を比較すると比較的安値圏で推移しています。

株価のメドについて

上昇した場合のメドは550円、下落した場合のメドは450円辺りと見ることが出来そうです。

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ヤマダホールディングスの配当推移と株主優待制度

次に、ヤマダホールディングスの配当金推移と株主優待制度を見ていきます。

配当金の推移

下記はヤマダホールディングスの配当金推移です。年1回、期末配当(3月)を実施しています。

2020年3月期は減配していますが、2021年3月期は大きく増配。配当性向は2020年3月期が35.2%、2021年3月期が28.6%です。

配当方針の確認

配当方針は「連結配当性向30%以上を目標」です。業績見通しと配当性向目安を考えると年間18-20円辺りが本線と考えられます。

株主優待制度

ヤマダホールディングスの株主優待は「買い物割引優待券(500円券)」です。2021年3月末から内容を変更しています(優待改悪:100株-499株保有時の金額を半額に変更。長期保有による追加を廃止)。

保有株式数優待内容
100株以上<3月末>1枚 <9月末>2枚 年間合計1,500円分
500株以上<3月末>4枚 <9月末>6枚 年間合計5,000円分
1,000株以上<3月末>10枚 <9月末>10枚 年間合計10,000円分
10,000株以上<3月末>50枚 <9月末>50枚 年間合計50,000円分

100株保有で1,500円相当と計算すると優待利回りは約3%。1回の買上げ金額が税込み合計金額1,000円以上につき1,000円ごとに、1枚(500円)の優待券が利用できるため、あくまで「最大50%引きになる買い物割引券」です。

参考:株主優待制度|YAMADA HOLDINGS

優待廃止や優待変更の可能性について

次に改悪した株主優待について少し考えてみます。

これまでの優待内容

2015年3月に拡充し、100株保有で540円券1枚から約6倍の年間3,000円分になりました。しかし、2021年2月に100株保有で年間1,500円分に改悪しています。

優待変更の理由

優待変更の理由は「利益還元の公平性及び株主配当と株主優待とのバランス等」ですが、内容は100株~499株保有時の金額変更と長期保有の廃止です。バランス調整ともいえますが、これまでの動きをみても、今後は良くも悪くも変更する可能性があると考えられます。

参考:株主優待制度の変更に関するお知らせ|株式会社ヤマダ電機

ヤマダホールディングスの決算内容と今後について

最後に、ヤマダホールディングスの決算内容確認と今後について考えてみます。

決算内容について

2021年8月5日の決算にて、2022年3月期1Q(4-6月)の連結経常利益は237億円と発表。前年同期比2.1%減、通期計画の970億円に対する進捗率は24.5%となりました。

今後について

2021年3月期の配当は大きく増えましたが、2019年3月期に配当減額修正、2020年3月期に減配。2021年2月には株主優待改悪を発表しています。

リスク要因

業績は特需もあり大きく復活していますが、この先は消費者マインドの低下、人件費、物流費のコスト増、ネット通販を含めた競争激化に加え子会社化した大塚家具などの問題点もあります。

他分野との業務提携や買収で新しい収益モデルの確保を急いでいますが、この先の家電量販業界はどこが生き残るのか不透明感は強いです。

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