美容健康機器メーカーのヤーマン(6630)、株主優待制度は割引券を実施しており高い利回りです。株主優待に加え、業績推移、株価推移・配当推移を確認していきます。
- 株主優待は長期保有でかなり高い利回り
- 株価は下落推移から上昇気配
株価情報と株主優待について
ヤーマンの株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。
株価の指標(2025年3月21日終値時点)
株価:881円
予想PER:44.07倍
PBR:1.84倍
予想EPS:19.99円
時価総額:514億円
最新の株価参考:ヤーマン(株)【6630】:Yahoo!ファイナンス
株主優待について
株主優待制度は「自社オンラインストアで利用できる優待割引券」を実施しています、優待権利月は4月です。
保有株式数 | 優待内容 |
---|---|
100株以上 | 5,000円相当 7,000円相当(1年以上2年未満) 10,000円相当(2年以上5年未満) 13,000円相当(5年以上) |
500株以上 | 14,000円相当 17,000円相当(1年以上2年未満) 20,000円相当(2年以上5年未満) 23,000円相当(5年以上) |
保有期間が長くなると割引券の金額が増えます。
優待利回り
100株保有で5,000円相当とした場合、優待利回りは約5.7%です。
配当金の情報
2025年4月期の予定年間配当:9円
予想年間配当利回り:1.02%
配当金の推移について
下記は配当金の推移です。配当権利日は10月(中間配当)と4月(期末配当)です。

2022年4月期、2023年4月期は特別配当が4.5円です。
配当性向は2024年4月期が124.3%、2025年4月期の予想が約45%です。
業績推移と株価推移について
ヤーマンの業績推移と株価推移を確認していきます。
業績の推移
下記は売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

2020年4月期はインバウンド需要の低迷、店舗休業などの影響で大きく減収・減益。その後は増益推移でしたが、2023年4月期は減益に。2024年4月期は大きく減益となりました。
2025年4月期は営業増益見通しですが、まだまだ弱めです。
株価チャート
下記は5年分の週足株価チャートです。

株価は2020年4月から上昇していましたが、2021年は下落。
2022年9月、2023年3月の決算後に下落したように、決算発表後に大きく株価が上昇・下落しているのが目立ちます。
2023年中旬以降は下落が目立つ推移でしたが、2025年は上昇気配も出ています。
事業内容と財務状況について
ヤーマンの事業内容と財務状況を確認していきます。
ヤーマン(6630)の概要
ヤーマン株式会社は、美容・健康機器メーカー。
設立当初は半導体検査装置の輸入をし、国内の大手半導体製造会社向けに販売。その後、レーザー工学による測定システムの開発に成功し、この技術を利用して健康機器産業に事業を拡大。
現在は美容健康機器や化粧品の研究開発・製造・販売を主に行う。
ヤーマン – Wikipediaより抜粋
美容健康機器の研究開発、製造・輸出入販売がメインです。
海外売上比率が上昇しており、今後も中国を中心にグローバル展開の拡大を目指しています。
キャッシュフロー
下記はキャッシュ・フローの推移です。

2021年4月期、2022年4月期の営業CFは大きくプラスです。
配当・優待について
株主優待制度の利回りは長期保有でかなり高くなります。欲しい商品がある場合には非常にお得な優待となります。
配当金は不安定な推移で利回りは低めです。