TDKの株価分析!業績好調見通しで中期株価上昇も短期では下落推移【6762】

電子部品大手メーカーのTDK(6762)。業績は想定以上の回復もあり株価が上昇。しかし、短期では下落しています。はたして今後の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

TDKの株価POINT
  • 株価指標に目立った割高感・割安感はない
  • 業績は好調で今後の需要も見込めるが短期の株価は下落
  • グローバル化が進み、為替や世界的な経済動向の影響を大きく受ける
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TDKの株価指標と事業内容

はじめに、TDKの株価指標と事業内容を見ていきます。

株価指標と配当利回り

株価:12,130円
予定年間配当:191円
年間配当利回り:1.57%
予想PER:15.3倍
PBR:1.48倍

2021年8月6日終値時点のデータです。
最新の株価はコチラ⇒TDK(株)【6762】:Yahoo!ファイナンス

株価指標に目立った割高感、割安感はないです。

TDK(6762)とは

TDK株式会社(ティーディーケイ、英: TDK Corporation)は、日本の電気機器製造会社である。フェライトなどの電子部品に加え、過去にはビデオテープ、アナログオーディオテープ、デジタルオーディオテープ、フロッピーディスクなどの各種記録メディア(磁気、光など)も製造販売していたが、現在ではフェライトやコンデンサを始めとする電子材料・電子部品・磁気ヘッド・二次電池などを製造販売する大手メーカー。

1980年代以降、記録メディア、磁気ヘッド、電子部品、リチウムイオン二次電池と、積極的に主力事業のポートフォリオを入れ替えており、海外を含むM&Aを繰り返して事業を成長させている。経営のグローバル化も進んでおり、海外売上比率は9割を超え、海外株主比率も4割に達する。

TDK – Wikipediaより一部抜粋

主なセグメントは二次電池やLED用電源の「エナジー応用製品」、ノイズを抑えるキーデバイスやコンデンサの「受動部品」、発電用マグネットや磁気ヘッドなどの「磁気応用製品」です。

TDKの業績推移と株価チャート

次に、TDKの業績推移と株価チャートを見ていきます。

売上高・経常利益の推移

2017年3月期は譲渡益を計上した影響で利益が大きく上昇。2021年3月期は当初、減収・減益の見通しでしたが上方修正を行い増収・増益で着地。2022年3月期はさらに増収・増益見通しです。

参考:連結経営成績|TDK株式会社

株価チャートの推移

下記はTDK5年分の週足株価チャート推移です。

株価は2020年4月以降に上昇、業績上振れ期待の影響などもあり2021年には過去最高値を更新をしました。しかし、その後は材料出尽くし感から下落しています。

株価のメドについて

上昇した場合のメドは15,000円、下落した場合のメドは9,000円辺りと見ることが出来そうです。

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TDKの配当推移と決算内容

次に、TDKの配当金推移と決算内容を見ていきます。

配当金の推移

下記はTDKの配当金の推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。2021年8月時点の株数に換算してあります。

TDKの年間配当金推移

2017年3月期:120円
2018年3月期:130円
2019年3月期:160円
2020年3月期:180円
2021年3月期:180円
2022年3月期:191円(予)

2021年3月期は減配予定でしたが配当維持に変更。2022年3月期は増配予定です。配当性向は2020年3月期が39.3%、2021年3月期が28.6%。2022年3月期の予想が約24%です。

株主還元方針の確認

配当方針は「連結ベースの株主資本利益率(ROE)や株主資本配当率(DOE)の水準、事業環境の変化等を総合的に勘案して配当を行う」です。

参考:配当・株主還元について|TDK株式会社

決算内容について

2021年7月28日の決算にて、2022年3月期1Q(4-6月)の連結経常利益は322億円と発表。前年同期比55.7%増、通期計画の1,500億円に対する進捗率は21.5%となりました。また、2021年9月30日に1株を3株に株式分割すると発表。期末配当を95円予定から32円予定(分割前基準で96円)に修正しています。

TDKの今後について

最後に、TDKの今後の株価上昇ポイントと下落ポイントを考えてみました。

TDKの株価上昇ポイント

エナジー応用製品をはじめ、多くの製品が5G関連での需要増により今後も好調が見込めます。確かな技術力があるため、景気が上向けば業績が上向く可能性は高いです。値がさ株ですが、2021年9月30日に株式分割を行う予定です。

TDKの株価下落ポイント

自動車向け製品が軟調に推移しているのに加え、グローバル化により為替レートが業績に影響します。円安になればプラスですが円高が進行すれば利益減少要因になります。また、短期的な株価は材料出尽くし感などから下落しています。


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