住友電気工業(住友電工)の株価分析!業績悪化で連続減配当【5802】

電線大手の住友電気工業(5802)が業績悪化の影響などで株価が下落推移、配当も連続減配予定です。果たして住友電工の今後の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当金推移を分析してみました。

住友電気工業の株価POINT
  • 配当連続減配予定で今後の配当にも不安
  • 業績推移が厳しいこともあり中期的な株価は下落推移
  • 自動車業界がどうなるか不安はあるものの業界ではトップメーカー
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住友電気工業の事業内容と株価指標

はじめに住友電気工業の事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:1,227円
予定年間配当:32円
年間配当利回り:2.61%
予想PER:95.7倍
PBR:0.66倍

2020年9月4日終値時点のデータ

PERは割高、PBRは割安です。減配予定ですが利回りは平均より高めです。

住友電気工業(5802)とは

住友電気工業株式会社(すみともでんきこうぎょう、英文社名:Sumitomo Electric Industries, Ltd)は日本最大手の非鉄金属メーカーである。世界トップシェアの製品を多数持ち、世界五大陸40カ国以上に約390社、27万人を超える社員を擁する。通称は“住友電工”。

製造業としては海外展開の最も進んだ企業の一つ。住友ゴム工業の大株主である。住友グループの中核企業であり、住友商事、日本電気とともに住友新御三家の一角である。

住友電気工業 – Wikipediaより抜粋

事業として「自動車」、「情報通信」、「エレクトロニクス」、「環境エネルギー」、「産業素材」の5分野を展開しています。中でも現在の主力はワイヤーハーネスを中心とした自動車関連です。

参考:5つの事業とそのバランス|住友電工

住友電気工業の業績推移と株価チャートの推移

次に住友電気工業の業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高・経常利益の推移

売上は右肩上がりとはいかないものの比較的安定推移。しかし、利益は2期連続で減益。2021年3月期は大きく減益見通しです。

参考:財務ハイライト|住友電気工業株式会社

株価チャートの推移

下記は住友電気工業5年分の週足株価チャートの推移です。

長期では広めのレンジで推移しています。ここ最近では大きく下落した後に株価を戻しています。現在の株価は大きく下落する前のレンジ下限の位置です。一度レンジを抜けて下落しているため、ここから下落する可能性も考えられます。

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住友電気工業の配当推移と決算内容

次に住友電気工業の配当推移と決算内容を確認していきます。

配当金の推移

下記は住友電気工業の配当金の推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

住友電気工業の年間配当金推移

2016年3月期:35円
2017年3月期:40円
2018年3月期:46円
2019年3月期:48円
2020年3月期:40円
2021年3月期:32円(予)

配当は増配して推移していましたが、2020年3月期の期末配当で減額修正、2021年3月期は減配予定です。

配当方針は「安定的な配当の維持を基本に、連結業績、配当性向、内部留保の水準等総合的に判断」としています。2020年3月期の配当性向は42.9%、2021年3月期の予想配当性向は約250%とかなり高いです。

参考:配当情報|住友電気工業株式会社

決算内容の確認

2020年7月31日の決算にて2021年3月期1Q(4-6月)の連結経常損益は421億円の赤字と発表、あわせて通期の業績予想は連結経常利益が480億円見通し、年間配当は32円に減配予定としています。

住友電気工業の今後の株価について

最後に住友電気工業の今後の株価について考えてみます。

今後について

業績悪化の主な要因は超硬工具や携帯機器用FPCの需要減少、及び円高の影響です。メインのワイヤーハーネス、自動車関連は研究費や減価償却費・円高の影響で減益です。

売上の多くが自動車関連なので、自動車業界の動向が大きく業績に影響を与えるため厳しい想定です。また、為替の円高がいつまで続くかなどの不安点はあります。しかし、業界トップメーカーのブランド力を持っているのはプラスポイントです。

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