スギHD(スギ薬局)の株主優待は優待券かスギポイント・安定は配当推移【7649】

「スギ薬局」をチェーン展開するスギホールディングス(7649)、株主優待制度は優待券かスギポイントを実施。株主優待に加え、業績推移・株価推移・配当推移を確認してみます。

スギホールディングスのPOINT
  • 配当・優待の合計利回りは約1.8%と低め
  • 株式分割で保有しやすくなったが不安定な株価推移
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株価情報と株主優待

株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。

株価の指標(2024年6月6日終値時点)

株価:2,447.5円
予想PER:17.72倍
PBR:1.9倍
予想EPS:138.15円
時価総額:4,650億円

最新の株価参考:スギホールディングス(株)【7649】:Yahoo!ファイナンス

株主優待制度について

株主優待制度は「店舗で使える優待券またはスギポイント」を実施しています。優待権利月は2月です。

保有株式数優待内容
100株以上 300株未満1,000円相当の優待券またはスギポイント
300株以上 3,000株未満3,000円相当の優待券またはスギポイント
3,000株以上5,000円相当の優待券またはスギポイント

以前は5%割引になる株主優待カードもありましたが、公平な利益還元のあり方という観点から株主優待カードは廃止しています。

優待利回り

100株保有で年間1,000円分とした場合、優待利回りは約0.4%です。

参考:株主優待・配当金|スギホールディングス

配当情報

2025年2月期の予定年間配当:35円
予想年間配当利回り:1.43%

配当金の推移

下記は配当金推移です。配当権利日は、8月(中間配当)と2月(期末配当)です。

配当は据え置き推移、2025年2月期は増配予定としています。

配当性向は2024年2月期が22%、2025年2月期の予想が約25%です。

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業績推移と株価推移

業績推移と株価推移を確認していきます。

売上高と利益の推移

下記は売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

2022年2月期の利益は、ほぼ横ばい見通しから下方修正を行い減益に。2023年2月期は更に減益となりましたが、2024年2月期は増益となりました。

2025年2月期は増益見通しとしています。

参考:経営指標|スギホールディングス

株価の推移

下記は5年分の週足株価チャートです。

株価は2021年に大きく上昇も、2021年10月以降は大きく下落。2022年6月末に自社株買いの実施を発表し上昇、その後はレンジ気味に推移。

2024年は上昇していましたが、落ち着いています。

また、2024年2月末を基準日に1株を3株に株式分割しています。

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事業内容と財務状況

事業内容と財務状況を確認していきます。

スギホールディングス(7649)とは

株式会社スギ薬局(スギやっきょく)は、日本の大手薬局・ドラッグストアチェーンである。スギホールディングス株式会社(旧:株式会社スギ薬局)の子会社。

愛知県など中部地方が中心だったが、2002年頃から関西地方にも店舗を増やし、2006年には埼玉県への出店を皮切りに関東地方への進出をした。

2019年からは福井県への出店を皮切りに空白地域だった北陸地方への進出をはじめた。2024年2月までに北陸で100店舗の出店を目指している。

積極的なM&Aで店舗網の拡大を図っている。

スギ薬局 – Wikipediaより抜粋

ドラッグストアだけでなく調剤チェーンも視野に入れ、連携先を模索しています。

2019年6月には株式会社ココカラファインとの経営統合の検討・協議を開始しましたが、破談となりました(ココカラファインはマツモトキヨシHDと経営統合)

キャッシュフロー

下記はキャッシュ・フロー推移です。

2022年2月期の営業CFは大きく減少しましたが、その後回復しています。

配当・優待について

株式分割を行い株主優待制度も変更。保有しやすくなりましたが、優待利回りは低めです。

配当は安定的な推移ですが利回りは高くはないです。

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