セリア(Seria)の株価分析!株主優待新設の可能性や今後の株価・配当について【2782】

100円ショップ大手のセリア(Seria)(2782)ですが株価が下落推移していましたが、ここ最近ではやや上昇しています。果たして今後の株価と配当はどうなるのか、業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。また、株主優待新設や東証1部昇格の可能性も考えてみました。

セリアの株価POINT
  • 株価指標に割高感がある。配当利回りは低い
  • 増配が続いているが、配当性向は適正水準内
  • 業績推移は右肩上がりで順調に推移
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セリアの事業内容と株価指標

はじめにセリアの事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:4,460円
予定年間配当:60円
年間配当利回り:1.35%
予想PER:26.6倍
PBR:4.44倍

2020年8月6日終値時点のデータ

株価指標は割高で年間の配当利回りは平均より低いです。

セリア(2782)とは

株式会社セリア(Seria Co., Ltd. )は、100円ショップ運営会社、および同社が展開する100円ショップ。

100円ショップ業界第2位で、設立以来連続で増収を確保する。平成21年3月期決算で売上がキャンドゥを追い抜いた。2004年12月、日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式上場

セリア(100円ショップ) – Wikipediaより抜粋

100円ショップで業界2位。2020年3月末時点で全国に1,600店舗以上展開しています。そのほとんどが直営店です。

参考:会社概要|株式会社セリア

セリアの業績推移と株価チャート

次にセリアの業績推移と株価チャートの推移を確認していきます。

売上高・経常利益の推移

売上・利益ともに好調に推移しています。2021年3月期も増収・増益予想で12期連続で増益となる見通しです。

株価チャートの推移

下記はセリア5年分の週足株価チャートの推移です。

2018年にそれまで順調に上昇していた株価が下落をはじめました。

ここ1年ほどは下落が止まりやや上昇しつつあります。業績は好調に推移していますが株価は順調な推移とは言えないです。

株価というのはあくまでも「需要と供給」で成立しています。今の業績も重要ですが、将来の期待値の方が大きく反映されることが多いです。もちろん、業績以外も株価に影響します。

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セリアの配当推移と決算内容

次にセリアの配当推移と決算内容を確認していきます。

配当金の推移

下記はセリアの配当推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

セリアの年間配当金推移

2016年3月期:15円
2017年3月期:20円
2018年3月期:30円
2019年3月期:50円
2020年3月期:55円
2021年3月期:60円(予)

配当も順調に増配しています。

2020年3月期の配当性向は34.5%、2021年3月期の予想配当性向は約36%です。適正水準内で特に問題ないです。

決算内容について

2020年7月31日の決算にて2021年3月期1Q(4-6月)の経常利益は51.2億円と発表、あわせて通期の同利益を従来予想の165億円から185億円に上方修正し、上期配当を25円から30円に増額し、年間配当は60円予定としています。

セリアの今後の株価について

最後に今後のセリアの株価上昇ポイントと下落ポイントについて考えてみました。

株主優待を新設する可能性

同じ100円ショップ銘柄のキャンドゥ(2698)、ワッツ(2735)は優待券やオリジナル商品の株主優待制度を実施している中、セリアは実施していません。

セリアの株主還元の基本方針ですが

企業価値を向上させることによって株主利益を増大させることを重要な課題としております。利益配分につきましては、経営基盤や財務体質の強化を図り、利益水準や配当性向を考慮しつつ安定的な配当の継続を目指しております

2020年3月期決算短信|株式会社セリアより抜粋

判断が難しいところですが、現状だと少し考えにくい印象です。

東証1部昇格について

セリアはジャスダックに上場しています。

同じジャスダックに上場しているマクドナルド(2702)、ワークマン(7564)と並んで東証1部昇格候補銘柄と何年も言われ続けています。時価総額も問題なく2017年4月に株式分割を行った際には1部昇格が近いのではと思われましたがまだ昇格はしていません。再度株式分割もしくは株主優待を新設するとその確率が上がると考えられます。

今後について

消費税増税・人件費上昇など今後も厳しい局面が続くと見込んでいる中で、POSシステムをはじめとしたITを活用して管理体制の整備と業務効率化を進めて利益をしっかり伸ばすのを目指しています。

株価には割高感がありますが、過去の株価や今後の需要可能性を考えると現在の株価は比較的安く感じます。しかし、100円ショップと言えばダイソーが首位に君臨しています。

ダイソーは上場することで他社に売上高などの情報を知られることを懸念し非上場となっています。しかし、何年も前からいつかは上場するのではないかと言われている企業の一つです。仮に上場となれば、セリアなど他の100円ショップ銘柄にとってはうれしくない展開と考えられます。

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