セリア(Seria)の株価分析!株主優待新設の可能性や今後の株価・配当について【2782】

100円ショップ大手のセリア(Seria)(2782)ですが株価が下落して推移していましたが、ここ最近では底打ち感が出てきてやや上昇しています。果たして今後の株価と配当はどうなるのか、業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。また、株主優待新設や東証1部昇格の可能性も考えてみました。

セリアの株価POINT
  • 株価は下落したが割高感はまだある。配当利回りはやや低い
  • 配当性向が上昇しているもののまだ適正水準内
  • 業績推移は右肩上がりで順調だが、2021年3月期は減益見通し
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セリアの事業内容と株価指標

はじめにセリアの事業内容と株価指標を確認していきます。

セリア(2782)とは

株式会社セリア(Seria Co., Ltd. )は、100円ショップ運営会社、および同社が展開する100円ショップ。

100円ショップ業界第2位で、設立以来連続で増収を確保する。平成21年3月期決算で売上がキャンドゥを追い抜いた。2004年12月、日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式上場

セリア(100円ショップ) – Wikipediaより抜粋

100円ショップで業界2位。2019年3月末時点で全国に1,500店舗以上展開しています。そのほとんどが直営店です。

参考:会社概要|株式会社セリア

株価指標と配当利回り

下記はセリアの2020年5月19日終値時点の株価指標と配当利回りです。

現在の株価:3,380円
予定年間配当:55円
年間配当利回り:1.63%
予想PER:22.7倍、PBR:3.42倍

株価指標は割高ですが、以前に比べるとやや割高感は薄れています。配当利回りは平均より低いです。

セリアの業績推移と株価チャート

次にセリアの業績推移と株価チャートの推移を確認していきます。

売上高・経常利益の推移

下記はセリアの売上高と経常利益の推移です。

売上・利益ともに好調に推移しています。2020年3月期も増収・増益で11期連続で増益となりました。2021年3月期は新型コロナウイルス感染症の影響もあり減益見通しとやや弱めです。

株価チャートの推移

下記はセリア5年分の週足株価チャートです。

2018年までは順調に上昇していた株価が下落をはじめました。ここ1年ほどは下落が止まりやや上昇しつつあります。業績は好調に推移していますが株価はあまりさえないです。

株価というのはあくまでも「需要と供給」で成立しています。今の業績も重要ですが、将来の期待値の方が大きく反映されることが多いです。もちろん、業績以外のことも株価に影響します。

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セリアの配当推移と決算内容

次にセリアの配当推移と決算内容を確認していきます。

配当金の推移

下記はセリアの配当推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

セリアの年間配当金推移

2016年3月期:15円
2017年3月期:20円
2018年3月期:30円
2019年3月期:50円
2020年3月期:55円
2021年3月期:55円(予)

2021年3月期の配当は据え置き予定ですが、比較的も順調に増配しています。

2020年3月期の配当性向は34.5%、2021年3月期の予想配当性向は約37%です。やや配当性向が上昇していますが、まだ適正水準内で減配する可能性は低いです。

決算内容について

2020年5月11日の決算にて2020年3月期の経常利益は176億円と発表、2021年3月期は165億円に減る見通し、配当は据え置き予定としました。

セリアの今後の株価について

最後に今後のセリアの株価上昇ポイントと下落ポイントについて考えてみました。

株主優待を新設する可能性

同じ100円ショップ銘柄のキャンドゥ(2698)、ワッツ(2735)は優待券やオリジナル商品の株主優待制度を実施している中、セリアは実施していません。

セリアの株主還元の基本方針ですが

企業価値を向上させることによって株主利益を増大させることを重要な課題としております。利益配分につきましては、経営基盤や財務体質の強化を図り、利益水準や配当性向を考慮しつつ安定的な配当の継続を目指しております

決算短信より抜粋

参考:2019年3月期決算短信|株式会社セリア

判断が難しいところですが、現状だと少し考えにくいという印象です。

東証1部昇格はあるのか?

セリアはジャスダックに上場しています。

同じジャスダックに上場しているマクドナルド(2702)、ワークマン(7564)と並んで1部昇格候補銘柄と何年も言われ続けています。時価総額も問題なく2017年4月に株式分割を行った際には1部昇格が近いのではと思われましたがまだ昇格はしていません。再度株式分割もしくは株主優待を新設するとその確率が上がると考えられます。

今後について

消費税増税・人件費上昇など今後も厳しい局面が続くと見込んでいる中で、POSシステムをはじめとしたITを活用して管理体制の整備と業務効率化を進めて利益をしっかり伸ばすのを目指しています。

短期的には新型コロナウイルス感染症の影響が考えられますが月次データでは前年同期でややマイナスと比較的耐えています。現在の状況が落ち着けば低価格の商品が売れる可能性は大きいです。

株価にはまだ割安感は出ていませんが、過去の株価やさまざまな可能性を考えると現在の株価は比較的安く感じます。しかし、100円ショップと言えばダイソーが首位に君臨しています。

ダイソーは上場することで他社に売上高などの情報を知られることを懸念し非上場となっています。しかし、何年も前からいつかは上場するのではないかと言われている企業の一つです。仮に上場となれば、セリアなど他の100円ショップ銘柄にとってはうれしくない展開と考えられます。

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