セリア(Seria)の株価分析!株価はやや下落推移!株主優待新設の可能性や今後について【2782】

100円ショップ大手のセリア(Seria)(2782)。業績は好調に推移していますが、株価はやや不安定な動きをしています。果たして今後の株価と配当はどうなるのか、業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。また、株主優待新設や東証1部昇格の可能性も考えてみました。

セリアの株価POINT
  • 株価指標にやや割高感がある。配当利回りは平均水準
  • 連続増配で適正配当性向、今後の増配期待値もある
  • 業績は右肩上がりで順調に推移
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セリアの事業内容と株価指標

はじめにセリアの事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:4,015円
予定年間配当:70円
年間配当利回り:1.74%
予想PER:20.3倍
PBR:3.57倍

2021年5月12日終値時点のデータ

株価指標はやや割高、年間配当利回りは平均水準です。

セリア(2782)とは

株式会社セリア(Seria Co., Ltd. )は、100円ショップ運営会社、および同社が展開する100円ショップ。

100円ショップ業界第2位で、設立以来連続で増収を確保する。平成21年3月期決算で売上がキャンドゥを追い抜いた。2004年12月、日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式上場

セリア(100円ショップ) – Wikipediaより抜粋

100円ショップで業界2位。2020年3月末時点で全国に1,600店舗以上展開しています。ほとんどが直営店で、ジャスダック証券取引所に上場しています。

参考:会社概要|株式会社セリア

セリアの業績推移と株価チャート

次にセリアの業績推移と株価チャートの推移を確認していきます。

売上高・経常利益の推移

売上・利益ともに好調に推移。2022年3月期も増収・増益予想で13期連続で過去最高益を更新する見通しです。

株価チャートの推移

下記はセリア5年分の週足株価チャート推移です。

2018年から株価が下落。2019年8月には下落が止まり上昇していましたが、2020年9月以降から再び下落しています。業績は好調な推移ですが株価は不安定な動きです。

株価というのはあくまでも「需要と供給」で成立しています。今の業績も重要ですが、将来の期待値の方が大きく反映されることが多いです。もちろん、業績以外も株価に影響します。

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セリアの配当推移と決算内容

次にセリアの配当推移と決算内容を確認していきます。

配当金の推移

下記はセリアの配当推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

セリアの年間配当金推移

2017年3月期:20円
2018年3月期:30円
2019年3月期:50円
2020年3月期:55円
2021年3月期:65円
2022年3月期:70円(予)

配当も順調に増配しています。

配当性向は2020年3月期が34.5%、2021年3月期が33.5%、2022年3月期の予想は約35%です。適正水準内で特に問題ないです。

決算内容について

2021年5月10日の決算にて2021年3月期の経常利益は213億円と発表。2022年3月期の同利益は220億円見通し、年間配当は70円予定としています。

セリアの今後の株価について

最後に今後のセリアの株価上昇ポイントと下落ポイントについて考えてみました。

株主優待を新設する可能性

同じ100円ショップ銘柄のキャンドゥ(2698)、ワッツ(2735)は株主優待制度を実施している中、セリアは実施していません。

セリアの株主還元の基本方針は下記としています。

企業価値を向上させることによって株主利益を増大させることを重要な課題としております。利益配分につきましては、経営基盤や財務体質の強化を図り、利益水準や配当性向を考慮しつつ安定的な配当の継続を目指しております

決算短信|株式会社セリアより抜粋

判断が難しいところですが、現状では優待は少し考えにくく配当で還元という印象です。

東証1部昇格について

セリアはジャスダックに上場しています。

同じジャスダックに上場しているマクドナルド(2702)、ワークマン(7564)と並んで東証1部昇格候補銘柄と何年も言われ続けています。時価総額も問題なく2017年4月に株式分割を行った際には1部昇格が近いと思われましたが、まだ昇格はしていません。再度株式分割もしくは株主優待を新設するとその確率が上がると考えられます。

今後について

消費税増税・人件費上昇など厳しい局面が続くと見込んでいる中で、POSシステムをはじめとしたITを活用して管理体制の整備と業務効率化を進めて利益を伸ばす事を目指しています。

株価に割高感がありますが、過去の株価や今後の需要を考えると現在の株価は比較的安く感じます。しかし、100円ショップはダイソーが首位に君臨しています。

ダイソーは非上場ですが、何年も前からいつかは上場すると言われている企業の一つです。仮に上場となれば、セリアなど他の100円ショップ銘柄にとってはうれしくない展開となる可能性もあります。

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