販促・求人情報サービス大手のリクルートホールディングス(6098)、業績は好調見通しですが、割高感があり配当利回りが低いです。株価指標と業績推移、株価チャートと配当推移を確認していきます。
リクルートの株価情報と配当・優待
リクルートホールディングスの株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。
株価の指標(2024年4月1日終値時点)
株価:6,627円
予想PER:29.39倍
PBR:5.29倍
予想EPS:225.49円
時価総額:10兆9,335億円
最新の株価参考:(株)リクルートホールディングス【6098】:Yahoo!ファイナンス
配当金の情報
2024年3月期の予定年間配当:23円
予想年間配当利回り:0.35%
配当金の推移について
下記はリクルートホールディングスの配当金推移です。配当権利日は9月(中間配当)と3月(期末配当)です。
2021年3月期に大きく減配、その後は増配推移です。2024年3月期は微増予定としています。
配当性向は2023年3月期が13%、2024年3月期の予想が約10%です。
配当方針の確認
配当方針は「安定的な配当の継続的な実施を目指す」としています。
株主優待について
株主優待制度は実施していないです。
リクルートの業績推移と株価推移
リクルートホールディングスの業績推移と株価推移を確認していきます。
業績の推移
下記はリクルートホールディングスの売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。
需要減少・経済活動停滞などの影響で2020年3月期、2021年3月期と減益になりました。
2022年3月期は大きく回復し過去最高売上・利益を更新、2023年3月期は減益となりました。
2024年3月期は増益見通しとしています。
株価のチャート
下記はリクルートホールディングス5年分の週足株価チャートです。
株価は大きく上昇していましたが、2021年11月から材料出尽くし感・利益確定売りなどで下落。
2023年5月以降で見ると再び上昇しています。
リクルートの事業内容と財務状況
リクルートホールディングスの事業内容と財務状況を確認していきます。
リクルートホールディングス(6098)の概要
株式会社リクルートホールディングス(英: Recruit Holdings Co.,Ltd.)は、求人広告、人材派遣、販売促進、ITソリューションなどのサービスを手掛けるリクルートグループの持株会社である。海外売上高比率は55.5%。
リクルートホールディングス – Wikipediaより抜粋
「リクナビ」、「SUUMO」、「indeed」などITを駆使した事業分野に注力しています。
人材派遣事業は国内だけでなく海外も展開しています。
3カ月決算の実績
下記はリクルートホールディングスの連結税引前利益の推移と前期との比較です。
2024年3月期の連結税引前利益は4,290億円見込みとしています。
キャッシュフロー
下記はリクルートホールディングスのキャッシュ・フロー推移です。
営業CFは比較的好調な推移です。
リクルートについて
業績は想定以上の伸びを見せ2022年3月期は過去最高を更新、2024年3月期は更に更新する見通しです。
株価は上昇していますが、割高感が出ており材料出尽くし感・利益確定などの警戒感はあります。