リクルートHDの株価分析!業績悪化予想で減配予定も株価は長期で上昇【6098】

販促・求人情報サービス大手のリクルートホールディングス(6098)。2021年3月期は減収・減益見通しで厳しいですが、株価は大きくは下落していません。果たして今後の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

リクルートの株価POINT
  • 株価指標はかなり割高で配当利回りも低い
  • 株価は長期で上昇も気になる点は当然ある
  • 2021年3月期は大きく減益見通しで減配当予定
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リクルートの事業内容と株価指標

はじめにリクルートホールディングスの事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:4,919円
予定年間配当:19円
年間配当利回り:0.39%
予想PER:65.1倍
PBR:7.58倍

2021年3月10日終値時点のデータ

PER、PBRはともにかなり割高です。配当利回りは低いです。

リクルートホールディングス(6098)とは

株式会社リクルートホールディングス(英: Recruit Holdings Co.,Ltd.)は、求人広告、人材派遣、販売促進などのサービスを手掛けるリクルートグループの持株会社である。

主に人材派遣、販促メディア、人材メディアを提供している。社員全員が参加できる新事業コンペを導入し、自由に事業を起こすことができる社風であるという。出版する情報誌からフリーター、就職氷河期、ガテン系などの流行語が生まれている。

リクルートホールディングス – Wikipediaより抜粋

HRテクノロジー事業では「求人情報検索エンジンのindeed」。メディア&ソリューション事業では内定辞退率を企業に販売し問題になった「リクナビ」、「SUUMO」など。人材派遣事業は国内だけでなく、海外も展開しています。

参考:リクルートグループの事業|リクルートホールディングス

リクルートの業績推移と株価チャート

次にリクルートホールディングスの業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と経常利益の推移

売上は右肩上がり、利益も比較的好調でした。しかし、採用需要の減少、経済活動停滞の影響などから2020年3月期は減益となり2021年3月期も大きく減益見通しです。

参考:財務・業績|リクルートホールディングス

株価チャートの推移

下記はリクルートホールディングス5年分の週足株価チャートの推移です。

株価は長期で見ると大きく上昇。2020年3月は一時急落しましたが、再び上昇。2017年に1株を3株に株式分割しており、分割前の水準まで上昇しているため、再度分割する可能性があります。

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リクルートの配当推移と決算内容

次にリクルートホールディングスの配当金の推移と決算内容を確認していきます。

配当金の推移

下記はリクルートホールディングスの配当金の推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

リクルートの年間配当金推移

2016年3月期:16.67円
2017年3月期:21.67円
2018年3月期:23円
2019年3月期:28円
2020年3月期:30円
2021年3月期:19円(予)

2021年3月期は減配予定です。

配当の基本方針は「配当性向30%程度を目安」です。2019年3月期の配当性向は26.8%、2020年3月期の配当性向は27.7%、2021年3月期の予想配当性向は約25%です。

参考:株主還元|リクルートホールディングス

決算内容について

2021年2月15日の決算にて2021年3月期3Q累計(4-12月)の連結経常利益は1,468億円と発表。あわせて通期の同利益を1,159億円-1,509億円見通しから1,559億円見通しに上方修正しています。

リクルートの今後の株価について

最後にリクルートの今後の株価について考えてみます。

今後について

これまでは業績が好調で株価が長期上昇していました。「indeed」や「SUUMO」など、どちらかというと後発ながらCMなどを使い一気に広めて知名度が高いです。

しかし、ここにきてやや業績が落ち込み、株価はかなり割高で配当利回りも低いです。国内の人口は減少傾向にあるため、今後、国内の絶対的な需要数が減る可能性は高いです。また、IT化により新規参入の難易度が以前より下がり、競合業者が増え競争が激化する可能性もあります。

ほかにも2019年8月に2016年と同様に複数株主から大量に株式が売り出されているのは気になる点です。株式を売り出す理由は「政策保有株の削減」や「利益を確定して他の投資等に回す」などさまざまな理由が考えられますが、今後も同じことが無いとは言い切れません。とはいえ、売り出し後に株価は下落していますが、一時的な下落となることが多いので気にしなくても良いかもしれません

また、2021年3月期は減収・減益見通しながらも証券会社の投資判断評価は変わらず高いです。

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