米国オラクルの日本法人である日本オラクル(4716)、普通配当は連続増配で推移、特別配当時は高い利回りです。株価指標と業績推移、株価チャートと配当推移を確認していきます。
株価情報と株主優待
株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。
株価の指標(2024年7月19日終値時点)
株価:12,075円
予想PER:—
PBR:8.07倍
予想EPS:445-460円
時価総額:1兆5,491億円
最新の株価参考:日本オラクル(株)【4716】:Yahoo!ファイナンス
株主優待について
株主優待制度は実施していないです。
配当金の推移
下記は配当金の推移です。期末(5月)の一括配当を実施しています。
2021年5月期は普通配当が154円、特別配当が992円、2024年5月期は普通配当が174円、特別配当が500円です。
配当性向は2023年5月期が39.9%、2024年5月期が155.2%です。
特別配当について
普通配当は毎年増配しています。また、ある程度の間隔で大きく特別配当を実施しています。
業績推移と株価推移
業績推移と株価推移を確認していきます。
業績の推移
下記は売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。
売上・利益ともに好調に推移し、2024年5月期も過去最高を更新。
2025年5月期の業績見通しは売上高を5~9%増予想としており、更に業績を伸ばす可能性があります。
株価のチャート
下記は5年分の週足株価チャートです。
株価は2020年4月から大きく上昇も2021年に入ると下落推移に。2023年以降は上昇推移しています。
また、上昇も下落も大きく動く場面があります。
事業内容と財務状況
事業内容と財務状況を確認していきます。
日本オラクル(4716)の概要
日本オラクル株式会社(にほんオラクル、英: Oracle Corporation Japan)は、米国企業オラクルコーポレーションが、1985年に日本で設立した法人である。
日本国内を拠点とした情報システム構築のためのクラウドサービス、ソフトウェア製品、ハードウェア製品、ソリューション、コンサルティング、サポートサービス、保守サービス、情報教育の事業を展開している。
日本オラクル – Wikipediaより抜粋
主事業は「クラウドライセンス&オンプレミスライセンス」と「クラウドサービス&ライセンスサポート」からなる「クラウド&ライセンス」です。
クラウドを含んだITシステムに利用されるデータベース、ソフトウェア・ハードウェアが中心です。
キャッシュフロー
下記はキャッシュ・フローの推移です。
安定した営業CFの推移です。
オラクルの配当について
配当はたまに大きな特別配当を実施しています。特別配当時は高い利回りですが、普段の配当利回りは約1.5%程度で高くはないです。