日本特殊陶業の株価が上昇推移・業績好調見通し【5334】

自動車向けスパークプラグで世界トップシェアの日本特殊陶業(5334)。

今後の株価と配当はどうなるのか、株価指標と業績推移、株価チャートと配当推移を確認してみました。

日本特殊陶業の株価POINT
  • 業績好調見通し・株価上昇推移
  • 配当は業績連動、高い利回り
  • 業績は自動車業界の影響を大きく受ける
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日本特殊陶業の株価情報と業績推移

日本特殊陶業の株価情報と業績推移・株価チャートを確認していきます。

株価の指標

株価:3,350円
予想PER:8.39倍
PBR:1.1倍
予想EPS:399.23円
時価総額:6,840億円

2023年10月31日終値時点のデータ
最新の株価参考:日本特殊陶業(株)【5334】:Yahoo!ファイナンス

PERは割安感があります。

業績の推移

下記は日本特殊陶業の売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

やや厳しめの推移でしたが、2022年3月期は増収・増益に。

2023年3月期も増益となり、2024年3月期も増益予想で好調見通しです。

参考:経営成績|日本特殊陶業

株価のチャート

下記は日本特殊陶業5年分の週足株価チャートです。

株価は厳しめで推移していましたが、2022年7月以降は上昇推移しています。

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日本特殊陶業の配当情報と株主優待

日本特殊陶業の配当情報と株主優待制度を確認していきます。

配当金の情報

2024年3月期の予定年間配当:160円
予想年間配当利回り:4.79%

高い年間配当利回りです。

配当金の推移について

下記は日本特殊陶業の配当金推移です。配当権利日は9月(中間配当)と3月(期末配当)です。

日本特殊陶業の配当金推移

2019年3月期:70円
2020年3月期:70円
2021年3月期:60円
2022年3月期:102円
2023年3月期:166円
2024年3月期:160円(予)

2023年3月期は大きく増配、2024年3月期は減配予定としています。

配当性向は2023年3月期が50.9%、2024年3月期の予想が約40%です。

利益還元方針の確認

配当方針は「2022年3月期~2025年3月期の中期経営計画期間に、配当は業績連動型へ変更し、連結での年間配当性向40%」としています。

参考:株主還元について|日本特殊陶業

株主優待について

株主優待制度は実施していません。

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日本特殊陶業の事業内容と今後について

日本特殊陶業の事業内容と財務情報の確認と今後について考えてみます。

日本特殊陶業(5334)の概要

日本特殊陶業株式会社(にっぽんとくしゅとうぎょう、英: Niterra Co., Ltd.)は、スパークプラグ・セラミックス製品を製造するメーカーである。

日本特殊陶業はかつて日本碍子(日本ガイシ、NGK)の事業部の一つであったが、森村の一業一社の思想から、スパークプラグの立ち上がりに応じて独立したものである。

主力製品であるスパークプラグは、世界のほぼ全ての自動車メーカーに採用され供給を行っている

日本特殊陶業 – Wikipediaより抜粋

スパークプラグで世界トップシェア、各種センサでも高いシェアを持ちます。

3カ月決算の実績

下記は日本特殊陶業の連結税引前利益の推移と前期との比較です。

2024年3月期の連結税引前利益は1,160億円見込みとしています。

キャッシュフロー

下記は日本特殊陶業のキャッシュ・フローの推移です。

参考:日本特殊陶業|Google Finance

日本特殊陶業の今後について

自動車生産の回復もあり、2024年3月期の業績見通しも好調です。

業績連動の方針ですが、高い配当利回りもプラス材料です。

リスク要因

自動車関連の割合が高いため、業績は自動車業界の影響を大きく受けます。また、海外比率が高いため、為替や世界経済の影響も大きく受けます。

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