NEC(日本電気)の株価分析!業績悪化で株価上昇から急落!【6701】

通信設備事業、5Gインフラを行うNEC(6701)の株価が上昇推移していましたが、業績悪化により急落しています。果たして今後のNECの株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

NECの株価POINT
  • 株価指標には割高感は無いが、配当利回りは低い
  • 配当金は業績に応じて変動している印象、今後も上下する可能性あり
  • この先の需要も見込めるが競合もある
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NECの事業内容と株価指標

はじめにNECの事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:5,350円
予定年間配当:80円
年間配当利回り:1.5%
予想PER:16.2倍
PBR:1.60倍

2020年9月8日終値時点のデータ

PER、PBRともに割高感はないです。配当利回りは低めです。

NEC(6701)とは

日本電気株式会社(にっぽんでんき、英: NEC Corporation、略称:NEC(エヌ・イー・シー)、旧英社名 Nippon Electric Company, Limited の略)は、住友グループの電機メーカー。

一般的には略称の『NEC』が使われ、ロゴマークや関連会社の名前などにも「NEC」が用いられている。なお、住友電気工業と兄弟会社で、同社及び住友商事とともに住友新御三家の一角であるが、住友の象徴である井桁マークは使用していない。

日本電気 – Wikipediaより抜粋

事業セグメントは「パブリック事業」、「エンタープライズ事業」、「ネットワークサービス事業」、「システムプラットフォーム事業」、「グローバル事業」などです。

子会社・関連会社が多く、事業は多岐にわたりますが、有線・無線通信機器、コンピュータ、ITサービスを主力事業としています。

参考:NECの事業|NEC

NECの業績推移と株価チャート

次にNECの業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と最終利益の推移

売上・利益はやや不安定です。2020年3月期は大きく増益、2021年3月期は減益見通しです。

参考:売上・損益の状況|NEC

株価チャートの推移

下記はNEC5年分の週足株価チャートの推移です。

2017年4月ごろから株価が上昇し始め、2020年に入り一時は大きく下落しましたが長期的にも短期的にも上昇していました。2020年7月の1Q決算にて赤字と発表されると株価は急落。

現在の株価は上昇も下落もせずという位置です。

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NECの配当推移と決算内容

次にNECの配当金の推移と決算内容を確認していきます。

配当金の推移

下記はNECの配当推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

NECの年間配当金推移

2016年3月期:60円
2017年3月期:60円
2018年3月期:60円
2019年3月期:40円
2020年3月期:70円
2021年3月期:80円(予)

2019年3月期は20円減配しましたが、その後増配しています。

配当方針は「各期の利益状況や今後の資金需要等を総合的に考慮した株主還元に努める」としています。配当性向は2019年3月期が25.8%、2020年3月期は18%、2021年3月期の予想配当性向は約23%です。過去の配当推移や方針から業績に連動した配当となる可能性が高く、今後も良くも悪くも配当が変動する可能性が高いです。

参考:配当金・株主還元|NEC

決算内容について

2020年7月31日の決算にて2021年3月期1Q(4-6月)の連結営業損益は102億円の赤字と発表、過去の1Q決算でも赤字の時がありますが、2021年3月期の業績見通しを考えると厳しい決算です。

NECの今後の株価について

最後にNECの今後の株価について考えていきます。

今後について

海外にも事業を展開していますが、主力は国内のITインフラ関係で、業績は5Gを含めたデジタル分野の動向に影響を受けます。2020年6月25日にはNTTと資本業務提携を行い、約640億円の出資を受けました。国内の5Gインフラは海外と比較し遅れをとっているため、ここから巻き返しを図ると見られています。

5Gは自動運転やIoTなどこれから先の新しいIT分野、人手不足対策に必須の技術です。需要はもちろんありますが、イコール株価上昇、業績上昇とは言い切れません。NTTの支援は大きいですが、もちろん国内外に競争相手がいます。

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