村田製作所の株価が急上昇!どこまで上昇するか考えてみた【6981】

村田製作所(6981)の株価が日本株市場全体が上昇している影響もあり、大きく上昇しています。果たしてこれから先の株価はどうなるのか、業績推移・株価指標・配当から今後の見通しについて考えてみました。

  • 村田製作所とは、業績推移と株価チャート
  • 村田製作所の株価指標と配当利回りについて
  • 今後の株価を最近の業績や今後から確認

村田製作所とは、業績推移と株価チャート

まずはじめに村田製作所について、業績推移と株価チャートを見てみます。

村田製作所(6981)とは

村田製作所とは電子部品の製造ならびに販売をおこなう企業である。TOPIXcore30の一社に選ばれている。電子部品専業メーカーとして世界トップクラスに位置している。

主力商品はセラミックスコンデンサーで世界随一のシェアを占める。その他にも、セラミックフィルタ、高周波部品、センサー部品も強い。いずれも世界的に圧倒的なシェアを持つ。原材料からの一貫生産に特徴がある。

wikipediaより

村田製作所の大きな特徴は海外の売上比率が高いことと、コンデンサや通信モジュールが収益の柱でそのシェアは世界でトップです。

海外売上比率が高いので諸外国の動向と為替の影響を大きく受けます。2020年期の想定為替レートはドル円が110円、ユーロ円が125円としており、ドル円が1円動くと年間約45億円の利益に影響します。

売上高・経常利益の推移について

下記は村田製作所の売上高・経常利益の推移です。

2020年3月期は減収・減益予想です。

2019年4月26日の決算発表時に2020年期は2桁減収を見込むとの発表を受け大きく株価が下落しました。

株価チャートについて

下記は村田製作所の約3年分の週足株価チャートです。

長期的に見るとレンジで推移していますが、ここ最近で見ると2019年8月末に年初来安値を更新しましたが、現在はレンジの上限付近まで上昇しています。

株価が上昇したタイミング、下落したタイミングを見ると景気予測や海外情勢に対して敏感に反応していることがわかります。米中貿易問題が出ると大きく下落し、関税延期などのニュースで上昇しています。

現在の株価上昇も相場全体の上昇とやや似ている印象です。

株価指標と配当利回りについて

次に株価指標と配当利回りを見ていきます。

株価指標と配当利回り

現在の株価:6,053円

予定年間配当:94円

年間配当利回り:約1.5%

PER:22.8倍、PBR:2.38倍

株価が大きく上昇したため、数カ月前と比較し割高感が出てきています。

※株価は2019年11月1日終値

配当推移について

下記は村田製作所の配当推移です。2019年4月1日に1株を3株に分割しているので小数点以下の金額は切り捨ててあります。

2015年3月期2016年3月期2017年3月期2018年3月期2019年3月期2020年3月期(予)
60円70円73円86円93円94円

株主還元策の方針ですが「配当による成果の配分を優先的に考え、配当の安定的な増加に努める」ことを基本としています。

配当性向の推移は下記となっており、ここ数年は毎年増配している影響から若干ですが配当性向が上がっています。とはいえ、まだそこまで大きく気にする水準ではないと考えられます。

2015年3月期2016年3月期2017年3月期2018年3月期2019年3月期2020年3月期(予)
22.7%21.8%30%37.9%28.9%32.9%

減配する可能性は低く、2021年3月期は大きな増配の期待はできませんが、数円程度の増配は期待出来そうです。

参考:株主還元推移|村田製作所公式サイト

最近の業績、今後について

最後に、最近の業績と今後について考えてみます。

最近の業績

2019年10月31日の決算にて2020年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結税引き前利益が1,248億円と発表、あわせて通期の同利益を従来予想の2,220億円から2,320億円に上方修正しました。

上方修正した年間計画の2,320億円に対する進捗率は53.8%となりました。

2Qだけで見ると為替の影響もあり、前年同期比でマイナスとなりましたが、円安に進んでいることや証券会社のレーティングが格上げしたことで決算後も順調に株価を伸ばしています

今後について

村田製作所は昨年まで最低単価の100株購入でも100万円以上必要な値がさ株でした。しかし、2019年4月1日に株式分割を行ったことで比較的買いやすくなりました。

以前はニュース一つで1日500円~1,000円近く株価が動くので100株保有で5~10万円動いていました。現在は1日200円前後(100株保有で2万円)に収まることが多いです。

技術力は世界でもトップのものを持っている優良企業です。株価は外的要因(環境)で動くことが多いため、上昇している今すぐ買った方が良いとはならないですが、ある程度下落し、相場が落ち着いてから購入し長期保有するのはとても有効な銘柄だと考えています。

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