村田製作所の株価分析!業績や配当利回りはやや厳しめだが株価は上昇【6981】

セラミックコンデンサで世界的なメーカーの村田製作所(6981)。業績はやや下落していますが、株価・配当は安定推移しています。果たして今後の株価・配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

村田製作所の株価POINT
  • 株価指標はやや割高で配当利回りもやや低め
  • 配当金は毎年増配中だが配当性向も上昇
  • 株価チャートは長期で広めのレンジ推移
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村田製作所の事業内容と株価指標

はじめに村田製作所の事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:7,459円
予定年間配当:110円
年間配当利回り:1.47%
予想PER:25.3倍
PBR:2.71倍

2020年11月5日終値時点のデータ

株価指標にやや割高感があります、配当利回りは平均よりやや低めです。

村田製作所(6981)とは

村田製作所とは電子部品の製造ならびに販売をおこなう企業である。TOPIXcore30の一社に選ばれている。電子部品専業メーカーとして世界トップクラスに位置している。

主力商品はセラミックスコンデンサーで世界随一のシェアを占める。その他にも、セラミックフィルタ、高周波部品、センサー部品も強い。いずれも世界的に圧倒的なシェアを持つ。原材料からの一貫生産に特徴がある。

村田製作所 – Wikipediaより抜粋

村田製作所の特徴は海外の売上比率が高くコンデンサや通信モジュールが収益の柱な事です。そのシェアは世界でトップです。また、海外売上比率が高いので諸外国の動向と為替の影響を大きく受けます。想定レートからドル円が1円異なると利益で年間約45億円動きます。

参考:事業|村田製作所

村田製作所の業績推移と株価チャート

次に村田製作所の売上・利益の推移と株価チャートを確認していきます。

売上高・経常利益の推移について

2020年3月期は減収・減益、2021年3月期はほぼ横ばい予想です。2020年3月期の経常利益は当初2,220億円の見通しでしたが、想定より良く2,540億円で着地しました。

参考:連結経営成績|村田製作所

株価チャートの推移

下記は村田製作所5年分の週足株価チャートの推移です。

株価は比較的広めのレンジ推移と見えます。

ここ最近では2019年8月、2020年3月に大きく下落していますが、その後は上昇しています。株価が上昇したタイミング、下落したタイミングを見ると景気予測や海外情勢に対して敏感に反応しています。

現在はレンジ上限を抜けて上昇しているため、ここから下落してレンジを形成するか、さらに上昇するかというポイントです。やや揉み合っているため、更に上昇するには強い材料が必要と言えます。

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村田製作所の配当推移と決算内容について

次に村田製作所の配当推移と決算内容を確認していきます。

配当推移について

下記は村田製作所の配当推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。2019年4月1日に1株を3株に株式分割しているので分割後の金額に換算してあります。

村田製作所の年間配当金推移

2016年3月期:70.00円
2017年3月期:73.33円
2018年3月期:86.67円
2019年3月期:93.33円
2020年3月期:97.00円
2021年3月期:110.00円(予)

配当は毎年増配しています。

株主還元の方針は「配当による成果の配分を優先的に考え、配当の安定的な増加に努める」ことを基本としています。2020年3月期の配当性向は34%、2021年3月期の予想配当性向は約37%です。

参考:業績予想|村田製作所

決算内容について

2020年10月30日の決算にて2021年3月期2Q累計(4-9月)の連結経常利益は1,331億円と発表、あせて通期の同利益を従来予想の2,120億円から2,520億円に上方修正しています。

村田製作所の今後について

最後に村田製作所の今後について考えてみます。

今後について

村田製作所は昨年まで100株購入に100万円以上必要な値がさ株でした。しかし、2019年4月1日に1株を3株に株式分割を行ったことで比較的買いやすくなりました。

技術力は世界でもトップの優良企業です。株価は外的要因(環境や為替)で動くことが多いですが長期で見ると比較的安定しているため、下落したとき、ある程度の期間保有前提で購入するのが有効な銘柄ですが、株価指標は割高で連続減益見通しなのはやや気になる点です。

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