三菱自動車工業の株価が大きく下落!株価・配当推移と今後の見通しを分析【7211】

三菱自動車工業(7211)の株価が大きく下落し、年間の配当利回りがかなり高くなっています。新型コロナウイルスの影響や景気減速から業績はかなり厳しいですが、JPX日経400に新規採用される可能性もあります。果たして三菱自動車の株価と配当は今後どうなるのか。業績推移・配当推移・株価チャートを分析してみました。

三菱自動車工業の株価POINT
  • 年間配当利回りは高いが、業績見通し次第では減配する可能性がある
  • 業績悪化・相場環境悪化の影響から株価はかなり下落している
  • かなり安い株価ではあるが直近での不安材料はかなり多い
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三菱自動車工業の事業内容と株価指標

はじめに三菱自動車の事業内容と株価指標を確認していきます。

三菱自動車工業(7211)とは

三菱自動車工業株式会社(みつびしじどうしゃこうぎょう、略称:三菱自動車(みつびしじどうしゃ)・三菱自工(みつびしじこう)、英語: Mitsubishi Motors Corporation、略称:MMC)は、日本の自動車メーカーである。1970年に三菱重工業から独立した。 2016年10月に日産自動車が筆頭株主となり、日産自動車とフランスのルノーと共にルノー・日産・三菱アライアンスを構成している。

2016年の販売台数は92万6000台で、内訳は北米13万8000台、欧州17万9000台、日本8万0000台、アジア31万5000台、その他21万4000台。日本国内での登録台数シェア(≒販売台数シェア)は、2017年で0.9%、2018年で1.1%という企業である。

wikipediaより抜粋

筆頭株主は約34%の株式を保有する日産自動車です。主にアジアを中心とした海外の売り上げ比率が高いです。

参考:地域別データ|MITSUBISHI MOTORS

株価指標と配当利回り

現在の株価:283円

予定年間配当:20円

年間配当利回り:7.0%

予想PER:84.2倍、PBR:0.51倍

※株価は2020年4月3日終値

PERはかなり割高でPBRは割安です。元々の力はあるけど業績が悪い企業にありがちな水準です。配当利回りは株価が下落したことでかなり高くなっています。

三菱自動車工業の財務状況

時価総額:4,218億円

自己資本比率:43.9%

ROE:0.6%、ROA:1.0%
(2020年3月期予想)

三菱自動車工業の業績推移と株価チャート・配当金の推移

次に三菱自動車工業の業績推移と株価チャート・配当金の推移を確認していきます。

売上高と経常利益の推移

2020年3月期の経常利益は当初1,000億円の見通しとしていましたが、出荷台数の減少・為替の見直し等により200億円にまで下方修正しました。

参考:業績・財務ハイライト|MITSUBISHI MOTORS

株価チャートの推移

下記は三菱自動車工業5年分の週足株価チャートです。

株価はかなり下落して推移しています。

株価400円以下はかなり長い期間で見ても最安値付近です。ここからは明確な止まりやすいラインはないため、すぐに止まるのかさらに下落するのか、現在の株価は安いですが止まる場所の判断はかなり難しいです。上昇した場合は一旦のメドとして5-600円あたりとなりそうです。

配当金の推移

下記は三菱自動車工業の配当金の推移です。年2回、中間配当(9月末)と期末配当(3月末)を実施しています。

三菱自動車工業の年間配当金の推移

2015年3月期:16円
2016年3月期:16円
2017年3月期:10円
2018年3月期:17円
2019年3月期:20円
2020年3月期:20円(予)

2020年3月期の配当は据え置きの見通しですが、予想配当性向は約588%の見通しとかなり厳しいです。

2017年3月期は利益が大きく減少する見通し発表とともに減配当を行なっているため、2021年3月期も業績見通し次第では減配当が考えられそうです。

参考:株主還元|MITSUBISHI MOTORS

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三菱自動車工業の決算内容と今後について

最後に三菱自動車工業の決算内容の確認と今後について考えていきます。

決算内容を確認

2020年1月31日の決算にて2020年3月期第3四半期累計の連結経常損益は26.7億円の赤字と発表、前回決算にて通期の同利益を1,000億円から200億円に大幅下方修正を行いましたが、新型コロナウイルスの影響を考えると通期計画の達成はかなり厳しいと考えられます。

今後について

三菱自動車は海外売上高比率が約8割あります。中でもアセアン諸国その他の新興市場国等の経済情勢及び社会情勢などの影響を大きく受けます。

将来的には主に新興国での成長が期待できますが、現在は東南アジアでの景気減速の影響もありかなり苦しんでいます。現在の株価は間違いなく安いですが、あくまでも長期的に考えた場合です。目先では新型コロナウイルスの影響もあり、まだまだ下落する可能性も当然ありますし、配当が減る可能性が現時点ではかなり高いです。

参考:事業等のリスク|MITSUBISHI MOTORS

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