三菱自動車工業の株価分析!業績悪化で株価が大きく下落・配当は無配転落【7211】

日産自動車傘下の三菱自動車工業(7211)。株価は業績悪化により長期で下落しています。果たして三菱自動車の株価と配当はどうなるのか。業績推移・配当推移・株価チャートを分析してみました。

三菱自動車工業の株価POINT
  • 業績悪化により株価は長期で下落
  • 配当は8期ぶりの無配に転落
  • かなり安い株価ではあるが短期の不安材料は強い
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三菱自動車工業の事業内容と株価指標

はじめに三菱自動車の事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:320円
予定年間配当:0円
予想PER:—
PBR:0.89倍

2021年3月5日終値時点のデータ

PBRは割安です。2021年3月期は赤字見通し、配当は無配予定(0円)です。

三菱自動車工業(7211)とは

三菱自動車工業株式会社(みつびしじどうしゃこうぎょう、略称:三菱自動車(みつびしじどうしゃ)・三菱自工(みつびしじこう)、英語: Mitsubishi Motors Corporation、略称:MMC)は、日本の自動車メーカーである。1970年に三菱重工業から独立した。 2016年10月に日産自動車が筆頭株主となり、日産自動車とフランスのルノーと共にルノー・日産・三菱アライアンスを構成している。

2016年の販売台数は92万6000台で、内訳は北米13万8000台、欧州17万9000台、日本8万0000台、アジア31万5000台、その他21万4000台。日本国内での登録台数シェア(≒販売台数シェア)は、2017年で0.9%、2018年で1.1%という企業である。

三菱自動車工業 – Wikipediaより抜粋

筆頭株主は約34%の株式を保有する日産自動車です。売上比率は海外が高く、約80%あります。

参考:地域別データ|MITSUBISHI MOTORS

三菱自動車工業の業績推移と株価チャート

次に三菱自動車工業の業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と経常利益の推移

2020年3月期の経常利益は当初1,000億円の見通しとしていましたが、出荷台数の減少・為替の見直し等により最終的に赤字で着地。2021年3月期も更に赤字が膨らむ見通しです。

参考:業績・財務ハイライト|MITSUBISHI MOTORS

株価チャートの推移

下記は三菱自動車工業5年分の週足株価チャートの推移です。

株価は長期で下落推移です。2021年以降はやや上昇していますが、それでも株価300円周辺は過去最安値水準です。過去と比較すると安い株価ですが、まだまだ不透明感は強いです。ここから更に上昇した場合の上値メドは500円あたりとなりそうです

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三菱自動車工業の配当推移と決算内容

次に三菱自動車工業の配当推移と決算内容を確認していきます。

配当金の推移

下記は三菱自動車工業の配当金推移です。

三菱自動車工業の年間配当金推移

2016年3月期:16円
2017年3月期:10円
2018年3月期:17円
2019年3月期:20円
2020年3月期:10円
2021年3月期:0円(予)

2020年3月期は期末配当を見送り10円の減配、2021年3月期は無配予定です。無配となるのは2013年3月期以来と、かなり厳しい状況です。

参考:株主還元|MITSUBISHI MOTORS

決算内容を確認

2021年2月2日の決算にて2021年3月期3Q累計(4-12月)の連結経常損益は928億円の赤字と発表。あわせて通期の同損益を1,600億円の赤字から1,200億円の赤字に上方修正しています。

三菱自動車工業の今後について

最後に三菱自動車工業の今後について考えていきます。

今後について

三菱自動車は海外売上高比率が約8割あります。中でもASEAN諸国の割合が高く、その国の経済情勢及び社会情勢などの影響を大きく受けます。

新中期経営計画ではASEANへ資源集中することで収益改革を目指し、2023年3月期には営業利益500億円を目指します。短期的な不透明感はまだありますが、将来は新興国での成長期待値はあります。

株価300円周辺は間違いなく安いですが、あくまでも長期的に考えた場合です。短期的には業績がかなり厳しく株価はまだ下落する可能性も当然あります。また、業績、株価ともに復活するまでどれだけ時間がかかるか、不透明感が強いため株価が大きく下落しているとも言えます。

参考:中期経営計画説明会|三菱自動車

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